概要
学研の学年誌「4年の学習」に、1983年度から1998年度まで16年間連載された読者投稿のコーナー。
ここでは16年分を総合したものを便宜的に「ピコピコシリーズ」と呼ぶ。
代表的なタイトルである「ピコピコシティ」、あるいは略称の「ピコピコ」をシリーズの総称として使うこともある。
ピコピコは「P²」と表記されることもある。
作者(まんが/構成)は、くぼやすひと(現・久保マシン)。
「愛作」「みみ美」「ブルース」の3人組が中心になって読者からのハガキを紹介する。
1983年度のみ、主役は「ナポリ」「ケーコ」「U作」の3人組だった。
最初の3ページほどが漫画で、残りのページが読者から投稿されたハガキを紹介するコーナーという構成となっている。
特徴
学習雑誌の読者コーナーにしては、過激な内容が特徴。下ネタ多め。
例:
- 「女の子にはムードで迫れ」とアドバイスを受け「ヌード」で迫る愛作。
- ハガキに墨で足形を取った女子投稿者に「どーせならオッパイがたにしなさい」とコメント。
- 変な先生コーナーで「男子にパンツの色を聞かれ実際に見せる先生」など、今なら社会問題になるような先生の紹介。
例:
- 唐突に「少年隊ヒガシの父親」と名乗る人物が登場。そのままレギュラーに。
- 編集長クワナちゃんがサナギに。羽化したらオートバイに変身。
- 突然「なぞのバーサマ」が登場するも結局正体は分からずじまい。作者「ところでなぞのバーサンって何者だったんでしょうね~はは…」。
子どもたちからのお便り(一生懸命描いたイラストなど)に対して容赦のないツッコミが入る。
コメントが「あ、そう」「ウ~ム」「それがどうしたの?」の一言で終了することも。
作者が結構好き放題に描いていたらしい。
ピコピコシティの名前の由来
1982年12月に、作者が学研の泉記者から「4年の学習」の読者ページの依頼をされた。
その際に提示された名前は「ピコピコ共和国」だったが、作者が「ピコピコ共和国は古クサイのでピコピコシティにします」と言ったため、この名前に決まった。
(ピコピコシティ1986年度8月教材より)
各年度のタイトル
年度ごとにタイトルが「ピコピコ○○」の様に、「ピコピコ」を冠した名前で変更される。
※1983年度のみ、「ようこそ!こちらはピコピコシティ」が正式タイトルとも思われる。
1983年度~1988年度 ピコピコシティ
1989年度 ピコピコシンドローム
1990年度 ピコピコシャワー
1991年度 ピコピコシティ
1992年度 ピコピコエクスプレス(または「ピコピコエクスプレス!!」)
1993年度 ピコピコサンバ
1994年度 ピコピコどんぶり(または「ピコピコ丼」)
1995年度 ピコピコブレイン
1996年度 ピコピコウェーブ
1997年度,1998年度 ピコピコショック
愛作、みみ美、ブルースについて
この3人をまとめて「ピコピコトリオ」と呼ぶこともある。
「4年の学習」誌の読者投稿コーナー以外のページ、別冊付録にも登場することがあった。
学研の単行本「チャレンジICメカ工作」にも出演している。
なお、作者によれば愛作たち3人組は「4年の学習」誌に登場していたものの、
小学4年生ではなくもう少し大人(3人とも同い年だが具体的に何歳かは不明)であるとのこと。
みみ美が読者からのお便りに対して「ワタシ小学生じゃないもん!!」と発言していることから、中学生以上の年齢と推測される。また、他の読者からの「みみ美は15才、愛作は19才」という年齢予想に対して、愛作「だいたい近いね」みみ美「うん!!いいカンしてるぜオタク!!」とコメントしている(ちなみにブルースは31才と言われ「そんなにオジンじゃな~い!!」と抗議している)。
余談
2016年10月19日に放送された「マツコ&有吉の怒り新党」において、
視聴者から「友達が、『小学4年の学研でブラジャーのカップを縫い合わせポシェットにするという記事を見た』と今でも言います。この記憶を確かめて下さい」との投稿があり、
検証VTRにおいて、「4年の学習」1987年11月教材のピコピコシティが紹介された。
登場キャラクター
愛作
- フルネームは二本木愛作(にほんぎあいさく)、または五本木愛作(ごほんぎあいさく)(年度によって違う)
黒髪の少年。一人称は「オレ」、ごく稀に「ぼく」。初期は耳の横から鬢が出ていた。
1991年度から後ろ髪をしっぽのように結ぶようになった。
拳法・武道の達人という設定だが、白帯。成績はオール1。短足で三段腹。
口から小さいキバのようなものが見えるが、これは八重歯である。
黒のジャンパー(皮製のように見えるがビニール製)をよく着ている。
時折、顔または上半身だけシリアスタッチになる。
お尻にほくろがある(人呼んで「虫食った桃」)。
お尻の割れ目からは一本、毛が出ている(隠し芸ならぬ「隠し毛」)。
アイドルを目指す若作りなお母さん、100歳になるひいおばあちゃんが居る。
江戸時代のご先祖様は、かわら版屋の愛吉。
1990年代、講談社の「テレビマガジン」のおもちゃ紹介コーナーに、
「ホビーくん」という芸名で登場していたこともある。
東京都文京区在住らしい。
宝物は、浅香唯ちゃんのコンサートで写した生写真(1989年度)、
一週間穿き続けている水玉パンツ(⁉)(1987年度)など。
趣味はエッチなビデオを見ること、パンツをかぶって一輪車に乗り背負い投げをすること。
特技はハンバーガーの早食い。
みみ美に片思いをしている。が、他の女の子にデレデレすることも。
みみ美の風呂を覗く、それを写真に撮る、強引にキスを迫る、胸を触る、尻を撫でる、下着泥棒、
海水浴場でナンパした女の子を追いかけ回す、原宿竹下通りで通りすがりの女の子の胸や太ももを触る(単行本)、など犯罪行為多数。
外食後に皿を使って裸踊りをする、ヨダレを洗面器に溜めるなど変態行為も多々ある。
血液型はB型。
みみ美
- フルネームは原田みみ美(はらだみみみ)
ポニーテールが特徴の少女。
1987年度からリボンを着用。
1997年度からはツインテールの髪型になった。
一人称は「わたし」。
愛作と同じく、小さいキバのような八重歯がある。
髪色は一応、茶髪。カラーページでは灰色や灰色掛かった薄水色、黄色のことも。
男勝りで気が強いけど、本当は優しい性格。
愛作のことは「なんとも思っていない」あるいは「大キライ」らしい。(ホントかな?)
本人曰く昔は太っていたらしい。
宝物は、10年前に買ってもらったカエルのぬいぐるみ(1987年度)、誕生日に買ってもらったオルゴール(1989年度)、未着用の水玉模様のクマちゃんパンツ、TM_NETWORKの宇都宮隆さんの生写真、ポニーテールに使うリボン色々、みみ美への沢山のファンレター(以上1990年度で紹介)、小さい時に買ってもらったテディベアのぬいぐるみ(1998年度)など。
お父さんの呼び方は「パパ」。
原田リカ子ちゃんという、いとこがいる(単行本「ぼくの保健体育」に登場)。
誕生日は11月28日(女優の原田知世さんと一緒)。
身長148㎝。
血液型はA型。
ブルース
- フルネームは港町ブルース(みなとまちぶるーす)
帽子をかぶった少年。
初期はニット帽、1993年頃からツバを後ろにした野球帽をかぶるようになった。
それと同時に髪形も伸ばしたストレートヘアに。
一人称は「オレ」。
チェック模様の服が好きらしい。
「(AHO)」と書かれたトレーナーやTシャツをよく着ている。
特技はIC工作、サーフィン、より目、書道。
愛作と同じく短足。
宝物は生まれた時からかぶっている(1989年度)、あるいは3年前に買った(1987年度)ニット帽。
赤ちゃんの時の写真もニット帽をかぶっている。
盆栽が趣味のおじいちゃんが居るとか。
愛作とは、小学校1年生の時に本屋でエッチな本を立ち読みした際に隣同士になって以来の親友(マブダチ)。
1986年度には「ブルース」はあだ名という設定だったが、いつの間にか「港町ブルース」が本名に。
1997年度のプロフィールは
「虫歯-6本、彼女-いない、算数-きらい、へそ-デベソ、好きな物-フィレオフィッシュ」。
身長150㎝。
血液型はO型。目立ちたがりな性格。
くぽりん
- 作者のくぼやすひと先生
1983年度6月から登場。その当時は「くぼちゃん」呼びだった。
時々名前が「くぽやすひと」「くぽやすぴと」表記になる。
蝶ネクタイを付けて、時折頭に描画用のペンが刺さっている。
女性アイドルが大好き。
1995年度には、頭の中で本当のくぽりん(赤ちゃん)が操作している設定だった。
一人称は「ぼく」。血液型はB型。
プロレスラーでCMにも出演していた上田馬之助について「ぼくの母の弟です」と言っている。
デタラメ、いい加減さが売りのピコピコであるが、これは本当である。
複数年度の登場キャラクター
- フォークおじさん
坊主頭にフォークの刺さったおじさん。
顔はブルースに似ている。
1989年度には坊主頭に横髪が少しあった。
ピコピコの暗黒面を支配しているらしい。
フォークの穴は脳まで達しており、八丁堀ちょんまげを付けられると、
身も心も八丁堀同心の「十手おじさん」になる。
同じ顔でフォークの刺さっていない「意味なしおじさん」や「占いおじさん」、
「クイズおじさん」などの「○○おじさん」も多々居る。同一人物かどうかは不明。
クイズおじさん、フォークおじさんは1984年度から登場。
クイズおじさんの年齢は43歳。占いおじさんの血液型はAB型。
- はい句ジジイ
俳句コーナー担当の眼鏡と口髭のおじいさん。
後述のはい句ジジイ(バトルジジイ)とは別人。
- 東山ピョロ郎
- キタローちゃん
1983年度から登場。お便り紹介で、時々出てくるマスコット的存在。
別名キータろう。
元ネタはもちろんアレ。
- バトルジジイ
別名、はい句ジジイ、ガンコジジイ、ポエムじーさん(1998年度)。
単にジジイ、ジーサン、ジーサマとも。
本名は自分でも忘れたらしい。
脚の骨を外して足を伸ばしてキック攻撃が出来る。
自分勝手な困ったお年寄り。一人称は「わし」。語尾は「~じゃ」。
若い頃はライダーだったとか。
- サウルスくん
ピコピコのペット。小さい恐竜。
「ガルル~」といううなり声で喋る。
くぽりんの単行本「サウルスくん」では主役。
- ウン小犬
1997年度、1998年度に登場。
ハガキの内容がつまらないとハガキにウンコをしてしまう子犬。
単年度の登場キャラクター
- ナポリ
1983年度に登場。
愛作の前身と思われるキャラ。
趣味は料理を食べること。特技は早食い。
好きな物はカレーとケーキ。
- ケーコ
1983年度に登場。
みみ美の前身と思われるキャラ。
趣味は読書。
- U作(ゆーさく)
1983年度に登場。
ブルースの前身と思われるキャラ。
ニット帽をかぶって「(AHO)」と書かれた服を着ている。
意外なことに(?)習字が得意。
- ヒッポ
1983年度の7月から登場。羊。顔はナポリに似ている。
11月、読者からの投稿により名前が決定。
- マザー・クリスタル
1987年度に登場。うらないの母。覆面の占い師。
お正月特集で「1988年8月21日、富士山が爆発する」と予言。幸い、外れた。
- ミスター・クワーナ
1989年度に登場。
クワナちゃんに対抗するため、
フォークおじさんがニューヨークのスラム街から呼び寄せた不思議な外国人。
本格的な登場は7月からだが、5月の「変人変ペットコーナー」にも、
変な外人として1カットだけ出ていた。
クワナちゃんにそっくり。嘘吐き。
- ユージくん
1990年度11月から登場。
みみ美の幼稚園時代の幼馴染み。ニューヨーク帰り。
愛作の恋敵となる。
- 羊のジャム
1991年度のレギュラー。
コーゼンちゃんのペット。
ペットのコーナーを担当。
体が白く、尾も白い(おもしろい)。
友だちに犬がいる。
- 地蔵太くん
1991年度のレギュラー。
お地蔵様のコーナー担当。
- コラージュおじさん
1991年度のレギュラー。
顔がコラージュでできたおじさん。
コラージュコーナー担当。
- 書道おじさん
1991年度の1月のみ登場。
別名ショポリン。
- 破餓鬼(はがき)
1992年に登場。
ボツになったはがきの怨念が凝り固まった妖怪。
ボツはがきが9999枚になると現れると言われていたが、1月についに出現。
「呪いの顔」「苦しみの顔」「怒りの顔」「悲しみの顔」を持つ。
- らんぽうさん
1992年度に登場。
「4年の学習」に連載の作家、ミュージシャンの「みなみらんぼう」さん。
本音で話す名人。
- はが子さん
1995年度に登場。幽霊。
ボツはがきのうらみの霊。
読者ページに現れては、ボツはがきを勝手に発表する。
- ひとふでガキ
1996年度のレギュラー。
顔が紐状の一筆書きで出来ている子ども。
一筆書きのコーナーの担当。
1997年度は予告には登場したものの、
キャラの人数が多すぎたので出演をキャンセルされた。
- なぞのバーサマ
1996年度に登場。
突然現れ、手術で顔のシワやシミを取り除いたジーサマにお説教をした。
正体は最後まで謎。
- 上池大作
1997年度のレギュラー。
小学4年生。読者の代表。
ピコピコショックにハガキを出すものの、いつもボツになる。
パパも登場した。
名前は学研の住所、大田区上池台から。
歴代の編集者・編集長キャラクター
- 長(おさ)編集長
1983年度4月、歴代の編集部キャラクターの中で最初に登場した人。
眼鏡。笑顔。
1983年度11月に他の雑誌に異動していった。
- 早川副編集長
1983年度4月から登場。眼鏡。
「ねごとでいつもジャイアンツといっているユニークな人。
コーヒー大すき人間でもある。」(←初登場時の紹介文)
車とタバコがあれば何もいらないらしい。
長編集長が去った後は「4年の学習」は我が物だと思っていたのだが……。
- 泉記者
1983年度4月から登場。
眼鏡。酒好き。
この人と話し合って「ピコピコシティ」のタイトルが生まれた。
- 山崎記者
1983年度4月から登場。
美少年。作者がこの人を上半身裸で描いたら編集部に勝手に服を描き足されたという。
長編集長が別の雑誌に移る際に一緒に付いて行った。
- 斉藤記者
1983年度4月から登場。若い女性記者。
1983年度は料理ページの担当。
後のビッグ・マザー・サイトウ(後述)。
- 助川(すけかわ)新編集長
1983年度11月にやってきた「4年の学習」の新しい編集長。
- 大沢記者
1983年度11月から登場。
エッチなことが大キライ。
1987年度10月に退場。
- 師岡(もろおか)記者
1984年度に登場。帽子、サングラス、口髭。
1990年度1月、ミスターもろ岡として再登場。
ムーミン岡山に代わり、編集長に。
その後、ファイヤー師岡(後述)として登場するがその時はキャラデザが全然異なっている。
- 十鳥(とっとり)記者
1986年度に登場。
自身が珍しい名字なので「奇名組」の担当。
- 小野編集長
1985年度から登場。1987年度10月に退場。
十鳥記者の近所迷惑な明るさに眉を顰める。
羽交い絞めの名人。福井県出身。
- 鳥越(とりごえ)記者
1987年度、1988年度に登場。
眼鏡。別名トリゴエちゃん。
語尾は「~ぴょーん」。
1987年度、フォークおじさんに頭の毛を剃られフォークを刺されてしまう。
クワナちゃんの人気に嫉妬して旅に出た。
鹿児島県出身らしい。
- アペちゃん
1988年度12月に隕石の中から登場。
パンツ一丁で両胸に貝殻を付けている。
長~いナマズ髭(鼻の穴に着脱式)が特徴。
- シボウタくん
1987年度10月から、1988年度、1989年度に登場。
柴生田(しぼうた)記者。別名ひとりしばいシボウタ。
筋肉隆々だが、本人は体が弱いと思っている。
- クワナちゃん
桑名編集長。眼鏡。半魚人。別名ハンギョクワナ。
語尾は「~ハンギョ」。1987年度10月から登場。
登場初期は語尾が定まっていなかった。
5月30日が誕生日。高校生の娘が宝物。
サナギになることがある。
1989年度1月、半魚人から人間になり「2年の学習」へ。
- コーゼンちゃん
眼鏡、下半身裸、毛深い。
別名セクシャルコーゼン。
語尾は「~ばい」。
足の裏にも毛が生えている。
下敷きをぱっこんぱっこん鳴らしながらの腰振りダンスがお気に入り。
クワナちゃんと愛し合っていた(男同士)。
クワナちゃんが「4年の学習」を去ってからは、ムーミン岡山に惹かれていく。
でも彼女が居る。
- ムーミン岡山
1989年度の1月に登場。
編集長。別名ムーミン男。
裸に大きなポケット。
ポケットの中には大好きな釣りの道具が入っている。
釣竿を持つと不良になる。
語尾は「~でちゅ」。
1990年度1月、旅に出た。
- ファイヤー師岡
1991年度4月から登場。
編集長。学ラン着用。
名前の通り炎をバックにしたり火を吐くことも。
1991年度9月、(「4年の学習」に比べて)大人の雑誌「6年の学習」へ移って行った。
- コーノリン
1991年度10月から登場。
編集長。コウノトリに運ばれる。
身体が袋状の布に包まれていて、そこから手足を出している。
誕生日は4月30日。血液型はA型。
- タムリン
1992年度に登場。
大きな目と八重歯が特徴。
- オーモリン
1993年度9月から登場。編集長。眼鏡と口髭。
犬が大好き。愛犬メメを入れた袋を首に掛けている。
- イリッペ
1997年度に登場。眼鏡。
股間に逆さまにした将棋の駒の歩を付けている。
エッチや下品なハガキが来ると出てくるかくれキャラらしい。
自宅に普通の子犬を集め、ウン小犬にするべく調教していた。
- アーヤン
1998年度に登場。眼鏡。
額に「A」の文字(水性ペンで書いている)。
一人称は「ぼくちん」→「ぼく」、語尾は「~でございます」。
首と腰にリングが付いていて、転がっていくことが出来る。
パソコンが得意で電子メールが大好き。
幼稚園の時、初恋の子にメールを送った(返事は来なかった)らしい。
チューヤンに名前が似ているため、地球一周ヒッチハイクの旅に出されたが最終回にはしれっと戻ってきていた。
- リナっぺ(リナッペ)
1998年度10月から登場。
読者のお便りハガキをコレクションする「読者はがきコレクター」。
仲間同士ではがきトレード(交換)をすることも。
- ビッグ・マザー・サイトウ
編集部の女王様。
ピコピコの影の支配者。
ピコピコシティ開始から最終年度まで、誌面に登場しない年も含めて
16年間のピコピコシリーズに関わっていた唯一の編集者さん。
ピコピコ内のコーナー
表記揺れが稀によくある(例:「怒りのブドウ」→「イカリのブドウ」など)。
同じ年度の同じ内容のコーナーでも、月によってタイトルが変わることが度々あった。
お便りのコーナー
「とっておきおたよりコーナー」1983年度。
「おたよりジャンジャンコーナー」どんな内容でもOK。
主に愛作たちへの手紙、質問のコーナー。1984年度~1991年度。
「おたよりじゃ~んコーナー」1992年度、1993年度。
「おたよりジャ~ンのコーナー」1997年度。
お仕置きコーナー
「怒りのブドウコーナー」
お仕置きしてほしい相手の似顔絵を描いて送ると
愛作が武道でお仕置きしてくれる。~1995年度。
「おしおきコーナー」、「怒りのおしおきコーナー」
上記と同じく、似顔絵を描いて送ると
バトルジジイ、または愛作がお仕置きをしてくれる。
1996年度~1998年度。
みみ美のコーナー
(「みみ美のお部屋」、「みみ美のへや」とタイトルが付いていることも)
「みみ美のまかせなさい」
お悩み事の相談に、みみ美が答えてくれる。1984年度~。
「みみ美のファッションコーナー」
「みみ美のファッション通信」(1995年度)とも。
みみ美に似合うデザインの服を募集。
気に入るとみみ美が着てくれる。~1998年度。
「おまじないコーナー」
みんなの知っているおまじない募集。
「みみ美のポエムコーナー」
「愛のイラストポエムコーナー」、
「恋のポエムコーナー」(1991年度)とも。
恋のポエム募集。
「告白ターイムコーナー」
直接は好きだと言えない相手に4年の学習誌上で告白しよう!
相手がこのページを見てくれれば両思いになれるかも、というコーナー。
「みみ美のうらないコーナー」
自分と占ってほしい相手の性別、生年月日、血液型(分かる人は生まれた時間も)を
書いて送ると、相性を占ってくれる。途中から自分と相手の似顔絵も必要になった。
占い担当は占術家のムッシュムラセ先生。
1992年度。
ポエムコーナー
主に恋のポエム。読者の書いたポエムに、くぽりんが(勝手な)絵を添える。
「愛しているといってくれコーナー」1996年度。
「恋のポエムコーナー」1997年度、1998年度。
はい句コーナー
俳句募集のコーナー。
批評してれる「はい句ジジイ」は初代と2代目が居る。
2代目はバトルジジイ。
「はい句王への道コーナー」1987年度
「はい句じじいのはい句王への道」1988年度。
「はいくジジイのはい句教室コーナー」1993年度。
「はい句でGO七GOコーナー」1995年度。
イラストコーナー
登場キャラクターの似顔絵や芸能人の似顔絵、自由なイラストの募集のコーナー。
「にがおえギャラリー」1983年度。
「愛作のにがおえギャラリー」1984年度~1986年度。
「愛作のイラストギャラリー」1987年度。
「イラストギャラリーコーナー」1992年度、1993年度
「にがおえギャラリーコーナー」1983年度、1988年度~1991年度。
「くぽりんのにがおえギャラリー」1988年度。
「にがおえコーナー」1989年度。
「アイドルでいいじゃんコーナー」1996年度。
「アイドルイラストコーナー」1997年度。
「イラストギャラリー」1989年度、1995年度、1997年度。
「イラストコーナー」1998年度。
コラージュコーナー
絵や写真を切り貼りして作ったコラージュを募集。
「コラージュコーナー」1989年度、1990年度、1991年度、1995年度。
「いかすコラージュコーナー」1996年度。
奇人変人変ペットコーナー
面白い家族、友だち、先生、ペットを募集。
自分のあぽりんなエピソードも募集。
時々「あぽりん度」や「ドジ度」の%採点あり。
「通信員のとっておきおたよりコーナー」コーナー内に個別のコーナーあり。1983年度。
「われらドジッ子日本一」1983年度。
「うちのファミリーワハハハコーナー」1983年度。
「だから先生大好き」1983年度。
「ドジっ子コーナー」1984年度、1997年度。
「おもしろかぞくペットコーナー」「おもしろ家族コーナー」1984年度。
「こんな先生こんな友達コーナー」1984年度。
「ザ・ファミリコーナー」「みょ~な家族コーナー」「感動的家族コーナー」「おちゃめちゃ家族コーナー」1986年度。
「それは先生コーナー」「あぶない先生コーナー」1986年度。
「変人変ペットコーナー」「私のペットはヨイペットコーナー」1986年度。
「はっきり言ってへんなやつコーナー」1987年度。
「どーもすいま先生コーナー」1987年度。
「変人変ペット変な○○コーナー」1988年度。
「変人変ペットコーナー」「変人&変なかぞくコーナー」「みょ~な家族コーナー」1989年度。
「わたしってあぽりんコーナー」1989年度、1990年度。
「マイティーチャーコーナー」1989年度。
「みょうなやつらコーナー」1990年度。
「わかりま先生コーナー」1991年度。
「おじんの星コーナー」1991年度。
「マザーグズのうたコーナー」1991年度。
「ペットの証明コーナー」「ジャムのおもしろペットコーナー」1991年度。
「大人になんかなりたくないゾコーナー」1992年度。
「ペットでラブリーコーナー」1992年度。
「わたしばかよねおばかさんよね!!コーナー」1993年度。
「あぽりんコーナー」1989年度、1994年度、1995年度、1996年度、1997年度。
「教師のかがみコーナー」1997年度。
「ドジコーナー」1997年度。
「クセ者ファミリーコーナー」1997年度。
「マイペットコーナー」1997年度。
「わたしって変人かもコーナー」1998年度。
珍しい名前募集コーナー
「奇名組コーナー」
十鳥記者の担当コーナー。
珍しい名前(主に名字)を募集している。
集英社の某漫画にタイトルが似ている。
1986年度。
「へん名こちゃんコーナー」1995年度。
「へん名子ちゃんコーナー」、「珍名でラッキーコーナー」
変な名前募集。1996年度。
占いコーナー
自分と好きな相手の、生年月日と血液型、似顔絵を書いて送ると、
プロの占術家のムッシュムラセ先生が相性を占ってくれる。
「あいしょう占いコーナー」1993年度。
「うらないコーナー」、「あいしょううらないコーナー」1995年度。
クイズ・パズルのコーナー
読者からの投稿以外の、オリジナルのなぞなぞやパズルのコーナー。
「クイズパズルセンター」
クイズ案:古田久三郎/大島正二/有木昭久。1983年度。
「クイズ!パズルですどーも!」1984年度。
きょうだいからの投稿コーナー
「おねえのコーナー」
「おねえからのお便りコーナー」とも。
1986年度「おねーさんからのおたよりジャンジャン」辺りが始まり。
主に、進級で「4年の学習」を卒業したけれど妹や弟の「4年の学習」を読んでいる、
お姉さんからの投稿コーナー。お兄さんも投稿可(「おにいのコーナー」)。
1995年度時点で月に80~100枚、このコーナーにハガキが届いていたらしい。
くぽりんの大好きなコーナー。
「幼児のコーナー」
みんなの妹や弟、近所の子どもが描いたハガキのコーナー。
「おねえのコーナー」の派生。1992年度。
他、色々なコーナー
「ピコピコシティの学校だより」
色々な小学校の特色を紹介。1983年度。
「ケーコの女の子だけね」
「みみ美のお部屋」の前身のようなコーナー。
女の子からのお便りを募集。悩み相談に答えます。1983年度。
「ぼくとわたしの習字」
みんなの習字を募集。選評:田中秋草先生。
このコーナーはハガキ以外での投稿もOK。1983年度。
「それからどーしたコーナー」
お題(一枚絵)の続きを考えるコーナー。1983年度。
「ボツっ子コーナー」
「ボツっ子のはか」****「ボツっ子のマンション」とも。
ハガキのネタはボツになったものの、名前(本名)だけが掲載されるコーナー。
悲しい。
「どーしたらいいの?コーナー」
悩み相談のコーナー。あまりまともな回答は得られない。1984年度。
「ブルースのフォトギャラリー」
写真募集のコーナー。1986年度。
「わたしのラブリーコーナー」
ラブリーな物や体験を募集。1988年度。
「男の一本やりコーナー」
4年生になったらやり遂げたいことの宣言コーナー。1988年度。
「おもわずふきだしコーナー」
お題絵のフキダシの空白に面白いセリフをいれるコーナー。
BOKETEの先駆け?1989年度、1990年度。
「美少女コンテストコーナー」
美少女だと思う自分やお姉さんや友だちの写真を送ろう。1989年度。
「生まれて来たのはなぜさコーナー」
自分は何をするためにこの世に生まれて来たのかを考えてみよう。1989年度。
「方言コーナー」
「方言でございますコーナー」、「方言でわるいかコノヤローコーナー」など。
オモシロイ方言を教えてのコーナー。1989年度。
「ブルースの写真時代コーナー」
オモシロ写真を募集。1991年度。
「コーゼンちゃんの美人コンテストコーナー」
きれいなお姉さんの写真を募集。
コーゼンちゃんが自分の彼女にバレないように楽しむコーナー。1991年度。
「地蔵くん大集合」
地蔵太くんのコーナー。みんなの近所のお地蔵様の絵を募集。1991年度。
「ゲーヒン館へようこそコーナー」
下品なおたより専門のコーナー。1992年度。
「オカルトークコーナー」
コワいうわさ、出来事を募集。1992年度。
「お国じまんコーナー」
自分の住んでいる地域を自慢しよう。1993年度。
「自画像コーナー」
自分の顔に責任を持つために、このコーナーに限りペンネームはNG、本名のみOK。1994年度。
「美人コンテストコーナー」
本人や姉妹、親戚のお姉さんなど美人と思ってる人の写真募集。1995年度。
「サウルスくんのペットクラブ」(「うちのペットじまんコーナー」
、「こんなペットいたらいいなコーナー」)
実際や理想のペットを募集のコーナー。1995年度。
「ひとふでがきコーナー」
みんなの考えた一筆書きを募集。1996年度。
「ピコピコ伝言板」
ちょっとした落書き絵が載る伝言板。1996年度。
「サウルスくんのバトルペットコーナー」
ぼくのかんがえたさいきょうの怪獣を募集。1996年度。
「悲しき願いコーナー」
地球があと1年でほろびるとしたら何をしたいか教えて。1996年度。
「テストじまんコーナー」
テストのいい点を写真に撮って送るコーナー。
実際に「103点」や「7回連続100点」などの写真がピコピコに載った。
1996年度。
「ショックコーナー」
失恋ショックや電気ショックなど、ショックだった話を募集。1997年度。
「プリくらコーナー」
みんなのプリクラ写真を募集。
名前は載らないけどプリクラの写真は載る。1997年度、1998年度。
「ラブショックコーナー」
恋愛に関するショックな出来事を募集。1998年度。
「お宝かんていコーナー」
みんなのお宝募集。勝手に金額査定をするよ。1998年度。
ピコピコ用語
(50音順)
おまじないテレホンカード
1990年度のピコピコグッズ。
オモシロハガキのグランプリ賞の賞品。
このテレカで好きな子に電話すると2人の仲がハッピーになり、ケンカをした友だちにこのテレカで電話して「ゴメンねっ」って言えばきっと仲直りできる、ステキなテレホンカード。
さかな
たまに意味もなく画面を飛んでいる。
G.K(ジーケイ)カプセル
1989年度に登場。
クワナちゃんの入ったカプセル。
カプセルから出たクワナちゃんが悪い奴を注意する。
守護霊ボンバー
自分の背後に居る守護霊の力を借り、相手を倒す必殺技。
遊び半分でやってはいけない。
主題歌
ピコピコのテーマソング。
光GENJIのスターライトの出だしの節で歌う。
歌詞の掲載は控える。
精霊軍団
地の精ノーム、風の精シルフィード、火の精サラマンダー、水の精オンディーヌの4人。
「妖精軍団」とも言う。
1986年度、血液型別幸せを呼ぶおまじないに登場。
1988年度、ピコピコシティの支配を企んだ。
つぎはぎ
フキダシ内に時々ある縫い目。
フキダシ内の空白をごまかすためのものらしい。
2001ピコピコクラブ
当時募集していた学研の会員クラブ。
旧名「GKクラブ ピコピコシティ」。
会員の特典:1.会員証と特製の会員手帳がもらえる。
2.会員証の番号でプレゼントが当たる。
3.2001ピコピコクラブ指定の遊園地や動物園で会員証を見せると割引される。
4.お便りや名前、写真などが「4年の学習」に必ず載る。
(特典は年度によって異なる)
はがき(ハガキ)
ピコピコにお便りを出すときのアイテム。
ピコピコ連載当時の官製はがき・切手代は1枚40円~50円。
ピコピコグッズ
ピコピコテレカ、表彰状、くぽりんのサイン入り色紙、メモ帳、ぴったんメモ、
オリジナルバッジ、シール、便せん、イラストハガキなど色々なグッズあり。
ハガキが採用されたり賞を取ったりするともらえるプレゼント。
ピコピコ中毒
ピコピコにハガキを出さずにはいられない、
あるいはピコピコを読まずにはいられない中毒。
1997年度に出てきた概念。
1.ピコピコに夢中になりすぎて勉強が手につかなくなる。
2.ハガキばかり書いているので宿題が全然できない。
3.次の号が待ちきれなくて体がふるえる。
などの症状があるという。
完全にピコピコ沼にハマった状態。
1ヶ月に20枚(ハガキ代約千円)もハガキを出す子も居た。
大人になっても治らないらしい。
ピコピコ卒業後20年以上経ってから、ピコピコシリーズをコンプリートするべく、
16年分の「4年の学習」+予告の載っている「3年の学習」2,3月号+ピコピコの登場した別冊付録を
古書で買い集める者も居る。
ピコピコマシーン
1991年度のみ登場の巨大マシーン。
投稿されたハガキが中に入れられ、3分後に面白いハガキが選ばれてマシーンから吐き出される。
学研ビルの隣にあるが、普段は透明シールドが掛かっているので見えない。
ハガキに描かれたものを実体化できる。なお実体化したものは1週間すると消滅して元のハガキに戻る。
ハガキが来ないと爆発するらしいが、ハガキが来過ぎても爆発する。
ペンネーム
ピコピコにハガキを投稿するときに自分で付ける名前。
本名でもペンネームでも投稿可。ペンネームでハガキを出す時も本名・住所の記載は忘れずにしよう。
しかし、せっかくハガキにペンネームを書いたのに編集部のミスで本名が載ってしまう子もいた。
ボツ
せっかくお便りを投稿しても採用されないこと。
その怨念は妖怪化したり幽霊になったりすることも…。
みみクソファッション
耳の穴から耳糞を細長く垂らしたファッション。
ストローを耳の穴に刺し、その中で耳糞を細長く固める。
左右で長さを変えるのがおしゃれのポイント。
メッローン攻撃
「メッロ~ン」と言いながら相手のお尻を撫で上げる攻撃。
1987年度、読者からの投稿で誕生。
ラッコ王国
「3年の学習」の読者ページ。主役はラッコ王子。
1986年度の4,5月には、まだピコピコシティに来ているハガキが少なかったのか、
ラッコ王国への投稿作品が「にがおえギャラリー」のページに載った。
年度ごとの特徴、主な出来事
1983年度 ピコピコシティ
- ページサイズは「4年の学習」の他のページ(B5判)より一回り小さめのサイズ(横18.2㎝×縦20.9㎝)。
1月~3月は他のページと同じサイズ。
- キャッチコピーは「出たがり屋さん大集合!」。
- ナポリ、ケーコ、U作の三人組。
- 読者からの投稿以外のクイズ・パズルのコーナーもあった。
- 11月、編集長の交代。
- 最終回は、映画のクランクアップ風に全員集合してエンド。
1984年度 ピコピコシティ
- ページサイズは他のページと同じ。
- キャッチコピーは「みんなで楽しんじゃおう!」。
- 愛作、みみ美、ブルース登場。
1985年度 ピコピコシティ
- ページサイズは他のページより小さめ。
- 1985年7月「チャレンジICメカ工作」刊行。
- 「4年の学習」夏の教材(9月号)の表紙に、立体造形のみみ美が登場。
9月は夏休み特集「いっきにピコピコ!飛び出せ夏休み」。ハガキ紹介はお休み。
- 1月はお正月最新情報特集。ハガキ紹介はお休み。
1986年度 ピコピコシティ
- ページサイズは他のページより小さめ。
- 愛作の名字は「二本木」。
- 9月は夏休み特集。他ページと同じサイズ。
- 最終回は、にっこり笑って ばいびー。
1987年度 ピコピコシティ
- ページサイズは他のページより小さめ。
- みみ美のキャラデザにリボンが加わる。
- 9月は特集「夏休み情報生たまご」。ハガキ紹介はお休み。
- 1月のお正月特集では1988年を大予言。ハガキ紹介はお休み。
- 最終回では愛作がフォークおじさんにメッローン攻撃をしながら夜空の彼方へ。
最終ページは皆の正座おじぎで終了。
1988年度 ピコピコシティ
- ページサイズは他のページより小さめ。
- 8月、精霊軍団にピコピコを乗っ取られそうに。
10月、守護霊ボンバーで見事撃退。
- 最終回は、みみ美から読者へのキス顔で終了。
1989年度 ピコピコシンドローム
- ページサイズは他のページより小さめ。
- 7月、ミスター・クワーナ登場。
- 8月、フォークおじさんがちょんまげを付けられ十手おじさんに。
- 1月、クワナちゃんが半魚人から人間になり「2年の学習」へと旅立って行く。
- 最終回はデートに出かける愛作とみみ美の後ろ姿で終了。
1990年度 ピコピコシャワー
- ページサイズは他のページより小さめ。
- 愛作の名字は「二本木」。
- 9月、夏休み特集ページ「南の島トルトル大作戦」。ハガキ紹介はお休み。
- 11月、みみ美の幼馴染みユージ君登場。
- 最終回は「4年の学習」連載の少女漫画「みんな!手をつなごう」に倣って、みんなで足をつないで終了。
1991年度 ピコピコシティ
- この年度の途中から「4年の学習」の
各月の号数が「〇月教材」から「〇号」に変更された。
(「8月教材」→「夏休み号」→「9号」)
また、この年度は「夏休み号」も含めて1年間で13冊だった。
- ページサイズは他のページより小さめ。
- ハガキを集めた巨大な「ピコピコマシーン」が登場。
- 愛作に、しっぽのように結んだ後ろ髪が追加される。
- この頃、愛作は講談社の「テレビマガジン」の「おもちゃ情報局」のコーナーにホビーくんという芸名で出演。アルバイトらしい。読者からの投稿により発覚。
- 9月、ファイヤー師岡編集長が「6年の学習」へ。
10月、コーノリンが編集長に就任。
- 12月、情報ページ「花のおかしでクリスマス!」。
- 2月、ハガキの来過ぎでピコピコマシーンの負荷が大きくなり、爆発の危機に。
- 最終回ではマシーンが爆発し、舞い落ちるハガキを見ながら終了。
1992年度 ピコピコエクスプレス
- ページサイズは4月~7月は他のページより小さめ、8月から他のページと同じ。
- キャッチコピーは「ウルトラ読者参加ページ」。
- ボツになったハガキが9999枚になると、妖怪破餓鬼が現れるという……。
- 12月、ボツはがきの枚数が9999枚に。1月、ついに破餓鬼が姿を現す。
1993年度 ピコピコサンバ
- ページサイズは他のページと同じ。
- キャッチコピーは「日本で一番オモシロイ読者ページ」。
- 4月にはまだタイトルが決まらず。扉絵では「ピコピコ○×」になっていた。
5月にタイトルが「ピコピコサンバ」に決定、扉絵は見開き2ページ。
- 9月、編集長オーモリン登場。
- 11月、みみ美の誕生日が11月28日と判明。
- この頃から、ブルースの帽子がニット帽から野球帽に。
1994年度 ピコピコどんぶり
- キャッチコピーは「みんなのはがきで作るページ」。
1995年度 ピコピコブレイン
- ページサイズは他のページと同じ。
- 8月はピコピコはお休み。
- 愛作の名字は「五本木」。
- 当時流行していた「ストⅡ」のコスプレあり。
1996年度 ピコピコウェーブ
- ページサイズは他のページと同じ。
- 「3年の学習」の予告で読者から「ピコピコ○○」のタイトルを募集していたが、多分くぽりんが考えたであろう「ピコピコウェーブ」のタイトルになった。
- 8月はピコピコはお休み。
- ジーサマ、整形手術で顔のシミやしわを取りツルツルの顔に。
しかし、なぞのバーサマに「シミやしわは生きてきた証」と諭され、後悔。
その後奇跡的にしわを取り戻す。
- 12月、クリスマスパーティーに懐かしのキャラたちが顔を出す。
1997年度 ピコピコショック
- ページサイズは他のページより小さめ。
- みみ美、ツインテールに。
- 4年生代表の上池大作がレギュラーとして登場。
- この頃から絵柄が少し変化する。
みみ美の体型も腰の括れたスタイルになる。
- パソコンの電子メールでお便りを送れるようになった。
1998年度 ピコピコショック
- ページサイズは他のページと同じ。
- ピコピコシリーズの最終年。
- 愛作の名字は「五本木」。
- 8月は表紙に3Dイラストのピコピコトリオが。特集「ピコピコショックの夏だ!思いっきりスーパーキャンプ!」。ハガキ紹介はお休み。
- 1月、アーヤンがヒッチハイクの旅に行かされる。
- 最終回には今までに登場したキャラクターが集合。サブタイトルは「さよならピコピコ」。
- 最終ページは、キスを迫る愛作にみみ美がパンチを繰り出すかと思いきや……。
その他のピコピコ
ピコピコ登場の付録
「日本全県サウンドカセット」カセットテープ。1986年度5月教材。
「県名早おぼえカセット」カセットテープ。1987年度5月教材。
「救急セット 健康くん」カードセット。1989年度。
「いただきま~す全国駅弁の旅・ラーメンの旅」別冊付録。1990年度3月教材。
「ドキン! ザ日本探検」別冊付録とスコープ。1991年度3月教材。
「最新日本列島立体地図」1992年度7月教材。
「日本列島縦断スーパーゲーム」1992年度1月教材。
他誌へのピコピコ登場
「6年の学習」『卒業記念大特集 保存版 思い出の6年間』(1カット)1997年度3号p3。
連載終了後~現在
2020年、作者のnoteでピコピコが「ピコピコ読者ページ」として復活。
「くぽりん掲示板」から「おとなピコピコ」に投稿が出来るようになった。
ピコピコの元読者は「ピコピコチルドレン」という名称で呼ばれる。
2022年7月、「くぽりん掲示板」のサービスが終了。
その後は作者のX(Twitter)のDMからピコピコの作品を投稿可能。
noteに、ピコピコの投稿絵を収めた「みんなのピコピコ作品」のマガジンもあり。