この事件は、名探偵コナン本編で最大の秘密が出てきます。未読・未視聴の方はブラウザバックをお願いします。大丈夫な方はこのままお進みください。
あらすじ
紅の修学旅行の一件で行方不明の工藤新一が事件を解決したとネットで拡散されてしまった。ほとぼりが冷めるまで阿笠邸で身を潜めることに事にしたコナン。平次にも全力で「謎を解いたのは工藤ではない」と否定してもらっている。そんな時に、探偵団から電話がかかって来て、同級生のマリアを探すために知恵を貸してほしいと頼まれるが…。
概要
名探偵コナンで起こった事件の1つ。
原作では3話構成の「じっとしてなさい！」「焦ってんだよ」「ホラ♡」というタイトルで、TV版では記事名通り「マリアちゃんをさがせ!」である。
なお、この話で(テレビアニメでは第163話・164話)『月と星と太陽の秘密』のときの話題が出ているが、アニメ版ではその話が原作での前後の事件よりも2年以上遅れて放送されたため、「灰原が転校してくる前」ではなく「灰原が登場後」の話(灰原に関しては参加をパスした)になっていたが、今回の話のアニメ版では原作と同じく元太の「灰原が転校してくる前のこと」というセリフが出てくる（後に放送された『骨董盆は隠せない』のアニメ版で『月と星と太陽の秘密』の話題が出た際も同様の扱いとなっている）。
先の事件で黒の組織に工藤新一が生きているとバレそうになり、困っているコナンの元に探偵団からクラスメイトの東尾マリア(『1年B組大作戦!』に登場した転校生)の捜索を頼まれ、探偵団に電話越しで協力する。工藤新一が生きていたと世間にバレたとはいえ、一見何の変哲もない事件に見えるのだが……？
アニメでは前エピソードでカットされていた候補3人のシーンが前編冒頭で挿入されている。
ゲストキャラ
最近転校してきたコナンのクラスメイト。
いつも通り、学校に登校しているはずが来ておらず、探偵団に捜索を頼まれるが、何やら他界した祖母の宝物を探しているらしく…？
黒の組織のメンバーラムが紛れている3人。
工藤新一が事件を解決した噂を聞くが…？
コナンこと新一の両親。ある理由で息子の元へ来るが…？
関連タグ
キラッとプリ☆チャン:アニメ放送時にコラボが実施されていた。偶然か否か、プリチャンにはまりあと言う同名のキャラが登場している。
戦姫絶唱シンフォギア:同じくマリアと言う名前のキャラが登場し、コナンの中の人が演じるキャラが登場している作品。両作品のアプリゲーム版は、同じゲーム会社で製作されている。
この先、ネタバレを含みます
最重要人物(ネタバレ注意)
優作と沖矢昴こと赤井秀一の推理によって明かされたあの方事黒の組織のボス。
名探偵コナンの物語における最大の黒幕だったのである。
詳しい事は烏丸蓮耶の記事にて解説されるが、彼に関する伏線はいくつも出ており、この話が放送される前に集められた名探偵!がまじっく快斗に収録された前半部分をカットして再放送されている。これは烏丸の正体の際のおさらいの為と烏丸を知らない視聴者の為に放送されたのである。
余談
「工藤新一が生きている」と世間に広がり、かつあの方の正体がTV版で判明するであろう重要回にも拘らず、「マリアちゃんをさがせ!」というアニメオリジナル回ともとれるサブタイトルにツッコみを入れるファンが少なくない。アニメ化前の少年サンデー公式サイトでの仮タイトルは「たどり着いた正体」だった。
また、TV放送では紅の修学旅行の放送から半年に経ったにもかかわらず、その事件から1日しか経っていない扱いになっている。米花町ではよくある事である。
また連載開始からボスの名前が発覚するまで23年かかったことに関して一部から批判の声もあった。
また烏丸の名前が登場してから黒幕だと発覚するまでの間にBLEACHが始まって完結している。
