ノクナレア(水着)
みずぎののくなれあ
真名 | ノクナレア・ヤラアーンドゥ |
---|---|
クラス | フォーリナー |
性別 | 女性 |
身長 | 154cm |
体重 | 41kg |
出典 | アボリジニー神話、Fate/Grand Order |
地域 | 妖精國・エディンバラ |
属性 | 混沌・悪・地 |
好きなもの | 私の王国、音楽、自己実現 |
嫌いなもの | 人間 |
ILLUST | 高山箕犀 |
CV | 佐倉綾音 |
「私は基本、なんでもアリだけど、醜いもの、醜い行為には容赦なく罰を下してあげる。
判断基準?もちろん世の中の法じゃなく、私から見て醜いもの、ね♡」
2023年水着イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』に登場するフォーリナークラスのサーヴァント。レアリティは☆4。
まさかのノクナレアが配布サーヴァント化、それも水着イベントでの参戦となった。ただし、事前にゲーム内では別表記で登場する事がアナウンスされ、本編では『ヤラアーンドゥ』名義で登場。
本人はノクナレアとしての記憶・性格を持っておらず、黒幕にルルハワを乗っ取られた事で変化した特異点『ハワトリア』におけるサバフェスの実行委員長、兼ハワトリアの精霊との事だが?
妖精國の次代女王という役割・夢を継ぐ、そんな悲願を果たそうとしていた少女。
……とまあ、妖精國でのお話は置いといて。
そんな英霊とは縁もゆかりも無かった彼女であったが、何故か降臨者のサーヴァントとして特異点に現れた。困惑するマスター。目を点にして固まるアルトリア・キャスター。
外見も同じ、言動も(わりと)同じ、しかし本当に彼女はあの"彼女"なのか……?
ヤラアーンドゥとはオーストラリア、アボリジニの伝承における南十字星を意味するが………
一人称は「私(わたし)」。
外向的・能動的。自信に満ちた表情、態度は性格が表れたもの。
善と悪のどちらも『ヒトそれぞれでしょ』と考えるが、醜いものは絶対に認めず、許さない。
ノクナレアにとって醜いものとは、『自分の価値を考えない・向上させる気のないもの』『他人の努力を食い物にする・台無しにするもの』そしてもちろん、『ノクナレアの邪魔をするもの』。
完璧主義者で何事も手は抜かない。自分に厳しく、他人にも厳しいが、決して他人を軽んじる事はない。努力が足りていない者には必要なだけの課題を課し、能力が適していない者は必要とされる場所に送り込む。自分の役割・責務を『最高のもの』と信じ、そのために必要な事はすべて行う。努力を表には出さない努力家。利発(頭の回転が速い)、快活(物怖じしない)、爆発(行動する時は途方もない)の三拍子、とは親友のアルトリア・キャスター談。
女王メイヴは相手を苦しめる事も喜びなので敗者を追い詰めるが、ノクナレアはまだ自分の喜びを後回しにしているため、敗者にムチを打つ事はない。
女王メイヴも努力家で行動的な性格だが、メイヴの根底にあるものは『自分の快楽最優先』である事で、「自分にとって最高の状態が、国にとっても最高の状態である」と確信し実行している。
ノクナレアはその逆で、国のために自分を鍛える妖精だった。ふたりは行動や言動は同じものであるが、その一点のみが真逆となっている。自分に課した『使命』を果たしきった時、ノクナレアも女王メイヴ同様、『自分優先』の生き方を楽しめるようになるだろう。
基本的に元のノクナレアの特色を駆使した戦闘を行う。
モーション中では、チョコレートで形成した武器(レイピアで斬り付ける、大剣の刀身からハートの奔流を発する、傘で連続突きとチョコの渦を巻き起こす、バイオリンで音符を実体化させて飛ばす)による遠近両用戦を行う他、指先のハートマークを吹いてハートの嵐を飛ばす、ハートを纏った踵落とし、チョコの扉で拘束した後に閃光と共に纏めて粉砕するなどを披露している。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | C | B | C | A+ | C | EX |
保有スキル
対魔力(A) | 本来はライダーなどのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランク以下の魔術を完全に無効化。事実上、現代の魔術で傷を付ける事は出来ない。 |
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メルティ・ハート(A) | 湧き出るハート型魔力を活力剤として、強引に付与する。いるだけで何かパーティ全体のやる気とかそういうのがアップする。甘みのカリスマ。 |
南天の星(EX) | ヤラアーンドゥとは、アボリジニー神話における南十字星の呼び名である。ノクナレアは宇宙からやってきた生命体では無いのだが、『地球から見える南十字星』の化身となっている。人類が南十字星から作り上げたもの(航海技術、文化)の恩恵を受けている為、疑似的なフォーリナーとして成立している。「勿論、王の氏族としての神秘も残してあるわ。使いどころが難しいから気をつけて♡」状態異常故、『対魔力』で防御可能。 |
女王の墓(A) | 女王メイヴの持つ『女王の躰』に似て非なるもの。完全な肉体、完璧な美貌。自身に弱体無効化を付与、毎ターンHP・NP回復、『南天の星』スキルによって『マイフェアソルジャー』状態となった仲間のNPを増やす。 |
女王の契約(A) | 詳細不明。奴隷と女王の契約に由来か? |
VVV(A) | バイオレンス・バイオリン・ボルテージ。究極の域にまで高まった演奏技術は、時にただの鈍器となる。敵を強打する事で響き渡ったバイオリンの音は味方にも恐ろしい響きとなり、精密作業を狂わせる。エリザベートの超音波攻撃とは似て非なる攻撃的音楽。対象に『気絶』『防御力低下』を付与するが、味方のアーツカードを封印してしまう。ただしアルトリア・キャスターは例外的にアーツカードを封印されない(水着時も同様)。 |
永久機関・妖精帝国(クイーンズ・メルティハート)
- ランク:EX
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1〜50
- 最大補足:50人
「私の街がナンバーワン!」
「じゃあ、やろっか……世界の果て、女王の都市、死した後、心臓は生まれ変わる。『永久機関・妖精帝国(クイーンズ・メルティハート)』!!」
それまで酷使してきた体を捨て、新しい体に新生する転生儀式。
大妖精マヴが行った事を簡易的に行ったもの。古い肉体はそのまま女王都市を護る魔力として大地に宿り、新生したノクナレアはそれまで受けた傷や呪いをリセットし、万全の状態に戻る。転生の際、心臓(新生体)に魔力を圧縮するが、その余波で周囲に魔力嵐が吹き荒れるのはご愛嬌。
「女王都市に住む皆さまにおかれましては、ノクナレアさま新生の際は厳重な戸締まりと、室内待機を徹底していただければ」
演出は自身をチョコに変えて溶けた後、かつての花嫁衣装のノクナレアが、巨大な女神の様に大地から出現。更にその巨大ノクナレアの心臓が輝きながら現出し、心臓がノクナレアの姿に変化するというもの。まるで後継者であるノクナレアが誕生する瞬間のようである。
ナーサリーの『永久機関・少女帝国』とは、その名称や効果が類似しているが、関連性は不明。
本人曰く、似た演出であるカレンの『遍く無償の無限の愛』とは同じ系統の宝具らしい。
ゲーム上の効果は、「敵全体に強力なArts攻撃&防御力をダウン(3T)+自身のHPを回復&弱体状態を解除」という設定に即したもの。
HP | 12500 |
---|---|
ATK | 9225 |
カード | A:3/B:1/Q:1 |
宝具種別 | Arts |
スキル1 | 女王の墓<A>:自身に弱体無効を付与(1回/3T)&毎ターンHP回復を付与(3T/500〜1000)&毎ターンNP獲得を付与(3T/10〜20%)+〔マイフェアソルジャー〕の味方全体のNPチャージ(20〜30%) |
スキル2 | 女王の契約<A>:味方全体の宝具威力アップ(3T/10〜20%)+自身を除く味方全体に〔マイフェアソルジャー<特殊なスキル封印>〕を付与(3T)&〔マイフェアソルジャー〕中、攻撃力アップ(3T/30〜50%)&〔マイフェアソルジャー〕中、防御力アップ(3T/20〜30%) |
スキル3 | VVV<A>:自身のArtsカード性能アップ(3T/10〜20%)+敵全体にスタンを付与(1T/確率40〜60%)&防御力ダウン(3T/10〜20%)+自身と〔アルトリア・キャスター〕を除く味方全体にArtsカード封印付与(1T) |
アペンド3 | 対ランサー攻撃適性 |
宝具 | 永久機関・妖精帝国:敵全体に強力な攻撃&防御力ダウン(3T/20%)+自身のHPを回復(OC:5000〜15000)&弱体解除 |
HP寄りのステータスにキャスター型のカード配分を持つフォーリナー。
パッシブスキルの1つ「南天の星」で毎ターンスター4個の供給と微量のNP獲得が可能だが、一番の特徴は第2スキルで味方に付与するマイフェアソルジャー状態。
デメリットこそあるものの、味方に破格のバフを付与でき、加えて第1スキルではその状態の味方にNPを最大30%配布可能であるため、1wave担当としての役割を筆頭に一部システムの代用枠、システムアタッカー、速攻攻略でのアシスト役など非常に幅広い活躍が期待できるサーヴァントとなっている。☆4全体で見てもこれほどのサポートができる者は殆どおらず、ましてや☆5よりも低コストで運用できる点も魅力的。だが当然というべきかこのサーヴァントにも穴はある。
それはマイフェアソルジャーはデバフ扱いという点。
そのため付与する味方が「対魔力」等の弱体耐性を持っていた場合弾かれてしまう危険性があり、そうなってしまえばマイフェアソルジャーの多大な恩恵を授かることはできない。
また、弱体解除・無効とも噛み合わせが悪く、なおかつ「スキル封印」の亜種であるため、スキル封印無効を持つ味方に対しても意味はない。
一応解決策として弱体耐性ダウンを持つアヴェンジャーをパーティに加えたり、弱体付与成功率アップのある礼装やサーヴァントを編成するといった方法はあるものの、どれも枠を圧迫してしまう問題が生じてしまう。大人しく対魔力を持たないサーヴァントを編成する方が無難である。
なおもう一つのデメリット「Artsカード封印」については、対象に含まれないアルキャスを編成せずとも、Artsカードが選択肢にない状況を選ぶことで容易に回避可能。
また、ノクナレアはスキルレベルによって恩恵が異なってくるため、特に第1・2スキルは最大まで上げたいところ。だがここにも問題があり、彼女はスキル1つにつき戦馬の幼角10本、精霊根10個、煌星のカケラ10個を要求してくる。女王らしくコストがかかるのだ。
イベント等でしっかりと集めた上で腰を据えて育成していこう。
契約したマスター。
召喚時に一目見て、「一口チョコくらいは見所がある」と評価している。
弱っちい人間なのに無理してでも魔力供給してくるので、ヤラアーンドゥの時点でもそこそこ気に入っている。イベントクリア後は意識してしまい、内心テンパってる。
かつて妖精國で出会ったかけがえのない存在。しかし、ヤラアーンドゥは当然覚えていないのだが、スキル『VVV』の影響を受けないので、魂レベルで相性が良いのかもしれない……が、クリア後のマイルームでは、彼女に見せつけるように宣戦布告に等しい行為をしだす。
反サバフェス同盟
当面の敵対者達。今回のサバフェスにおいて、ジャンル『アルトリア』による規制を敷いた実行役なので、特に黒髭やジャンヌ・オルタから目の敵にされまくっていた。
- 配布情報の公開前には、モルガンの水着としてまさかのトネリコが実装されたが、『ノクナレアの登場までは予想できなかった』という声が多数でている。
- またこれまでの水着サーヴァントは、既に実装されたサーヴァントの別衣装、という扱いだったが、『サーヴァントとして初実装、しかも水着で配布枠』というのはノクナレアが史上初である。一応、別世界線の自分ともいえるそっくりさんの別側面として見る事も出来無くは無いが、異聞帯としての記録からも完全な別人である。
- サバフェスのイベント中ケルヌンノスと戦うのだが、その際に彼女の宝具を使うとケルヌンノスの巨体でノクナレアが全く見えず、ケルヌンノスの頭上から心臓が出てくるように見える。
- スキルの詳細が判明した際、一部YouTuberや攻略サイトがいわゆる「デスチェン」に使えると、デスチェンのために最終再臨にするのは非推奨(スキル2解放の第二再臨までを推奨としていた)と動画やXで広めようとした。…が、イベントミッションの中にはノクナレアの最終再臨が含まれており、これをやった場合ミッション非達成となり、素材のみならず貴重な伝承結晶が入手できなくなる。当然動画やXには山ほどツッコミが書き込まれる羽目となり、後日その手の情報は撤回された。
- そもそもの問題として「配布サーヴァントがいるミッション系のイベントでは、最終再臨がミッションに含まれる」のは過去のイベントで前例だらけであり、それが抜けていることに対してもツッコまれていた。
- これに便乗した荒らしが「最終再臨まで育てた奴は〜」といった煽り書き込みを方々の掲示板に書き込んでいたが、前述したミッションの一件は早々に多くのプレイヤーが認識していたため相手にもされなかった。
- また配布サーヴァントはいずれ巡礼の葉で交換できるため、デスチェン用に確保するならその時でいいだろうという意見も出ていた。
- ここまで否定意見ばかり書いたが、「低レベルに抑えて、デスチェンで有効活用できる」ということ自体は事実である。「伝承結晶を引き換えにするほどではない」「周回にしても高難度にしてもそこまでやるようなものは(まだ)ない」という点で指摘されたのである。
- 2024年のフェス用に新たに書き起こされたサーヴァントにノクナレアがおり、その服装は市女笠をかぶった和装で柄はノクナレアを意識してかハートがいっぱい描かれている。
その正体は、正真正銘、第2部6章に登場したノクナレアその人。
ハワトリアを俯瞰する大気の大精霊ワンジナ。人間と意思疎通のできなかった彼女の訴えを聖剣の守護者は感知し、『ワンジナと人間の仲介役になれるもの』として彼女を召喚した。
彼女を選び、託したのはA・Aの個人的な願望。
たとえ仮初めであっても。華やかな祭りを、もう一度、味わってほしいという。
ノクナレアは汎人類史に存在しない妖精で、当然英霊として認知される事もない。そんな存在をサーヴァント化する無茶は、A・Aやモルガンであっても本来なら不可能。これは異聞帯と深い繋がりを持ち人理定礎も弱体化した、現在の"白紙化地球"という環境あっての成立で、妖精騎士共々、妖精マヴと深い縁のあった異聞モルガンの存在を要にした所も大きい模様。
ともあれ彼女はハワトリアに現れ、最終的に記憶も取り戻し、カルデアへ参入したのだった。
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カルデアで出会って苦虫を噛み潰したような声を挙げ、更に猫かぶった様な水着姿に「國よりイイもの見つけたってか」と反応する。一方トネリコに関しては「アルトリアの野蛮さとモルガンの冷酷さが混ざった、初代魔猪の氏族」とコメントしている。
自分のところは良くて「戦士」が限界なので、羨ましく思っている模様。
地味に着名の魔術がスゴいという事が分かるボイス。
主人公から『汎人類史の自分に会わないのか』と聞かれ、興味はあるがやめておくと返している。
いわく、理想形の自分というイメージをもっているらしいが、死因の詳細を知ったらどんなリアクションをするのか気になるところ。とりあえず、チーズ蹴りの練習をしはじめるかも?
妖精國での最期もあってか、カルデアで色々世話を焼いている。
カルデアに召喚されたのが妖精國ではなく、汎人類史のハベトロットだと見抜く。
しかし本質は変わらない事を悟り、次の戴冠式のドレスを頼もうと考えている。
妖精國にいた時から曲者と見抜いていたが、カルデアに来たことでその本質を理解するに至った。
実は気が合う仲。宝具が同じ系統で、趣味でも相性が良かった模様。
ただし彼女の事は「チョコの妖精」と人違いしている。
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