田中琴葉「みんなとなら、きっとできる!」
概要
アニメ『アイドルマスターミリオンライブ!』第7話のサブタイトル。
正式名称は「ドキッ! 真夏の海のデビューバトル!」と空白が入る。
先行公開では2023年9月8日公開の第2幕に含まれ、TVでは最速で2023年11月19日に放送された。
あらすじ
Team1stに続くデビューが決まった「Team2nd」(高坂海美(リーダー)・真壁瑞希・福田のり子・篠宮可憐・百瀬莉緒)と「Team3rd」(田中琴葉(リーダー)・七尾百合子・所恵美・豊川風花・大神環)が水着姿で現れたのは、真夏の南の島。双海亜美・双海真美がMCを務める「生っすか!?サンデー 特別出張版」内の企画「超風雲! 真夏の海のデビューバトル!」に出演する2チームはこれから8種目からなる対決を行い、海中に落ちたものは脱落。そして優勝者1人の属するチームのみがこの後のデビュー曲お披露目ライブ、及び写真集発売の権利を獲得できるというのである。
画面の前で春日未来・最上静香・伊吹翼・松田亜利沙・プロデューサーが見守る中、スタートした両チーム。
第1,2関門のバランス走、スイカ割りを越えた両チームだが、第3関門のアピールタイム手前から登場したのはお邪魔キャラのチュパカブラ。足を滑らせた莉緒とそれを助けようとした風花、更に第4関門のターザンスライダーではロープが切れるという事故で可憐が脱落。すると琴葉たちは、前に進むために2チームが協力してゴールを目指すことを決意し、そこにあった木材等で筏を拵え海を渡ることに成功。
第5~7関門も超え、第8関門の崖登りに残ったのは7人。そしてここでもチュパカブラが妨害行為を重ね、驚いて落下した環とそれを助けたのり子、更にボールの直撃を受けた瑞希と百合子も脱落。
そして海美も足場が崩れて落下するが、それをキャッチした琴葉と恵美は最後の希望を海美に託すことを決め、自分達の脱落と引き換えに海美を生かす。2人の気持ちを受け止め本気になった海美は崖を登り切ると最終関門のアルティメットタワーに挑み、最後まで妨害を重ねたチュパカブラも蹴散らして2.20秒残しでゴールを果たした。
仲間の元に戻った海美は、優勝報酬についてある提案をする――。
楽曲
オープニング
挿入歌
BGM
- 「TOWN」(次回予告)
エンディング
余談・小ネタなど
(随時追加)
- 王道的なストーリーが展開される本作において大いに異彩を放つ、水着回にして屈指のネタ回。
- 開始8秒で「海だー!!」と叫ぶ海美(うみ)が登場。因みにGREE版ゲームには、「HR 海だー!! 春日未来」という名のカードがあった。
- 10人の水着には全て元ネタとなったカードがGREE版または『シアターデイズ』にある。
- タイトルに入っている「風雲」の2字、そして特に序盤のアトラクション群より、「風雲!たけし城」をモデルとしているのは明白であろう。
- 島のモデルには諸説あるが、式根島が近いのではないかという意見が多い。
- 司会を務める青羽美咲・音無小鳥の構図は、パチンコ『PREMIUM 39LIVE TOUR!!!』に登場した演出がモデルなのではないかと言われている。
- 第2関門のスイカ割りで一時的にTeam3rdは後れを取るが、2ndがのり子を起用しているのに対し3rdは何故運動神経の良くない百合子を起用したのかとの意見がある。
- チュパカブラとは、2018年のエイプリルフールイベント「FISHER DAYS」に初登場したUMAであるが、以降なぜかことあるごとにマスコットとしての登場が多くとうとう楽曲までできてしまったキャラである。
- 本作では主人公周りは勿論のこと、周防桃子のような癖のあるキャラクターも一方的な悪役にしない配慮が行き届いているにも拘らず、チュパカブラに関しては一応最終的に成敗されはするもののアイドルに直接的に危害を与え4人も脱落に追い込むなど本作では悪行が多く、「最大の悪役」とする声も多い。
- 瑞希がコインを投げてチュパカブラを撃退するシーンは完全に某電磁砲だと話題に。
- 第3関門で瑞希に対して小鳥が「スタイル万能」と台詞を残すが、これの元ネタはGREE版カード「SR 万能スタイル 真壁瑞希」か。
- 第4関門の名称「超絶体絶命!ターザンスライダー!」は、先行上映時は「超絶対絶命!」と誤植されていた(TV放送で修正された)。
- 第4関門のターザンスライダーではロープが切れる事故が、第8関門の崖登りでは足場が複数崩れる事故が発生し、そして主にこれらの影響で計7人が実際にかなりの高さから海中に落下しているなど、安全上重大な問題が多数発生しているのは今回の最大のツッコミ所である(可憐は切れるタイミングが悪ければ海でなく地面に落ちていた、または崖に激突していた可能性すらある)。現場大臣が観ていたら激昂していただろうとの意見も。またロープが切れた後、その時点で渡っていなかった5人は無条件通過にしようとしていたのにロープが切れた際の張本人である可憐はそのまま脱落になった裁定にも疑義を呈す声が多い。
- 木材を切るために鉈を構えた琴葉の構図は「サンライズ立ち」(又は「勇者パース」)と呼ばれる(実際の脚本にもこう書いてある模様)。
- 瑞希が早押しクイズに参加するシーンにも元ネタのGREE版カード「R 激闘!早押しクイズ王 真壁瑞希」がある。
- 最後のアルティメットタワーについては明らかに『SASUKE』を意識したステージ構成などがいくつもある。
- 制限時間の概念があり、最後に赤いボタンを押してゴールする。本作では制限時間120秒だが、SASUKEでは第20~24,31回大会の1stステージ、及び第34回2ndステージと第37回1stステージの女性の制限時間が120秒だった。
- 最初に斜めの足場を交互に跳んでいるが、これは1stステージ最初のエリアとして長く使用されている「五段跳び」「クワッドステップス」系列のエリアのオマージュとみられる。またその直後にある横向きの丸太の上り坂は、第40回大会現在クワッドステップス直後にある「ローリングログ」の上り部分のオマージュか(大きさや構造がかなり違うが)。
- 最後にポールを登るのは、FINALステージの最終エリアとして第1回から使用されている「綱登り」系列のオマージュであろう(綱とポールの違いはあるが)。
- クリアタイムが2.20秒残しであるが、放送時点で最後の完全制覇である第38回大会の森本裕介氏のFINALステージクリアタイムは2.52秒残しだった(もっともこれは偶然の可能性が高いが)。
- アルティメットタワーではないが、第8関門の崖は第1~2回大会1stステージ最終エリアとして使用された「フリークライミング」及び「崖登り」に外見や仕様がかなり似ている。
- 特に後半に関してアトラクションの難易度が高すぎる件については、これが「生っすか!?」の系列番組であるためこれまで菊地真や我那覇響といった体力お化けの面子の数々のチャレンジを見てきたスタッフが難易度調整を間違えたのではという説がある。
- 内容の特性上、EDのキャストクレジットも未来ではなく海美がトップを飾った(※Team2nd、Team3rdの面々が先に表示され、通常トップの未来、静香、翼はその次にクレジットされた)。
- モーションアクトサポートでスタッフロールに名を連ねている和田圭市氏は『五星戦隊ダイレンジャー』でリュウレンジャー/天火星・亮役を演じていることで知られているが、タレント業と並行してモーションアクトチームにも所属しており、その縁でクレジットされたと思われる。
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