概要
(後から登場したガマラーは「17」、ハチドクラーは「18」となっている。撮影順と放送順が逆になったのかどうかは不明)
かつて海を支配し、今は地上人に紛れているという水棲人・海彦一族の末裔を覚醒させて、ベーダー一族の手足として破壊工作に利用しようとする。
持っている笛で潮騒の音を奏でて海彦一族を覚醒させて操り、相手を金縛りにしたり火炎放射を放つこともできる。
また体は水圧に耐えられる程に硬く、口から高圧の毒潮を吐き出すことも可能。
デンジピンク/桃井あきらの幼馴染洋太郎を含めた4人の海彦一族を覚醒させるが環境破壊を失念し、3人はコンビナート爆破に向かわせようとして水質汚染で死亡してしまい、残った洋太郎は海彦一族として覚醒後も横泳ぎしかできない出来損ないと見下し、デンジマンをおびき出す囮に利用したが、逆にデンジマンに踊らされ洋太郎を奪還されてしまう。
デンジマンの新必殺技「デンジ稲妻落とし」を受けて巨大化するもダイデンジンの電子満月斬りの前に散った。
カイガラーが倒されても洋太郎は元に戻ることはなく、以前から夢見ていた「南の海でひっそり暮らす」ことを果たそうと決意した洋太郎は浜辺に❝さよなら❞とメッセージを残し、あきらに別れを告げて海の彼方に去った。
海彦一族
かつて海を支配していたと言われる水棲人。両手足には水かき、頬にも鱗が生え、背中からは背びれが生えているといった姿をしていた。
その末裔達は、人間と変わらぬ姿で社会に溶け込んでいる。中には、自分達が海彦一族であったことに気づかぬ者もいる様子。その苗字には「海」の字が入っている者が多い。
カイガラーの笛の音により、海彦一族の姿に戻された。そしてカイガラーに操られてコンビナートを襲おうとしたが、現代の汚染された大気と海水には耐えられず、使い物にならないと蔑まれた洋太郎以外は全員死んでしまった。
関連タグ
深きもの:「半魚人の一族」「末裔が人間社会に入り込んでいる」といった点が似ている。
プロフェッサー・ギル/ギルハカイダー:カイガラーが持っている笛で海彦一族の末裔を操る描写は、このキャラクターがギルの笛でダークロボットを操ったり、ジロー/キカイダーを痛めつけているシーンを連想させる。
ラギ(ボウケンジャー)、カナロ(リュウソウジャー)、オト(リュウソウジャー)、ミヤ(リュウソウジャー):水棲人の種族つながり。