概要
Episode.42「スカル・トーキング」、Episode.43「メテオ・カタストロフ」に登場。
惑星を主食とする非常に危険な宇宙生物で、スマスリーナ星人ニカレーダが様々な惑星に持ち込み、繁殖させては生物兵器として売りさばいていた。
肉食恐竜と甲殻類を掛け合わせたような体形、眼が無く口が二つの頭部、角や槍のような腕などが特徴。
口からは強力な溶解液を吐くことができ、劇中ではこれを用いてデカレンジャー側の装備をいくつか使用不能に追い込んでいる。また、頭部からは電撃を放つことも可能。
身体能力も非常に高く、ディーバズーカによる砲撃の弾道を見切って回避している(ちなみにこれは劇中のアリエナイザーが一人としてできなかった芸当である)。回転して地中に潜ることも可能。
地球にはエージェント・アブレラの協力で二つの卵が持ち込まれ、これらが孵化したことで出現。
いずれもニカレーダが呼び寄せた巨大隕石に含まれるグロンチウムの影響を受け急激に成長していた。
ある程度成長すると自ら音波を発してグロンチウムを引き寄せることができるらしく、アブレラと結託したニカレーダはこれを再現して惑星にグロンチウムを含む隕石を呼び寄せ、自らは隕石衝突の直前に脱出、その後ブラウゴールが成長・繁殖したところで成体を兵器として売り卵を別の星に持ち込む、という行動を繰り返してきた模様。
角の数が多いほど強いと言われている。
ブラウゴール・兄
ニカレーダ「あの卵が、あんなに早く発見されるとは、誤算だったぜ…」(Episode.42)
データ
- 身長:228cm~54m
- 体重:145kg~35t
- 出身地:宇宙
ニカレーダが地球に持ち込んだ卵の片割れが孵化したもの。
採石場で孵化し、グロンチウムを含んだ隕石の影響で幼体ながらも急激に成長。だがその影響で採石場の作業員を襲撃して通報され、デカレンジャー達に予想よりも早く見つかってしまった。
等身大の状態ではスワットモードのデカレンジャー達を前に溶解液でディーリボルバーを使用不能にする等、その戦闘力の高さを存分に見せつけて逃亡。隕石接近に伴い巨大化し市街地に現れた際にはデカバイクロボをも苦戦させた。
しかしニカレーダをデリートしたデカレンジャーがデカマシンで合流しスーパーデカレンジャーロボに合体すると一転して追い詰められ、ガトリングパンチに耐えきりこそしたものの大ダメージを受ける。最期は続けざまに放たれたダイナマイトアッパーの一撃に耐えきれずに爆死した。
しかし…
ブラウゴール・弟
アブレラ「君達に大宇宙のある伝説を教えに来たのさ。『星の悪魔を倒すなら、弟がいないか確かめろ。兄を倒せばその怒りは弟に乗り移り、何十倍にも膨れ上がる』」(Episode.43)
データ
- 身長:54~89m
- 体重:35~58t
- 出身地:宇宙
ニカレーダが地底に隠していたもう一個の卵が、スーパーデカレンジャーロボに倒された兄のエネルギーを浴びて急成長した姿。
最初から巨大な姿で登場し、一度地球を離れていったグロンチウムを含んだ隕石を鳴き声で呼び戻したうえ、兄以上の戦闘力を見せつけてデカレンジャーを圧倒。
隕石が近づいた影響でさらに巨大化し、デカレンジャーロボとデカバイクロボを圧倒しただけでなく、救援に駆け付けたデカベースロボの連続攻撃を受けても倒れなかった。
そこへパトウィング2に乗ったブルーが合流。自分を地球に帰すために命懸けでデカウイングキャノンによる突撃で隕石を破壊した相棒であるレッドの弔い合戦に燃える彼の連続攻撃を受ける。そこへトドメとばかりにデカベースロボが「ボルカニックバスター」を撃ち込むが、なんとこれにも耐え切ってしまった。
そこでスワンが3体のロボの力を合わせることを提案。隕石を突撃ではなく至近距離からのディーリボルバーによる銃撃で破壊した事により無事だったレッドも合流し、
デカウイングキャノンにデカベースロボ・デカバイクロボ・デカレンジャーロボのパトエネルギーを供給した「オールスター・アルティメットバスター」を受けついに爆散した。
2体のブラウゴールを倒されたことによってアブレラは大損害を被り、これ以降彼は宇宙警察および地球署を目の敵にし、採算性を度外視して彼等を叩き潰すべく自らゲリラ的な行動を行うようになった。
関連タグ
星王バズー、魔獣ダイタニクス:スーパー戦隊シリーズにおける、星を喰らう敵キャラの先輩達。
ボガール:こちらも惑星を捕食した事がある。
ゴルドン、ガクマ、ドブネズミ(ジョジョ第四部):もう一匹いたつながり