概要
概要
南条光は特撮ヒーローに憧れる熱血アイドルで、特撮ヒーロー番組の主題歌を担当するという夢を持っている。
横山千佳は魔法少女になりたいコスプレアイドルで、念願かなって「マジカルテット」のドラマ・映画で主演を務めた経験も持つ。
変身ヒーローと魔法少女。形は違えど、正義の味方志向を持つ者同士。二人が揃えば、さながら日曜日の朝である。さらに同じ事務所には悪役担当の小関麗奈と、囚われのヒロイン役の古賀小春がいるので遊び相手には困らない。
【リトルヒーロー】は、「鋼鉄公演 きらりんロボ -襲来! コスメティア帝国-」に出演した際の二人の役名である。そして光の初登場カード［小さな英雄］の直訳であり、特技名でもある。
『シンデレラガールズ劇場』434話
2014年12月22日に更新された『シンデレラガールズ劇場』434話は、当時新Sレアの出た二宮飛鳥をフィーチャーした内容だったが、事務所のほのぼのした光景の一部としてこの二人が描かれている。
雪の降り始めた屋上で「へんしん!」「へんしんだー!」とごっこ遊びをしており、子供は風の子といわんばかりに元気がいい。
マーチングバンド
［マーチングバンド］という同名のレアカードがあり、今作のロリアイドルが多数参加するユニット【L.M.B.G】のメンバーに、この二人も含まれている。
千佳は2013年9月9日の初期からのメンバーであり、一方で光は2015年11月28日に加わった12人目のメンバーである。
なお、先述の麗奈と小春も同様。
鋼鉄公演 きらりんロボ -襲来! コスメティア帝国-
2016年1月9日からのイベント「鋼鉄公演 きらりんロボ -襲来! コスメティア帝国-」でライバルユニットとして登場。それもイベントを通して5度出番があり、本編とは異なるサイドストーリーが描かれるという特別仕様だった。内容はベタというか王道というか、真っ当なヒーロー誕生譚であった。
| 【リトルヒーロー 出会い編】南条光 / 木場真奈美 / 横山千佳 |
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宇宙よりコスメティア帝国の襲撃を受ける地球。それを黙って見ていられない二人の少女がいた。
- 「アタシ、戦うよ! この星が滅びて行くのを、見てるだけなんてイヤだ!」
- 「チカも、一緒に行くよ…! 戦う方法はわからないけど、でも…」
そんな二人を呼び止める女がいた。
- 「待ちたまえ君たち…!」
そのマリンルックに水鉄砲を構えた女は、たった一人で宇宙人を撃退する。二人は戦う力を身につけるため、キバ師匠に弟子入りを決意する。
ここでは光が［等身大の素顔］、千佳が初期ノーマルの私服姿。
対して、キバ師匠役の真奈美は「トークバトルショー」での［T.B.チアーズ］で、これが今回は戦闘スーツとして活用されている。
あくまで演技とはいえ、千佳の「戦いはきらい…。でも、戦わなくちゃいないなら、チカだって…!」という台詞は、これまで「マジカルテット」や「戦国公演」で好戦的な役を演じてきた千佳を見ていれば「おいおい」となるツッコミどころであった。
| 【リトルヒーロー 特訓編】南条光 / 木場真奈美 / 横山千佳 |
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きらりんラボでキバ師匠の特訓が始まる(具体的に何をしているかは不明)。
- 「正義なき力は無力! 力なき正義も無力! ふたりとも、強くなれ!」
ここで真奈美は［スクールガール］でのジャージの体育教師姿に着替えている。
「早く一人前にならなくちゃ」と焦る千佳に対し、光は「気持ちはわかるけど、無理は禁物! 一歩一歩確実にだよ!」と年上らしい振る舞いをしている。
| 【リトルヒーロー 初陣編】横山千佳 / 木場真奈美 / 南条光 |
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特訓が終わり、千佳は［マジカル☆プリティーハート］、光は［小さな英雄］の特訓前へと変化。師弟三人でコスメティア帝国に立ち向かう。
- 「やっと初陣だ! 特訓の成果あいつらに全部ぶつけてやる!」
- 「そう、ここから反撃開始!」
- 「悪いことは許さないから!」
拳にも熱が篭る。そんな弟子たちに「元気なのはいいが、怒りは抑えるんだ。怒りは目を曇らすぞ」と教えを与えるキバ師匠。
戦果は「初陣にしては、上出来」と言えるものだったが、キバ師匠は二人をかばって傷を負っていた(この展開はLIVEバトルの結果にかかわらず共通)。失意に沈む二人だったが、キバ師匠は決して弟子を責めない。
| 【リトルヒーロー 変身編】横山千佳 / 南条光 |
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イベントが後半に入ると真奈美が抜け、【リトルヒーロー】は光と千佳のデュオユニットに変化する。
- 「キバ師匠の回復はまだ先…。でも、敵は止まってくれない…」
- 「このまま終わりなんて、嫌…。チカたちは、ヒーローなんだから…!」
- 「だったらアタシたちだけで…!」
- 「行くしかないよね…!」
そして光は「変身!」、千佳は「マジカルチェーンジ☆」の掛け声とともに、次のユニットに「変身」するのだ(この展開はLIVEバトルの結果にかかわらず共通)。
| 【リトルヒーロー 覚醒編】南条光 / 横山千佳 |
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光が［ミンナノミカタ］、千佳が［マジカル☆プリティーハート］の特訓後に「変身」した姿。イベント終盤ということもあってサイドストーリーも佳境に入っている。
- 「絶対にあきらめないよ! 最後の最後まで、全力で戦ってみせる!」
- 「プリティーハート・チカは負けないよ! みんなの笑顔、取り戻すからー!」
- 「だってアタシたちは…」
- 「ヒーローなんだからー!」
その力強い闘志は、LIVEバトルの結果が引き分け・敗北でも微塵も揺るがない。
勝利しても疲れ知らずで「ドンドンかかってこい!」とコスメティア相手に気合十分。そんな中、千佳の視線の先に見えたものは……。
傷が癒えきらないものの、我慢できずに駆けつけたキバ師匠だった。
同じマリンルックの渚と蓮実は「チーム対抗 夏だ!プールだ!トークバトルショー」の共演者であり、今回はキバ師匠のかつてのヒーロー仲間として出演した(上位報酬の大石泉は含まれておらず、この公演には別の役で出ている)。
「昔のように、三人で行こう!」と声をかける渚に、「フフ…負ける気がしないよ!」と不敵なキバ師匠。しかしLIVEバトルに勝利すると、蓮実があるものを見つける。
- 「あそこで戦ってる二人、もしかして…さっき話してた二人では?」
- 「あれだ…! あんなに立派になるとは…フフッ…やられた気分だよ」
［静かなる意志］柳清良
2017年6月15日には「鋼鉄公演 きらりんロボ -襲来! コスメティア帝国-」がリメイク(復刻)された。
【リトルヒーロー】の台詞に変化はなかったのだが、リメイク版の追加カードである［静かなる意志］柳清良の特訓前背景に二人が映り込んでいる(藤居朋、井村雪菜と計四人)。
子供たちの無邪気な姿を横目に「ふふっ、笑顔の子を見ていると、撮影の緊張もほぐれますね」と清良。「モロボシティの素敵なヒーローたちと一緒に頑張るとしましょうか♪」と撮影に意気込むが、それはサイドストーリーの展開も示唆している。
アイドルLIVEロワイヤル
| 【リトルヒーロー】横山千佳 / 南条光 |
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2019年1月23日からの「第33回アイドルLIVEロワイヤル」では、役柄ユニットではない、独立したライバルユニットとしての登場を果たした。具体的な必殺技自体は出てこないが
- 光ちゃんとの合体技もあるんだよ！みんなにも見せてあげる！
と、合体技の存在に言及している。公演の役柄ユニットの特徴に「漢字名での呼称を使用しない」というものがあるが、光呼びである事から考えても、れっきとしたライブユニットのようだ。
［燦然とヒカル］南条光 ／ 『シンデレラガールズ劇場』1530話
2021年7月21日から開催された「燦然とヒカル ドリームリミテッドガチャ」で実装された本SRは、特訓前で光の後方に千佳も一緒に映り込んでいる。プロデューサー、光、千佳で夏祭りに来ているようだ。
同日更新の『シンデレラガールズ劇場』第1530話「このお店、できる！」では、2人で「ヒーロー・魔法少女共に歴代リーダーのお面を歴代順に並べている」という日曜朝を理解っているお面屋に感心していた。
コミカライズ『U149』
千佳がレギュラーの1人を務めるサイコミ連載のコミカライズ『アイドルマスターシンデレラガールズU149』では、千佳のメイン回である第43話～第44話に光がゲスト出演。
公式Twitterでも「ヒロインヒーロー奇跡の競演」などとアオリ文が記載され、2人の組み合わせを特別視する動きが見られた。
千佳が迷子のマイコちゃんを助けようと奮闘するも保護者が見つからず困り果てたところに、光がヒーロー風の名乗りを上げて颯爽と登場。
光の助けで無事迷子問題は解決。逆に力になれなかったと感じた千佳は落ち込んだものの、光は千佳が迷子を助けようとした心そのものを讃え励ました。
43話ラストの時点で2人は初対面で、お互いアイドルであることも知らなかった。
44話の問題解決後に光の方が千佳がアイドルであることを知るが、千佳の方は知らないまま別れることとなった。
それから時は経ち、第55話のアイドル大運動会で再会。この時に千佳も光がアイドルであることを知ることに。
同イベントでは事務所の垣根を越えてチームが編成されるのだが、千佳と光はそれぞれ別チームに。光はかつての仲間と戦う事への葛藤（という小芝居）を繰り広げるが、ノッてきた千佳と笑顔で手を合わせ互いの健闘を誓った。
