概要
『アイドルマスターミリオンライブ!』の追加メンバー(765THEATER ALLSTARS)でメインポジションに位置する春日未来・最上静香によるカップリング。共にVocal属性(『シアターデイズ』は例外)、14歳と共通点も多い。
主な役割としては未来が振り回す役、静香は振り回され役というのが基本。少々抜けている未来を静香がサポートしたりといった場面も多々見受けられる。
また、時には落ち込んだり悩んだりする静香を未来が持ち前の明るさと前向きさで立ち直らせたりと、お互い正反対であるからこそ持ちつ持たれつ支え合う関係を構築しているようだ。
いわゆる信号機トリオ、そして先輩にあたる春香、千早の系譜である赤青コンビということもあり、コンテンツ初期から二人の絡みはゲームのみならず多方面で展開されていた。
「アイドルマスターミリオンラジオ!」では中の人が共にパーソナリティを務めている。中の人は大の仲良しで、静香の中の人の家に未来の中の人が泊まりに行ったこともあるとか。その結果、共にパーソナリティを務める星梨花の中の人に「イチャイチャしやがって」と嫉妬される羽目に。
公式での交流
楽曲
タイトル | 収録 | その他メンバー |
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Thank You! | LIVE THE@TER PERFORMANCE 01 | 765 MILLION STARS |
Dreaming! | LIVE THE@TER DREAMERS 01 |
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Brand New Theater! | MILLION THE@TER GENERATION 01 | 765 MILLION STARS |
『アイドルマスターミリオンラジオ!』テーマソング「U・N・M・E・I ライブ」 | 箱崎星梨花 | |
『アイドルマスターミリオンラジオ!』テーマソング2「ターンオンタイム!」 | 箱崎星梨花 | |
GOMYWAY!! | ゲッサン1巻特装版CD | |
君との明日を願うから | ゲッサン5巻特装版CD | 伊吹翼 |
※U・N・M・E・Iライブ、ターンオンタイム!、ゲッサン1,2巻CDにはボイスドラマも収録。
アイドルマスターミリオンライブ!(ゲッサン版)
「ゲッサン」に連載されている漫画では、2人は同じ学校に通っているという設定が付加されており、ダブル主人公としての役割を担っている。
物語当初未来はまだアイドルにはなっておらず、学校の屋上でダンス練習をしていた静香と偶然知り合い、紆余曲折あって静香のステージを見に行き、その光景に圧倒されアイドルを目指す決心をする。
そのため静香に対して憧れと尊敬の想いを強く抱いており、友達として親しく接する一方、静香の為に何度も差し入れを用意したり、ファンを公言しては悩める静香を励ましたり、また自分のことより静香の夢を後押しするなど献身的な場面が多く見られる。
静香にとってもそんな未来には時に叱ったり心配したり、時に羨みすれ違ったりと様々な思いを抱きつつも、親友、ライバル、そして臆病な自分の背中を押してくれる大切な存在として心を通わせていく。
全5巻とも2人が主人公ではあるものの、1,2巻が主に未来と静香の交流を中心とした構成になっており、また付属のドラマCDは番外編などではなくしっかりと本の内容に連動した作りとなっている。さらに作品への理解を深めたいのなら必聴と言えるだろう。
アイドルマスターミリオンライブ!バックステージ
まんが4コマぱれっとで連載されていた未来、静香、翼、星梨花を中心とした4コマ漫画。
こちらはゆるふわ日常系の性質上か静香が未来をお世話する場面が多く、未来のうっかりや忘れ物を当然の如く把握してカバー、焼肉の管理提供、心がつらい未来(勘違い)の相談に乗るなどバリエーションは様々。
全体的にやや幼く描かれるキャラ達の中でも未来は特に顕著であるが、ゆえにその素直さから国語の問題文の悲しい内容に納得がいかず、自分は絶対に静香を裏切らないと宣言し、静香を感動させたことも。
また二人のケンカが描かれているのもバクステならでは。しょうもない理由から始まり険悪、周囲の助言、反省、仲直りといった一通りの流れを押さえつつコミカルタッチに描かれていた。
ミリラジシアター
「アイドルマスターミリオンラジオ!」内で行われていたラジオドラマコーナー。
未来、静香、星梨花の他に時折ゲストを交えたショートストーリーを展開。こちらでは静香を振り回したりイジって楽しんだりして結局怒られる未来や不憫な目に会う静香などといったやりとりが主。
コメディや日常回を中心にシリアス回、ホラー回や劇中劇回、静香にペットボトルの蓋を開けてもらう回などバラエティに富んだ内容となっている。
時折見せる仲の良さはボイスも相まって印象深く、静香の身体を気遣う未来、未来の冷えた手を握って温めてあげる静香など枚挙に暇がない。
ゲームにおいて
立場上一緒になることが多い反面離れて活動することも多く、ゲームではそれが如実に表れていると言えるだろう。特に属性要素を強く推しだすミリシタで属性違いということもあり絡む機会はぐっと減っているのが現状。
とはいえグリー版アイドルマスター ミリオンライブ!ではチョコイベ等で互いの存在に言及する場面もそれなり用意されており、周年イベやゴールデンウィークボイスドラマで一緒だったことも。
ミリシタでは未来静香翼それぞれのメインコミュで共演しており、最近ではD/Zealのコミュで久々の共演。ジュリアとのデュオに悩む静香へ未来らしい真っすぐなエールを送り、エピローグにてデュオライブに感動した未来が今度静香とデュオを組みたいと希望を口にした。
二次創作におけるみらしず
普段の仲の良さからほのぼのとした日常話やボケツッコミが明確なコメディなどバリエーションは豊富。初々しい恋愛物や過保護が行き過ぎて病む静香なども。
また性格や境遇からシリアス展開を作りやすい静香が未来に救われたり、逆に未来の場合は静香が寄り添って励ましたり甘えさせてあげたりと、正反対だからこその安定感のある組み合わせと言える。
ちなみに未来においては静香への並々ならぬ好意と絶大な信頼感、献身的な姿勢と度々お世話されてる影響からか受けに回ることも多く、静香が唯一攻めに回れる相手という見方もある。
余談
元々泣き虫の未来ではあるが静香の為に泣いた回数は割と多く、ゲッサンはもちろんミリシタでもステージを無事終えた静香に心配と安堵で泣きながら抱き着いていた。
また2周年記念ドラマCDではロコと楽しく遊ぶ未来を静香が捨てられた子犬のような目で眺めていたりと、お互い相手を想う気持ちは人一倍強いようだ。
ゲッサン本誌に掲載されていた質問コーナーでは頻繁にメールや夜に電話のやり取りをしているという。