アメイジングコーカサス
あめいじんぐこーかさす
When the five horns cross,
the golden soldier THOUSER is born.
Presented by ZAIA.
アメイジングコーカサスプログライズキーと飛電ゼロワンドライバーで変身した、仮面ライダーゼロワンの形態。
本編には未登場だが、公式にて設定画と能力の詳細が公開されている。
ある意味で「ZAIAに買収された後のゼロワン」の可能性を示す形態と言えるが、プログライズキーは天津垓、ドライバーは或人にしか使えないため、二重の意味で幻の形態である。音声ではサウザーを名乗っている事から、「仮面ライダーサウザーゼロワン」と名乗った方がしっくりくる姿かもしれない。
とは言え、ゼロワンドライバーの使用者は或人以外にも現れ続けている為、専用のゼロワンドライバーさえ製作すれば天津でも変身は可能なのだろう。
なお、同じプログライズキーを使用する仮面ライダーサウザーには形態名は存在しない。
他のハイブリッドライズ形態同様、ライジングホッパーのアーマーが変形・移動している。
変形パターンは原型となったアメイジングヘラクレスと同じ。
アメイジングヘラクレスを進化・発展させたものであるため、胸部や脚部のアーマーの形状が非常に酷似している上、装着者に凄まじい怪力を授ける点でも共通している。アメイジングヘラクレスの胸部アーマーは角が下向きになっていたが、アメイジングコーカサスの場合は上向きになっているという差異がある(流石に脚部アーマーは色以外は形が同じである)。肩部分のアーマーは更にゴツくなり、威圧感を増している。
アメイジングヘラクレスが攻撃力に極振りしていたスペックだったためか、こちらにはアーマーの表層に硬化樹液コーティングが成され、防御力と艶が増している。アーマーカラーが金色だったサウザーから一転して、琥珀色になっているのもこれが理由なのだろう(目が紫などサウザーの意匠も一部は残っている)。勿論怪力も据え置きである。
この硬化樹液は攻撃にも転用でき、「ビートライズホーン」という巨大三本角を形成し、敵を圧壊させてしまう。
アメイジングヘラクレスの角は使用者の意思によって巨大化し、敵を持ち上げるほどの怪力を有するとされたが、角を直接長大化させるのではなく、樹液で角を巨大化させて圧壊してしまう点で戦闘スタイルも大幅に異なっている(むしろ圧壊するという戦法はエキサイティングスタッグに近い)。
なお、角が3本しかないのに音声は「five horns」のままなのはご愛敬。
強いて言えば、変形したライジングホッパーの角を含めているのだろうか(とはいえcrossしているわけでもないが…)。
ブレイクホーン!
アメイジングホーン!
サウザンドホーン!
通信衛星アークがアメイジングヘラクレスプログライズキーを進化・発展させたもので、コーカサスオオカブトのデータイメージ「ライダモデル」が保存されている。カラーはゴールド。
第16話でアークがアウェイキングアルシノゼツメライズキーと共に製造し、回収した天津が仮面ライダーサウザーへの変身に使用している。
プログライズキーとしては初の生体認証を採用しており、オーソライズせずともスイッチひとつでキーモードへ変形する。スイッチ一つでキーモードに変形するプログライズキーの走りでもある。
オーソライズの音声は若干低い。DX版とGP/SG版ではプログライズキーの仕様が異なる。
DX版は作中同様に自動で展開ができるものの、オーソライズをさせる事も出来る。
自動展開の関係上、滅亡迅雷フォースライザーで使用する場合はセット後に一度ボタンを押してロックを解除する必要がある。後の出る自動開閉型のキーはロックに遊びを持たせたのか、ロックの解除が必要無くなっている。
フォースライザーでの変身音は殆どがカットされ「Presented by ZAIA.」も流れないため、「別勢力のライダーの強化に使われるのでは?」という予想もあった。
また、他のプログライズキーと異なり、右側に深めの溝が作られているが、これはサウザンドライバー側でアメイジングコーカサスプログライズキーを個別で認識するためにある。
なお、オーソライズ音声はシャイニングホッパーなどと同様に「オーバーライズ!!」、必殺技音はサウザンドライバー使用時と同様に「サウザンド〇〇」となる。
GP版及びSG版は通常のプログライズキーの仕様になっている。
アウェイキングアルシノ:仮面ライダーサウザーが使用する対のゼツメライズキー。
エデンゼツメライズキー:仮面ライダーエデンが使用する形状が似たゼツメライズキー。
トリケラトプスゼツメライズキー:仮面ライダーザイアが使用する形状が似たゼツメライズキー。
仮面ライダーゼインプログライズキー:仮面ライダーゼインが使用する形状が似たプログライズキー。
アメイジングセイレーン:次作の「アメイジング」。