曖昧さ回避
ギリシャやエジプトなどの東地中海沿岸で食される伝統的な野菜料理のこと。
概要
かつてのジオン公国軍のムサイの流れを汲む艦であると言われているが、機関部はムサイ特有の支柱外装式ではなく、後部内装式であるティベ級重巡の艦体構造に酷似したレイアウトを持っている。
外見上の特徴として巨大な放熱パネルを艦底に2枚装備する(連邦軍のクラップ級やカイラム級にも同様のパネルが配されており、この時代における標準的な装備であることが窺える)。
被弾面積、被弾率が増加する、格納スペースを余計に取るという欠点もあるが排熱効率が向上したことで従来艦よりもエンジン出力とメガ粒子砲の連射能力が強化された。
MS搭載数はギラ・ドーガサイズなら6機。
それらが使用するサブフライトシステムのシャクルズも必要数積載出来た。
MS用カタパルトを2基搭載する上にクラップには無い後方着艦デッキを備えてたためMS運用能力はクラップより優れていた。
艦のサイズの都合上カタパルトは斜めに配置されてたためにクラップやカイラムの様に「ミノフスキー・クラフトを搭載して地球の重力下で運用させる」事は不可能だったが。
また、艦体側面には個艦識別用のラインが書かれている。
識別ラインによればネームシップ・ムサカは5番艦という事になる。
カラーリングはレウルーラ同様に赤であるが、これはシャアとダイクン派がザビ派との決別を表明し排除するためだったと思われる。
エゥーゴでリック・ディアスが全機赤に塗装されたようにネオ・ジオンの将兵達がシャアのパーソナルカラーに肖ったからだとも考える。
だが第二次ネオ・ジオン抗争後に「袖付き」に合流した艦はムサイと同様のグリーンを基調としたカラーリングに改められている。
これは袖付きが烏合の衆となっていたジオン残党の心を結集させる為だったと考えられる。(ギラ・ズールが一年戦争時代のザクⅡを模した外観だったのも同じ理由と言える。)
全部で11隻(一説によれば13隻とも)建造され、うち1隻はルナツーから奪取した大量の核爆弾を積載してアクシズに括りつけられて地球に落とされる予定だったが、その目論見に気が付いたアムロの乗るνガンダムによりすぐさま爆破された。
『獅子の帰還』の漫画版ではジオン共和国の沿岸警備隊のムサカ級が登場。
シュツルム・ディアスとハイザック・カスタムを搭載していた。