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概要

MARVELコミックスのキャラクター。初登場は1973年

ホラーコミックの「Adventure into Fear #19」に、脇役キャラとして登場した。名前が判明したのは、74年「Man-Thing #1 」から。

本名はそのままハワード、英語表記は「Howard the Duck」、姓は非公開
……だったが、2019年に「ハワード・ダックソン(Howard Duckson)」である事が判明した(「War of the Realms」より判明)。

れっきとしたオトナだが、体格は地球人の子供と同程度。酒や葉巻を嗜む(現在は煙草は止めている)。
クワック・フー(Quak Fu)なる拳法の使い手で銃火器も扱える。

故郷はダックワールド(アース791021)。水鳥から進化した種族が文明を築いており、話す言葉は英語のように進化していて空は飛べない。
ちなみに知能レベルは人間と同じ。身体能力も人間の常人と同様だが、小柄(身長78センチ)のため、人間と比べやや非力。
上記クァック・フーの技術も、護身術程度であり、達人というわけではない(暴漢を倒す程度の実力はある。ちなみにクァック・フーの講習は、四度ほど通った後にさぼってやめてしまったらしい)。

……のはずであったが、近年では「達人級の腕前」と描かれている事が多い。


元々、風刺やパロディー(コミックスにおいて、アヒルのキャラクターがあるあるネタを行う、など)のキャラクターとして登場していた。実際、作家のスティーブ・ガーバーによるエッセイ風コミックの一編では、政治に怒りをぶつける内容で登場していた。
同作中には、半ば冗談で1976年の大統領選(共和フォード大統領(当時)対民主カーター候補、民主カーターが勝利)に出るとコミックス誌上でアジったが、本当に数千票の正規の票が入ってしまった事も。
また、「怒れるアヒル」キャラとしても活躍していたらしい。

しかし、過去(1970年代)には、世界的に超有名な某アヒルとの類似性を指摘され、その版権元から訴訟を起こされた事もある。
裁判の結果、訴訟相手からの指示により「デザインを変える」「ズボンを履く」事で決着、某アヒルと差別化される事になる。

2015年、新たに個人誌がスタートしたが、80年代に一時人気が下降してから30年近くが経過しており、グェンプールにその事をイジられている(なお、グェンプールが初登場したのもハワード・ザ・ダック個人誌から)。

経歴

ヴィランの悪魔、トグ・ザ・ネザースポーンの魔術に巻き込まれ、人間世界(アース616)のフロリダに出現。マンシングなどと協力し「リージョン・オブ・ナイト」を結成してトグを倒し、自分の世界に帰還。

……とはならず、帰還に失敗し、オハイオ州クリープランドに出現。
元絵画モデルであり女優のビバリー・スウィッツラーと相思相愛になり、共同生活を始める(ただし、相思相愛と言っても、ダックワールドの住民にとって人間は「喋る毛なし猿」である)。
以後、ミュータント差別と戦い、かくまった若いミュータントと友情をはぐくんだ事も。
その姿は人間からかけ離れているが、多くの人間からは「ただのアヒル」または「アヒルの着ぐるみを着た人」と思われている。

スパイダーマンジェネレーションXドクター・ストレンジらと関わりが深く、MARVEL世界の重要な局面でちょくちょくカメオ出演している。
1997年フランクリン・リチャーズがリーダーを務めるチーム"Daydreamers"にタナ・ナイルマンシングアーティーリーチらとともに参加。
2011年にはシーハルクナイトホークフランケンシュタインの怪物とともに"Fearsome Four"を結成している。
シビルウォー時には、超人登録法に賛成側に回ったものの、いざ登録する際に「自分がヒーローとして認識されていなかった」事が判明する。

クリープランドで、セールスマン、タクシーの運転手、皿洗いなど様々な職業を転々としており、基本的に無職。大統領選にも立候補した事があったらしい。
ちなみにダックワールドでの学歴は高校中退。科学知識はもちろん、魔術や魔法などオカルト方面の知識もあまりなく、あくまでも一般人レベルである。

……と思われていたが、実は潜在能力はかなり高いらしい。
魔法に関しては、ドクター・ストレンジのマントや魔法の道具などを使いこなし、その素質と才能の一端を見せていた(要は、真面目に魔法を学べば、ソーサラー・スプリームに、すなわちストレンジに匹敵するほどの使い手になれる可能性があるとのこと)。
しかし当の本人が興味を示さず、魔法の修行を拒否したため、その才能を開花できてない(ただし、この事からドクター・ストレンジに対してはデカい態度を取っているらしい)。

また、科学畑でもリード・リチャーズ並みの天才になる可能性を持っているが、やはり当人は拒否している。

上記にあるように、戦いの際には銃火器を用いる事もあるが、最近は「アイアンダック・アーマー」というアーマーを有しており、それを装着して「アイアンダック」を名乗り、内蔵された火炎放射器を用い戦う事もある。
ちなみにアイアンダック・アーマーは、某社長のアーマーからインスパイアされたもの、らしい。

多元宇宙の存亡のカギを握る重要な存在と言われているが、本人にその自覚は無く、目下の心配事は『日々の食事にありつけるかどうか』である。

映画

2014年の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のエンドロール後に、1シーンのみ登場している(『アベンジャーズ・エンドゲーム』のサノス軍との戦いにも、その姿を見せている)。
が、実は1986年にハワード自身が主役を勤める、『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』が公開されている。ゴールデンラズベリー賞(「最低」の映画を選ぶやつ)4部門受賞。

ちなみに「シーハルク」のコミック劇中にて。
ハワードは何らかの理由でジョージ・ルーカスを訴えているらしく、シーハルクの所属する法律事務所がその一件を扱っていた。

ダックワールド

ダックワールドは、水鳥から進化した知的生命体が支配している事を除けば、基本世界(アース616)を含めた人間の世界とほぼ同じで、基本世界における文化や風習などもほぼ踏襲している。しかし様々な言葉や単語などは、アヒルを含めた鳥類用語、アヒルの鳴き声などをもじったものになっている。
例)
スーパービル=アメリカのフットボール王座決定戦「スーパーボウル」と「ビル(くちばし)」のもじり。
ジェームズ・ポンド=007ことジェームズ・ボンドと「ポンド(池)」のもじり。
バードワイザー=ビールメーカー「バドワイザー」と「バード(鳥)」のもじり。
ライ麦畑で孵化させて(The Hatcher in the Rye)=サリンジャーの小説「ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye)」の「つかまえる(Catcher)」を「卵をかえす鳥(Hacher)」と引っかけてもじっている。
ハワードが用いる拳法「クァック・フー」も、アヒルの鳴き声「クァック(ガァガァというアヒルの鳴き声)」と「カンフー」を引っかけたもの。

「暗黒魔王の陰謀」のノベライズによると、ハワードはダックワールドで、広告会社のコピーライターの職についていた。会社の仕事で「クァッカー(があがあ)オートミール」のコピーライトを行っていたが、自分のコピーが没になり、意味不明のものが採用されたために腐っていた。

同映画のラストシーンでは、人間界で知り合いになったバンドのコンサートに参加。マイケル・クァックソンや、ロジャー・ポウルトリー&ザ・フートのステップをステージで披露した。

ちなみに、
マイケル・クァックソン=マイケル・ジャクソンと鳴き声のクァックとのもじり。
ロジャー・ポウルトリー&ザ・フート=ロジャー・ダルトリー&ザ・フーのもじり。ポウルトリー=家禽、およびフート=フクロウの鳴き声と、それぞれひっかけている。

余談

  • アマルガムでは、DCのキャラ「ロボ」と合体し、「ロボ・ザ・ダック」となった。両者の作風をミックスしただけあって、作品もまたハチャメチャな内容になっている。
  • 葉巻を好んでいたが、マーベルが喫煙表現禁止になったため、現在は卒煙している。
  • MCU『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、惑星ノーウェアの「コレクター」こと、タニリーア・ティヴァンのコレクションルーム「アーカイブ」に囚われていた。そこは劇中にて、インフィニティストーンの爆発に巻き込まれて吹っ飛ばされるが、エンドロール後に登場したハワードは、爆発に巻き込まれたのに致命傷を負う事無く、黒焦げになっただけで、酒を飲んでいた。ここから、ハワードには爆発に耐えられる超人的耐久力を有している……とも目されている(ただのギャグの演出かもしれないが)。
  • 上記の作家、スティーブ・ガーバーが原作を手掛けた作品に長年登場しており、ガーバーのお抱えキャラになっていた。しかしそこから、マーベル社とガーバーとの間に版権を巡る係争が起こった。
  • ガーバーは、ハワードそっくりのアヒルのキャラ、「レオナルド・ザ・ダック(Leonard the Duck)」を、別のコミック出版社「エクリプス・コミックス」から出版。そこからマーベルのハワードと入れ替える事で、ハワードを自分の手の元に戻そうと試みたが、うまく行かなかった。
  • ちなみにレオナルドとハワードの違いは、レオナルドの体色は黒っぽい緑で、眼鏡をかけている程度。
  • 後にレオナルドは、「ハワードのクローン」とコミックス上で認められた(また、レオナルドはイメージコミックにて、「サヴェッジ・ドラゴン」とクロスオーバーしていたりする)。
  • ロックバンド「KISS」も、ハワード・ザ・ダック誌に登場した

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