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解説編集

「キャプテン・アメリカ」#359(1989年10月)にて初登場。

クロスボーンズ」の名で知られる傭兵テロリスト。


タスクマスターに師事し、よくレッドスカルに雇われる。

常にドクロのマスクを被っており、銃火器の扱いに長けている。


ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ編集

性別 男性
属性 ファイト
必殺技 デス・ランチャー
CV小原雅人

MCU編集

演 - フランク・グリロ、日本語吹替 - 水内清光


S.H.I.E.L.D.の精鋭部隊「S.T.R.I.K.E.」のリーダー。

銃器の扱いに長けており、大勢の仲間を率いている。


キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー編集

キャプテンアメリカことスティーブ・ロジャースと、ナターシャ・ロマノフと共に、テロリストに人質にされたS.H.I.E.L.D.の幹部を助け出すために派遣される。

スティーブとナターシャが大勢を相手に大立ち回りする中、ラムロウたちはテロリストを迅速に始末し、幹部を救出した。

その働きぶりから、大戦中に活躍したハウリングコマンドーに続く、スティーブを補佐する部隊と期待されている。
























ラムロウ「なぁ、キャプテン……

あんたに恨みはないが……悪く思うなッ!!


ここから先はネタバレが含まれます







実は、犯罪結社ヒドラのメンバー。それどころか、S.T.R.I.K.E.チーム全員がヒドラである。

ウィンター・ソルジャーニック・フューリーが暗殺されたのち、それをアレクサンダー・ピアースに報告し終えたスティーブがエレベーターに乗り込むと、S.T.R.I.K.E.チームと、同じくヒドラのメンバーである数名でスティーブを襲撃。

しかし、激しい抵抗の末に逆に沈黙させられた。

増員を送り込むも、スティーブの捨て身の大脱出で取り逃してしまう。


その後、ヒドラによるインサイト計画を実行するべく、S.H.I.E.L.D.職員に脅しをかけるも、シャロン・カーターを始めとする一部職員に抵抗にあう。

シャロンに静止を呼び掛けられるが、逆にナイフで切りつけ銃撃戦に発展。

どさくさ紛れにコンソールを操作してヘリキャリアを浮上させた。


インサイト計画の阻止を目論むマリア・ヒルを始末するべく上の階へ向かうも、ヘリキャリアから離脱してきたサム・ウィルソンと交戦、徒手空拳の肉弾戦を展開することとなる。

終始サムを圧倒していたものの、同士討ちで撃墜されたヘリキャリアの直撃とビルの崩壊に巻き込まれてしまう。

辛うじて生存していたものの、負った傷は大きく、病院で痛々しい姿を晒すことになる……

























クロスボーンズ「いいザマだな、キャプテンアメリカ!

お前に会いたかったぜ!!


ここから先は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のネタバレが含まれます




シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ編集

クロスボーンズとして顔を隠し、多数の仲間と共にラゴスの生物兵器研究所を襲撃。

毒ガス(催眠ガス?)で人員を卒倒させ、生物兵器を奪い取った。

その様子を監視していたアベンジャーズと交戦することとなる。


パンチ力を増強させるアームや、コンクリートに突き刺せる程に頑丈なブレード、そして装甲車に搭載されていたグレネードランチャーを用いるなどしてスティーブを苦しめた。

また、前作の後遺症の為か電気に対する耐性を獲得しており、ナターシャの電気ショックは効かなかった。


それでもスティーブの超人的パワーと格闘センスに勝てず、敗北を喫する。

逃げられないと悟ったクロスボーンズは、マスクを外して火傷を負った醜い素顔を晒す(本人曰く「思ったより酷くないだろ?」とのこと)

そしてバッキー・バーンズの事を話して隙を作ったあと、自爆ベストを作動させて相討ちを狙おうとしたがスカーレット・ウィッチによって寸前で阻止され、上空に投げ飛ばされて爆死した。


…………スティーブを殺すことは叶わなかったものの、爆発は近くのビルにいた大勢の一般人を巻き込む悲劇を招き、それによってアベンジャーズの内戦〈シビルウォー〉のカウントダウンを刻み始める。

ある意味、ヘルムート・ジモと並び、アベンジャーズを分裂させた人間と言えるだろう。


アベンジャーズ/エンドゲーム編集

2023年から2012年のニューヨークにタイムスリップしたスティーブ、トニー・スタークスコット・ラングの前に現れる。

アベンジャーズ』でアベンジャーズがロキを捕えた直後、ロキと彼の持っていた杖を回収するS.H.I.E.L.D.のチームの一員だった。その中には、ヒドラの一員であるジャスパー・シットウェルもいた。


杖(マインドストーン)は『エイジ・オブ・ウルトロン』にてヒドラが所有していたことが判明していたが、既にこの時点でヒドラの手に落ちていたのである。

ジャスパーやS.T.R.I.K.E.チームとともに杖を持ってエレベーターで階下へ向かう途中、2012年の自分に変装した2023年のスティーブがエレベーターに乗り込んだ。

ブロックもジャスパーもそれを怪しんだが、スティーブが機転を利かせてジャスパーに「ヒドラ万歳」と囁いたため、彼を信用してしまい、更に地上に着く前にスティーブをエレベーターから下ろしてしまうという失態をやらかした。

(とはいえ、2023年で目的を果たしたスティーブは彼らに杖(というかマインドストーン)を返したので、失態にはならなかったろうが)


余談編集

MCUでブロックを演じたフランク・グリロ氏はマーベルと7作も映画に出演する契約が決まって喜んでいたが、実際には二作程度でで死亡する役柄だったために怒り心頭。

『エンドゲーム』への再登場オファーは断っていたが、彼の22歳の息子に「10秒でもいいから出た方がいい。歴史の一部になれる。」という後押しによって再演を決めた。


関連イラスト編集

Cross Bones/Baron zemo超未来戦士


関連タグ編集

MARVEL ヴィラン

キャプテンアメリカ

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