概要
てんとう虫コミックス第32巻、藤子・F・不二雄大全集第13巻に収録。
ターミナル付きの滑走路型のアイテムで、これを地面に広げておくと、空を飛んでいる物はなんでもここへ降りて来る。
ただし、本物の飛行機もその対象となるので、使用の際には注意が必要。
本編ではQ太郎、怪物太郎、ウメ星デンカ、佐倉魔美がゲスト出演するというサプライズがあり、Q太郎にはセリフもある。しかし、Q太郎、怪物太郎に関しては安孫子氏が制作に関わっている点からか大山版と水田版の両方において登場していない。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1989年3月10放送。
- 冒頭でジャイアンはスネ夫の飛行機のラジコンで遊んでいて、その場にやって来たのび太をこれで追いかけ回し、スネ夫と一緒に楽しんでいた。そしてこれにより、のび太はドラえもんに泣き付き折り紙を出してもらって原作と同じく紙飛行機を作って屋根の上から飛ばし遊んでいる。
- なんでも空港に落ちて来た洗濯物の落とし主は玉子ではなく、太ったおばさん。
- カナリアを無事捕獲できた際、しずかはお礼にドラえもんとのび太に自作のケーキをご馳走するつもりだったが、そこへ原作と同じく蝶たちが舞い降りて来たため、それを眺めていた。
- なんでも空港を見つけた際、ジャイアンとスネ夫は原作ではドラえもんに直接貸してくれないかと頼んでいたが、今回はのび太に尋ねてからのび太がドラえもんにOKかどうか聞いてから改めて、貸してもらっている。
- ジャイアンとスネ夫が設置したなんでも空港に最初に降りて来た藤子キャラはQ太郎の代わりにパーマン1号・2号・3号で、Q太郎と怪物太郎は降りてこなかった。
ラストでなんでも空港を持って逃げるジャイアンとスネ夫の姿をドラえもんとのび太もしずかの部屋でケーキとジュースをご馳走になりながら確認している。