概要
「アルターズ(Alters)」と呼称される様に、時間帯及び天候に応じて外見や性質、強さが変化する「デイナイトシフト(Daynight Shift)」と呼ばれる現象を起こす。
また共通して単眼の頭部と、身体の何処かに必ず目玉の模様をした弱点部位(コア)が存在する。
基本的には夜の時間に能力が強化されるため、強敵だと感じた場合は夜の時間を避けて、昼の時間に改めて挑む等、プレイヤー側も自身の腕前に応じて戦略を変える必要がある…かもしれない。
また撃破時には「アルズ・ソール」系の特殊能力カプセルをドロップする事がある。
更に夜の時間には「アルズ・セクレテ」系の特殊能力カプセルもドロップする事がある。
尚、同じく惑星ハルファに出現する「ドールズ」「フォーマーズ」「テイムズ」の3種は、何故かアルターズとは敵対しておらず、寧ろ共闘してアークスに襲い掛かって来る。
また『ファンタシースターオンライン(PSO)』には各惑星の原生生物が後天的な要因によって変異した「アルタードビースト(A.Beast)」と呼ばれるエネミーが登場していたが、本作のアルターズも同じ様な設定を持つかどうかについては不明である。
単純に昼と夜とで形態が一部変化する事を意味しているだけの可能性もあるが、「不気味な目玉の意匠が特徴」「夜(闇)が深まると攻撃がより強くなる」といった要素から、1000年前にアークスを襲った強大な闇との関連性も一部挙げられており、その実態は謎が多い。
他にもシルエットや特徴がドールズと似ていたりもする。
正体
1000年前のアークスが戦った敵性存在を模したエネミーがフォーマーズ。大半が既存の種の遺伝子に手を加えている。
それを元にエネミーを生成し、実験によって変容してしまったのがアルターズである。元の姿とはかけ離れているが、引き換えに強力な能力を獲得している。
小型
所謂「ザコ敵」に相当するエネミー群。しかし何れのエネミー達も移動速度が速い、体力と防御力が地味に高い、厄介な攻撃が多い等、ただのザコとは思えない性質を持ち、一筋縄ではいかない。
リザド
二足歩行で広範囲を忙しなく動き回るトカゲ型アルターズ。弱点部位(コア)は頭部。
両腕が小さな翼の様な形状になっており、そこから名前に応じた属性の光弾を放ってくる他、両腕の皮膜を広げて状態異常「スタン」の効果が付与された閃光を放ったり、前方に飛び掛かってくる事もある。
弱点は下記参照。夜の時間になると、頭部に2本の赤角が形成される。
現状、エアリオ・リテム両リージョンに渡って出現する唯一のアルターズ。
リザド系のエネミーは共通してフィールドを長時間走り回り、遠距離から状態異常を付与する攻撃を只々放ち続ける非常に面倒臭いお邪魔キャラクターとなっている。
特に近接攻撃しかできないクラス構成の場合は、リザド系を1体倒すために延々と追いかけっこをさせられる事も珍しくない。
かと言って下手に無視してしまうと、他のエネミーとの戦闘中に画面外から妨害を受ける可能性が高いため、もし見かけたら真っ先に排除しておく事を推奨する。
ちなみに防具を★4「ジオントアーマ」(攻撃補正は高いが、HPと状態異常耐性にマイナス補正)×3の構成で固めていると、高確率でコイツらの状態異常にハメられる事になる。
尚、レアエネミーである「白銀のリザド・アイス」と「金色のリザド・サンダ」の2体は、元から銀色(金色)に近い体色をしている所為で、通常種との見分けがつき辛い事になっている。
リザド・フレイ
光弾は状態異常「バーン」の効果を付与してくる。
弾道は山なりであり、地形によっては当たらない場合もある。
また天候が「晴れ」の場合も、能力が強化される。
そして内包している属性の関係上、リザド系の中では唯一、弱点が異なっている。
リザド・アイス
光弾は状態異常「フリーズ」の効果を付与してくる。
弾道は真っ直ぐであり、またリザド系の中では唯一、天候では能力が強化されない。
リザド・サンダ
光弾は状態異常「ショック」の効果を付与してくる。
弾道はリザド・アイスと同様に真っ直ぐだが、コチラの方が弾速がやや遅い。
また天候が「雷雨」の場合も、能力が強化される。
尚、天候がランダムに変化する現在の仕様に変更される以前は、天候で能力が強化された際に名前の横に表示されるアイコンの意味をよく知らなかった一部のプレイヤー達から、リザド・サンダを倒し続ければ雷雨が発生すると勘違いされていた。
ヘルーク
大きな角を持つ山羊型アルターズ。弱点部位(コア)は胸部。
四足歩行の脚力を活かした突進や飛び掛かり、長い尻尾を利用した後方への振り払い等、パワフルな物理攻撃を仕掛けてくる。その代わり、遠距離攻撃は持たない。
弱点は炎属性。夜の時間になると、頭部に二股に分かれた2本の赤角が形成される。
上記のリザド系程ではないものの、華麗なステップ移動と勢い付いた突進攻撃の所為でプレイヤーとの距離が大きく離される場合が多いため、なるべく接近戦を心掛けたい。
胸部の弱点部位(コア)を狙って張り付き、突進攻撃を誘発させない様に立ち回ると戦い易い。
尚、レアエネミーである「銀色(金色)のヘルーク」は青色だった頭部と四肢の甲殻部分が全て銀色(金色)に置き換えられるため、見た目が妙にかっこいい事になっている。
サヴァルーク
リテムリージョンの環境に適応したヘルークの変異種。
体躯が小柄になり、頭部の角が前方に突き出す様な形状に変化している。
弱点は雷属性。夜の時間になると、頭部の2本角が更に延長される。
行動に変化はないが、小型化した弊害で胸部の弱点部位(コア)が狙い難くなっている。
しかし同時に体力も低下しているため、相対的には通常種よりも倒し易くなっている。
エヴィルアンジェ
アフロの様な丸い頭部を持つ怪鳥型アルターズ。弱点部位(コア)は胸部。
常に空中をゆっくりと飛行しながら、頭部の単眼から光弾を発射したり、自身の羽を飛ばして攻撃してくる。
弱点は炎属性。夜の時間になると、頭部に鶏冠の様な4本の赤角が形成される。
光弾には弾速が速めの小さいタイプと、弾速はゆっくりだが若干の誘導性とのけぞり効果を持った大きいタイプの2種類があり、更に大きなタイプの光弾と羽飛ばし攻撃には状態異常「パニック」の効果が付与されているため、特に注意しておきたい。
動き自体は非常にゆったりとしているため、接敵してしまえば遠距離攻撃も怖くはない。弱点部位(コア)に張り付いて、早々に仕留めてしまいたい。
しかし常に飛行しているため索敵範囲が広く追跡をなかなか振り切れない、のけぞりや状態異常と厄介な効果を持った遠距離攻撃しか行わない、たまに2段ジャンプでも届かない位置に陣取られて攻撃が思う様に当たらない、そもそも体力が地味に高い…etc
アルターズの中でもかなり面倒臭い要素が多く、特にギャザリング中やリューカーデバイス使用中といったプレイヤーが無防備な状態の時に限って、何時の間にか遠くから飛来したコイツに画面外から妨害を受ける事がざらにあるため、プレイヤーからの印象はすこぶる悪い。
特にリューカーデバイスは付近に敵対したエネミーがいるとテレポート機能が使用できないため、余計に腹が立つ事請け合いである。邪魔される前に、さっさと対処してしまおう。
尚、レアエネミーである「銀色(金色)のエヴィルアンジェ」は頭の先まで銀色(金色)アフロヘアーになっているため、何とも豪華な見た目になっている。…ミラーボールかな?
サヴァルアンジェ
リテムリージョンの環境に適応したエヴィルアンジェの変異種。
体躯が小柄になり、丸い頭部が髪を下した様な形状に変化している。
弱点は雷属性。夜の時間になると、やはり頭部に赤角が形成される。
行動に変化はないが、小型化した弊害で胸部の弱点部位(コア)が狙い難くなっている。
しかし通常種よりも飛行高度が下がっているため、相対的には倒し易くなっている。
バインホッグ
背中にトゲが生えたハリネズミ型アルターズ。弱点部位(コア)は胸部。
近距離では両手に赤爪を展開しての2連続切り裂き、中距離ではプレイヤーに対して背中を向けて広範囲にトゲ飛ばし、遠距離では身体を丸めた状態で高速回転からの突進攻撃と、アルターズの中でも多彩なエネミーと言える。
ちなみに突進攻撃はバインホッグが自身の爪を地面に引っ掛けて、突進の速度を殺し止まるという細かい動作が入る。
弱点は炎属性。夜の時間になると、両肩の部位に赤いトゲが沢山付いたアーマーが形成される。
切り裂きとトゲ飛ばしは攻撃に移るまでの予備動作が長いため、基本的には接近戦を挑めば、対処する事自体は難しくない。
突進攻撃は直線上に突っ込むタイプと、曲線を描きながら大きく旋回するタイプの2種類があり、予備動作だけではどちらのタイプがくるのか少し分かり辛いため、ここは回避に専念しよう。
丸々とした身体に短い手足と何とも鈍重そうな見た目をしているが、実際は勿論そんな事はなく、他のアルターズと同様に、速い・堅い・面倒臭いと3拍子揃った難敵である。
一応、両爪は部位破壊可能なのだが、常に胸部の弱点部位(コア)が露出しているため、態々破壊を狙う必要はないだろう。弱点を攻撃すれば簡単に怯むため、正面から集中攻撃しよう。
尚、モチーフ元がハリネズミである事、高速回転してからの突進攻撃(スピンアタック)を持つ事、特徴的な効果音を持つ事等から、同じくセガのアクションゲーム『ソニックシリーズ』の主人公「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のパロディだと思われる。
その場合、レアエネミーである「銀色(金色)のバインホッグ」は差し詰め、スーパーバインホッグと言った所だろうか(強さは全く変わらないけど)。
その内、「音速のバインホッグ」なんて青いハリネズミもどきが実装される…かもしれない。
サヴァインホッグ
リテムリージョンの環境に適応したバインホッグの変異種。
体色が茶色になっている他、新たにその場で縦方向に高速回転する攻撃が追加された。
弱点は雷属性。夜の時間になると、やはり赤トゲのアーマーが形成される。
リテムリージョンの環境に適応した他の変異種達とは異なり、小型化していないため、新技にさえ注意して戦えば、通常種と同じ感覚で戦う事ができる。
チルディンホッグ/フリージンホッグ
クヴァリスリージョンの環境に適応したバインホッグの変異種たち。
腕の先が氷漬けになっており、氷の玉を投げつける攻撃が追加されている。
両者は出現場所が違うが、それ以外の違いは不明。
弱点は闇属性。
チルディンヘッジ/フリージンヘッジ
クヴァリスリージョンの環境に適応したバインホッグの変異種、かつ小型版。
小型化の例に漏れずHPがかなり低下している。
両者の出現場所以外の違いは不明。
弱点は闇属性。
ケロゲロ
2足歩行をした小柄の蛙型アルターズ。弱点部位(コア)は背部。
近距離では力を溜めてからの体当たり(ショルダータックル)、遠距離では口から粘液を吐き出して攻撃する。
弱点は雷属性。夜の時間になると、頭部に1対の赤角が形成される。
小型アルターズの中でも、攻撃方法はかなり単調な部類に入り、体力も非常に低いため、弱点部位(コア)を態々狙う必要は薄い。どんなクラスでも簡単に倒す事ができるだろう。
尚、勘違いされ易いのだが、コイツの名前は「ケロゲロ(KeroGero)」である。
「ケロケロ(KeroKero)」や「ゲロゲロ(GeroGero)」ではない。
ヒエルゲロ/チベタゲロ
クヴァリスリージョンの環境に適応したケロゲロの変異種たち。
度々安直なネーミングのエネミーが登場するが、その中でも特にわかりやすい連中である。
強さは原種とほぼ変わらず。両者の出現場所以外の違いは不明。
弱点は闇属性。
マミィドッグ
鼻先に鋭利な大角を持つ犬型アルターズ。弱点部位(コア)は胸部。
砂(地面)の中に潜る能力を持ち、まるで地表を泳ぐかの様に高速移動する。
近距離では突進、遠距離では砂中から飛び上がって衝撃波を飛ばす攻撃を行う。
弱点は雷属性。夜の時間になると、頭部の角が更に延長される。
潜行中はコチラの攻撃が殆ど当たらないため、潜る前に倒してしまうか、地面から飛び上がった所を狙う必要がある。体力はそこまで高くはないため、優先的に倒してしまおう。
尚、ゲームの描写に態々ツッコミを入れるのも野暮だとは思うのだが、マミィドッグはそこが立体構造物の上だろうが、人工的な足場の上だろうが、全て「砂中」と判断して潜行してしまうため、この厄介な行動を場所を移して封印する等といった芸当はできない。
潜行されたら「ダイブアタック」を当てて強制的に潜行を中断させよう。
チルディドッグ/フリージドッグ
クヴァリスリージョンの環境に適応したマミィドッグの変異種たち。
行動はほぼマミィドッグと変わらず、雪の中だろうが氷の中だろうが潜行して攻撃してくる。
両者の出現場所以外の違いは不明。
弱点は闇属性。
ロックハウンド/シュタインハウンド
スティアリージョン版のマミィドッグ。
クロウパー
大きな鉤爪を持つ蛇型アルターズ。弱点部位(コア)は胸部。
普段はゆっくりと歩行しているが、プレイヤーを発見すると蛇の様に這って素早く移動する。
近距離では鉤爪による斬撃、遠距離では飛び上がって衝撃波を飛ばす攻撃を行う。
弱点は雷属性。夜の時間になると、両手の鉤爪が更に延長される。
尚、上記のケロゲロと同様、コチラも勘違いされ易いのだが、コイツの名前は「クロウパー(KurouPa-)」であり、「クロウバー(KurouBa-)」ではない。
チルディロウパー/フリージロウパー
クヴァリスリージョンの環境に適応したクロウパーの変異種たち。
行動はほぼクロウパーと変わらない。
両者の出現場所以外の違いは不明。
弱点は闇属性。
ラフィンベアル
ずんぐりとした体形を誇る熊型アルターズ。弱点部位(コア)は下腹部。
近距離では大爪による斬撃、遠距離では頭部から散弾を発射したり、大きく飛び掛かってくる事もある。飛び掛かりは周囲に衝撃波を放つため、攻撃範囲に優れていて危険。
弱点は雷属性。夜の時間になると、頭部と胴体に鋭利な赤角が形成される。
大柄な体格に相応しい体力を持ち、大爪による攻撃力も高い。しかし攻撃自体は大振りで予備動作も分かり易いため、発動が早い飛び掛かり以外の攻撃はそこまで脅威ではない。
尚、ラフィンベアルの顔部分は普通に考えれば、毛皮で覆われている様に見えるのだが、少し見方を変えると鋭利な牙が生えた口の様にも見える。…実は着ぐるみなんじゃないだろうか?
グリンベアル
スティアリージョン版のラフィンベアル。
ガラスネッグ
地中から出現する巨大な蛇型アルターズ。弱点部位(コア)は腹部。
近距離では首を大きく振って周囲を薙ぎ払い、遠距離では口から岩弾や砂塵ビームを発射して攻撃する。砂塵ビームは縦方向に発射されるため、密着していても被弾する可能性が高い。
また時折、地中に潜行してプレイヤーの真下から突き上げる攻撃を行う事もある。
弱点は雷属性。夜の時間になると、頭部に前方に突き出す形で2本の赤角が形成される。
同時期に実装された小型アルターズの中では、上記のラフィンベアル以上の体力を誇る他、下手に遠距離戦を行うと潜行により攻撃チャンスが余計に失われてしまう。
早く撃破したいのなら、多少強引にでも腹部の弱点部位(コア)に密着して攻撃する必要がある。
薙ぎ払いや砂塵ビームに注意しつつ、回避やカウンターを上手く活用して戦おう。
尚、マミィドッグの項目でも言及したが、このガラスネッグも場所に関係なく「砂中」と判断して問題無く潜行してしまう。
その際、潜行する場所と角度によっては、尻尾の部分まで見える事がある。
チルディスネッグ/フリージスネッグ
クヴァリスリージョンの環境に適応したガラスネッグの変異種たち。
行動はほぼガラスネッグと変わらない。
両者の出現場所以外の違いは不明。
弱点は闇属性。
チルディロン/フリージロン
クヴァリスリージョンの環境に適応したワウロンの変異種…なのだが、小型化し雑魚エネミーに格下げになっている。
原種同様の回転突進攻撃をしてくるが、衝撃波を伴っておらず威力・範囲共にそれほど脅威ではない。HPも低く、簡単に蹴散らしてしまえる。
両者の出現場所以外の違いは不明。
弱点は闇属性。
チルディキュリオ/フリージキュリオ
クヴァリスリージョンの環境に適応したチアキュリオの変異種…なのだが、小型化し雑魚エネミーに格下げになっている。
氷の玉を形成し、射出してくる。浮遊しているエネミーということもあって、その性質はドールズのフワン系と似ている。それほど強くないところも同じ。
浮遊しているうえにかなり小さいため、撃ち漏らしが出る可能性はある。
両者の出現場所以外の違いは不明。
弱点は闇属性。
コワードリ
スティアリージョンに出現する鳥型のアルターズ。見た目とは裏腹に飛ばない。
フレイレイ/サンダレイ
スティアリージョンに出現するエイ型のアルターズ。
ボワークロウル/ビガークロウル
スティアリージョンに出現する四足歩行のアルターズ。ずんぐりむっくりした身体が特徴。
スラグヘッド/マッグヘッド
スティアリージョンに出現する四足歩行のアルターズ。長い首の先端に異常発達した頭部が付いている。
クリスナクル
スティアリージョンに出現する結晶が生えた岩石のアルターズ。
バサルピオン
スティアリージョンに出現する蠍型のドールズ。固まった溶岩のような見た目をしている。
中型
アルターズの中でも強大な戦闘能力を誇る、所謂「ボス敵」に相当するエネミー群。
一定の体力が低下すると、攻撃の威力や速度の上昇、攻撃パターンの追加等、行動が激化する。
属性ダウンで動きを止める事ができるため、積極的に狙っていきたい。
ワウロン
小柄な体躯で素早い体術を繰り出す獣人型ボス級アルターズ。弱点部位(コア)は胸部。
刃の様な両腕による2連続切り裂き、横回転しながらの突進や周囲の薙ぎ払い、宙返りしてからの飛び蹴り、後ろに振り上げた脚によるサマーソルトキック、縦・横方向に大きく薙ぎ払う様に放つブレス攻撃と、強力な攻撃を数多く併せ持つ。
体力が低下すると、回転攻撃にカマイタチが追加され攻撃範囲が広がり、更にサマーソルトキックが円盤状の衝撃波を放つ様になる。
弱点は炎属性。夜の時間になると、両腕に赤い刃が形成される。
また天候が「晴れ」の場合も、能力が強化される。
しかしどの攻撃も予備動作自体は長くモーションが読み易い、物理攻撃が主体であるため対空手段に乏しい、そもそもブレス攻撃以外は射程が短い等、ソロ討伐も容易な部類に入る。
慣れてしまえばカウンターも取り放題であり、戦っていて楽しいエネミーかもしれない。
尚、ドレッドエネミー「老練のワウロン」は中央エアリオ「トレイニア・セツナノイッセン」付近に出現する。またCβT(クローズドベータテスト)中にはギガンティクス「絶望のワウロン」が先行して登場していた(現在の所、未実装)。
サヴァウロン
リテムリージョンの環境に適応したワウロンの変異種。
ワウロンとの違いは、横回転しながらの突進攻撃が、前方に竜巻を放つ攻撃に変化している。
また竜巻を伴う攻撃は全て、状態異常「ミラージュ」の効果を付与してくる。
弱点は雷属性。夜の時間になると、両腕に赤い刃が形成される。
また天候が「晴れ」の場合も、能力が強化される。
尚、ドレッドエネミー「老練のサヴァウロン」は南リテム「リテム・エルノザ」付近に出現する。
ダスクロン
スティアリージョンの環境に適応したワウロンの変異種。
ワウロンとサヴァウロンの動作を組み合わせたような動きをする。
チアキュリオ
風船の様な身体に長い触手を持つクリオネ型ボス級アルターズ。弱点部位(コア)は尾の先端。
常に空中を浮遊しており、動きは緩慢。しかし体力は他のボス級アルターズの中でも比較的多めであり、胴体による薙ぎ払いやサマーソルトによる物理攻撃、両手から炎属性や氷属性の泡弾を発射したり、地面に突き刺さった後に地面から火柱を噴射する遠距離攻撃、頭部に格納した触手による拘束攻撃、周囲のエネミーにバフを付与する泡弾を発射する等、なかなかの芸達者である。
弱点は炎属性。夜の時間になると、頭部に2本の赤い触手が形成される。
また天候が「雨」の場合も、能力が強化される。
属性攻撃の泡弾は地面に一定時間ダメージフィールドを展開し、バフ付与の泡弾は弾に触れた他のエネミーを強化してくる。
また体力が低下すると、胴体による薙ぎ払いと火柱の噴射が2連続となる。
背中と尻尾は破壊可能。背中はバフ行動が封印され、尻尾は弱点部位(コア)が露出する。
多彩な攻撃を持つエネミーだが、その能力は乱戦中に効果を発揮するものが多く、慣れてしまえば行動も読み易いため、ボス級アルターズの中でも弱い部類に入る。
さっさと尻尾を破壊して弱点部位(コア)を集中攻撃すれば、ソロ討伐も難しくないはずだ。
尚、ドレッドエネミー「老練のチアキュリオ」は北エアリオ「アルト・ラニ高原」に出現する。
サヴァキュリオ
リテムリージョンの環境に適応したチアキュリオの変異種。
チアキュリオとの違いは、泡弾が風属性の結晶弾を放つ攻撃に変化している。
また結晶弾は状態異常「ミラージュ」の効果を付与してくる。
弱点は雷属性。夜の時間になると、頭部に2本の赤い触手が形成される。
尚、ドレッドエネミー「老練のサヴァキュリオ」は中央リテム「ステッキン低地」に出現する。
ビグフロッガ
蠍の様に反り返った長い尻尾を持つ蛙型ボス級アルターズ。弱点部位(コア)は身体の前部。
…ただしシーズンエネミーの頭部に付く星型のシンボルマークが尻尾側に配置されている事から、本来の頭は尻尾の先端部分である事が分かる。
弱点は炎属性。夜の時間になると、四肢の関節部分に4本、頭部の周りに5本の赤角が形成される。
また天候が「雨」の場合も、能力が強化される。
素早く跳び回りながら、四股踏みで周囲を攻撃したり、勢い良く飛び掛かってきたり、頭部を地面に叩きつけてきたりと、巨大な体躯を活かしたパワフルな攻撃を得意としている。
また頭部からは状態異常「ポイズン」の効果を付与してくる闇属性の弾丸を発射してくる。
体力が低下すると、更に闇弾を上空に噴射して、周囲に降り注ぐ攻撃が追加される。闇弾が降ってくる場所は垂直のラインで表示されるため、予兆を見逃さない様にしたい。
攻撃頻度は余り高くはないものの、飛び跳ねて動く関係上、無駄に移動距離が長いため、四股踏みが当たらない距離を保ちながら戦うと良いだろう。
しかし打撃武器の場合は、弱点を攻撃しようとして脚部位に攻撃が吸われてしまう事が多い。射撃武器やテクニック等の座標攻撃が使用できるクラス構成でなるべく挑みたい所。
尚、ドレッドエネミー「老練のビグフロッガ」は北エアリオ「ハルファナ湿原」に出現する。
エルディサイズ
鋭い大鎌の様な両腕を持つ蟷螂型ボス級アルターズ。弱点部位(コア)は頭部。
その見た目通り、高攻撃力と広範囲に優れた大鎌による物理攻撃を得意としており、戦闘開始直後に雄叫びを上げて自身と周囲のエネミーの攻撃力と防御力を強化してくる。
両腕の大鎌による切り払い、突進突き、回転切り、飛込み切りの他、周囲に放電を行ったり、頭部から誘導性を持つ雷球を発射したりと、雷属性の搦手も使用してくる。
弱点は炎属性。夜の時間になると、頭部に顎の様な2本の赤角と、赤い輪っかが形成される。
また天候が「晴れ」の場合も、能力が強化される。
両腕の鎌部分は破壊可能。しかし部位破壊による恩恵が鎌攻撃の威力低下しかないため、最初から常に露出している頭部の弱点部位(コア)を狙った方がスムーズに討伐できるだろう。
ただし体力が低下すると、雷球攻撃が3方向に発射される様になるため、状態異常「ショック」の効果を付与され易くなる。
幸い、対空手段が殆ど無いため、カウンターが可能なクラスの場合は頭部狙いで接近戦を、遠距離攻撃が可能なクラスの場合は空中から頭部をロックオンして集中攻撃してしまおう。
尚、ドレッドエネミー「老練のエルディサイズ」は中央エアリオ「レゾルの森」付近に出現する。
また2021年11月11日からは、イベント期間限定でギガンティクス「絶望のエルディサイズ」が中央エアリオに出現する様になった。
サヴディサイズ
リテムリージョンの環境に適応したエルディサイズの変異種。
エルディサイズとの違いは、体力が低下した際の雷球攻撃が、ビームを長時間発射する攻撃に変化している。
弱点は雷属性。夜の時間になると、頭部に顎の様な2本の赤角と、赤い輪っかが形成される。
尚、ドレッドエネミー「老練のサヴディサイズ」は北リテム「キーンラッド岬」に出現する。
ダスクディサイズ
スティアリージョン版のエルディサイズ。
バブルクラッブ
巨大な1対の鋏を持つ甲殻類型ボス級アルターズ。弱点部位(コア)は頭部。
両鋏の内側に泡を発生させており、そこから着弾地点にスリップダメージの効果を持つ泡弾を発射したり、ビーム状にして前方を薙ぎ払ってくる。
勿論、巨大な鋏で直接切り裂いてきたり、大ジャンプしてからの叩き付けや、前方のプレイヤーを素早く切り上げてきたりと、物理攻撃にも優れている(たまに短い右脚で振り払う事もある)。
弱点は雷属性。夜の時間になると、両鋏に赤い刃が形成される。
また天候が「晴れ」の場合も、能力が強化される。
同時期に実装されたドールズ系のボス級エネミー達とは異なり、バックステップ等で大きく距離を取ったり、派手な攻撃で激しく動き回ったりしないため、攻撃の予兆さえ掴めれば総じて戦い易いエネミーと言える(切り上げの予兆はサイドステップを目安にしよう)。
また泡は雷属性のテクニックで鋏を攻撃し続ければ消し去る事ができる。
泡弾やビームの発射を抑制できるものの、薙ぎ払いビームは頭部に張り付けば当たらず、そのまま隙だらけの弱点を殴り放題になるため、状況に応じて判断しよう。
逆に後方から戦うと、攻撃力と攻撃範囲に優れた尻尾叩きつけ攻撃が来るため、なるべく正面から戦う様にしたい。
尚、ドレッドエネミー「老練のバブルクラッブ」は北リテム「キーンラッド岬」付近と、南リテム「マクアド西」付近に出現する。
ダスククラッブ
スティアリージョン版のバブルクラッブ。
マーカライド/マーカライダ
巨大な鳥型のアルターズで、クヴァリスリージョンに登場する。共に弱点部位は胸部で、左右の翼が破壊可能。
各種キック攻撃に加え風弾や突風による攻撃も使い、大技の発光攻撃も備えている。特に連続キックと発光攻撃は危険な技。
連続キックは少し間合いを詰めながらキックを連打する攻撃だが、一瞬で2~3ヒットする上に威力が高めで怯み効果もないため、体力を一気に削られがち。
発光攻撃はガード不能、かつスタン効果を備えている上に多段ヒットするため、直撃すると長時間拘束される。直後に連続キックを使われると即死する場合すらある。ただし単純に強い光による攻撃なのか、こちらが後ろを向くと当たらないという弱点がある。そのためいったん後ろを向いてからステップカウンターを食らわしてやるのが良い。
翼を壊すと風や発光による攻撃が弱体化し、両翼とも壊すと発光攻撃が不発し、戸惑う仕草を見せて隙を晒すようになる。
こちらとの位置関係により攻撃を切り替えてくるが、それ故に単調な攻撃パターンになりがち。特に真正面近くを維持するとその場でキックを連発するだけの状態になったり、ひたすら風弾を撃つだけになる時がある。少しして連続キックやバックステップ+突風などによって仕切り直してくる事が多いが、位置関係によってはそれすらしないことも。
マーカライダはマーカライドと比べてトサカが派手な亜種。
性能面ではマーカライドとほぼ同じだが、バックステップの突風がつむじ風状になっており、密着すると当たらなくなっている。
弱点は闇属性。
ボルトレムナス/ダークレムナス
スティアリージョンに出現するボス型アルターズ。オロロティタンのようなシルエットをしているが、瞳の上に口があるというおぞましい造形をしている。
攻撃動作は遅いが、予兆がない、もしくは短いため少々やりにくい相手。
攻撃の属性が変わっており、ボルトは雷、ダークは闇の属性を使用する。