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概要編集

イギリス空母・アークロイヤルドイツ戦艦・ビスマルクの組み合わせを描いたイラストなどに付けられるカップリングタグ。

史実では「沈めた側」と「沈められた側」という殺伐とした関係ながら、ゲーム内では某ネコとネズミのようなコミカルな関係が成立していることがうかがえる。

また後述の経歴から日米開戦を知らないコンビでもある。


艦これにおいて編集

アークロイヤルの側からは気軽に声をかけている(ウォースパイトしかり、英国艦としては昨日の敵は今日の友という感覚があるのかもしれない。実際に友軍と発言してもいる)一方、普段は勝気なビスマルクも史実のトラウマが残るのか、アークロイヤルの時報では本人から逃げている。

そして自分を避ける理由がわからないアークは(アーク自身はビスマルクの最後を見てないため?)ビスマルクをひたすら追い回した挙句、足を狙うというトラウマを再現してしまう。

結局ビスマルクは護衛機(飛行機)を出して(出させて)難を逃れている模様。

※この護衛機を出した艦(人)は長らく明記されていなかったため、ドイツ繋がりのグラーフが有力視されていた。

ただ、随伴している奴に出させたといっていることからグラーフもしくはほかの空母がビスマルクの隣にいたと思われるが詳しくは不明。14時から16時までの話のため途中でグラーフ含む空母に助けを求めた可能性もある。

斯くしてヴィクトリアスの時報で明かされたその真相は、逃走中のビスマルクと鉢合わせたヴィクトリアスが雷装済みのソードフィッシュが襲ってきた事に驚いて迎撃していたというものだった。……迎撃したのも英国艦じゃん。


なお、その後もアークロイヤルは日本の文化で分からない事があるたびにビスマルクに聞きに行っては逃げられている模様。


二次創作の傾向としては、無自覚ストーカーとなってビスマルクを追い掛け回すアークロイヤルといった図式が出来上がりつつある。

そんな中、公式4コマビスマルク(とリシュリュー)のボケに素でドン引きするアークロイヤルと珍しい解釈となっている。


まさかの共闘?編集

2018初秋イベントでは最終海域の舞台がライン演習作戦となる事が判明。さらに運営の口から「Force H」と「ライン演習部隊」という二つの連合艦隊が別々に戦う海域となる事が示唆されており、(8月のランカー報酬から予想していた提督も多かったが)アークロイヤルとビスマルクの両名がイベントの主役となる事が事実上判明した。


「『アークロイヤルは追いながら闘う』………

 『ビスマルクは逃げながら闘う』

 つまりハサミ討ちの形になるな……


さらに、その後公開されたイベントバナーではアークロイヤルとビスマルクが手をつないでいる


また、最終海域のギミックも「Force H」と「ライン演習部隊」がそれぞれ欧州水姫に勝利するというものが条件の一つだったので上記のハサミ討ちネタはある意味真実だった。


史実の因果編集

両者の関係は1941年の所謂「ビスマルク追撃戦」が最初で最後となる。詳細はビスマルクの「艦歴」の項に詳しい。

一度目で飽き足らず二度目の世界大戦を引き起こしたドイツだったが、大艦隊を抱えて英国に正面から艦隊戦を挑んだWW1当時と異なりドイツ海軍は未だ再建途上。半端な数の大型艦を持て余す状況が続いていた中、手持ちの有力な水上艦をまとめて大西洋上に出撃させ、英国の補給線を攻撃する案が持ち上がる。

この作戦は「ライン演習」という暗号名で呼ばれ、結局スケジュール上の都合からビスマルクとプリンツ・オイゲンの戦艦1隻、重巡1隻の2隻が5月18日に出撃する。

一方の英国側はグリーンランドアイスランド間のデンマーク海峡で5月24日、水上部隊をぶつけてこれを阻止しようとしたものの、巡洋戦艦フッドをビスマルクの主砲弾一発で撃沈されるというまさかの展開によりあえなく失敗。世界に誇った「マイティ・フッド」を沈められ面子を潰された英国海軍怒髪天を衝き、復仇に燃えて動かせる限りの大型艦を動員してのビスマルク追撃作戦を計画。当時アークロイヤルが所属していたH部隊(Force H)をジブラルタルから呼び戻し、出撃させた。

その頃当のビスマルクはデンマーク海峡海戦で重油漏れを起こし、作戦続行は不可能と判断されたためプリンツ・オイゲンと別れて単艦フランスを目指していた。5月26日の段階で水上艦隊では追いつけないと悟った英国海軍は、ここで空襲による足止めを画策し、アークロイヤルから攻撃隊としてソードフィッシュ15機を発艦させる。

アークロイヤルによる第一次攻撃は友軍の軽巡シェフィールドをあやうく誤爆しかけるなど失敗したものの、第二次攻撃で艦尾への雷撃に成功。ビスマルクは3軸のスクリューのうち中央1軸を破壊され、操舵装置を故障させられて舵が取舵のまま動かせなくなり、直進するためには左右スクリューの回転速度を変えて微速で前進するしかなくなった。

最終的に5月27日、這うように進んでいたビスマルクは戦艦2隻と重巡2隻からなる英本国艦隊に追いつかれ、約400発の砲弾を受けるという壮絶なリンチの末自沈した。


この戦いの半年後にあたる同年11月13日、地中海でマルタ島への航空機輸送からの帰路にあったアークロイヤルはドイツ潜水艦U-81からの雷撃で戦没している。


関連イラストの足を止めろ!!編集

Untitled要約するとソードフィッシュ大好きなアークロイヤルチャン


関連項目め、随伴艦に直掩機を頼むとは味な真似を……。編集

艦隊これくしょん 艦隊これくしょんカップリングタグ一覧 海外艦


アークロイヤル(艦隊これくしょん) ビスマルク(艦隊これくしょん)


抜錨!連合艦隊、西へ!


ウォースパイト(艦隊これくしょん):アークと同郷。アークと同様、自分で倒した相手に自分から挨拶に行って逃げられている。

イタリア重巡二人の事。1941年3月のマタパン岬沖海戦で揃って戦没したため、この二人も日米開戦を知らない。


ヴィクトリアス(艦隊これくしょん):アークと同郷。まさかのビスマルクに随伴していた空母その人。史実ではビスマルク追撃戦時も慣熟訓練中だったが参戦。アークがビスマルクにトドメを刺す事になったのはヴィクトリアスが明後日の方向に向かっていて攻撃できなかったためでもあるので、ある意味アークをあのキャラにした張本人。アークから逃走中のビスマルクと遭遇し、「今は味方だったな」と挨拶するがそこにソードフィッシュが襲い掛かってきたのでやむなく迎撃する羽目になった。


グラーフ・ツェッペリン(艦隊これくしょん):ビスマルクと同郷。時報でビスマルクに随伴した空母と思われていた人。


アイオワ(艦隊これくしょん):イギリスの同盟国の戦艦。アークは存在そのものを知らない(1942年生まれ)がウォースパイトなら知っている。

舞風と香取を沈没させた張本人の一人(隻)だが公式四コマにおいて和解が成立している。

また、戦艦ではもちろん全艦種で見ても対空が高い艦娘である。


リシュリュー(艦隊これくしょん):イギリスの同盟国の戦艦だが、紆余曲折あって連合軍に参加したため連合軍艦としか交戦していないという経歴の持ち主。

ビスマルク追撃戦から遡ること半年前、1940年9月のダカール沖海戦でアークロイヤルの航空隊から攻撃を受けている。こちらはかすり傷で済んだ。

なお、艦これでの実装はアークと同期である。

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