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※ここから先、シン・ウルトラマンのネタバレが含まれています。未見の方は注意!























概要編集

シン・ウルトラマン』に登場する星。原典における光の国相当の存在。ウルトラマンリピアーゾーフィの故郷。


他の星と比べても頭一つ抜けた科学力を有しているらしく、メフィラスが人間大の大きさにしかできていないベーターシステムをペン程のサイズに小型化して携行可能。

辺境の惑星で急に目覚め始めた生物兵器に対処するための人員を派遣している事から、基本的な活動は本家の光の国とそう変わらないと思われる


また、本作における「ウルトラマン」とは禍特対浅見公安に所属していた時に使っていた最重要案件を意味する符号を由来とする名前であり、光の星の住民の中ではリピアーにだけつけられたものである。


さらに加えると、あらゆる兵器に対して無敵の防御力を与えた上で巨大化をもたらすベーターシステムを他種族よりも使いこなせている(ペンサイズに小型化されたベーターカプセルの開発、禍威獣との戦闘におけるリピアー)ことや、人間とほとんど同じサイズでゾーフィが神永に接触してきたことを考慮すると、既に巨体を誇る光の国のウルトラ一族と違い、リピアーを含めた光の星の住民は本当の体のサイズは人間と同じ2m前後の可能性が見受けられる(最初から光の国のウルトラ一族と同様巨体であるならば、ペンサイズにまで小型化されたベーターカプセルは扱うことすらままならないことが想定される{ただし終盤では巨人化したリピアーの手に収まるサイズになっているが、これは人間サイズを維持した状態での変身の可能性もある}以前に、そもそもベーターシステムに触れる必要性がほぼ無くなるため)。


つまり、我々のよく知るウルトラ戦士達によく似た姿でありながら、本作における光の星の生命体は種族名にウルトラマンという名前を持たないのだ。


光の国の住民がディファレーター光線により超人に進化した後、ウルトラ族と名乗った(あるいは名付けられた)のとは対照的である


過激な側面編集


ゾーフィ「光の星が確認している知的生命体は130億近く存在する。その一つが消えたところで、宇宙は何も変わらない


宇宙全体の平和と秩序を維持するという点では光の国の宇宙警備隊と同様であるが、降着直後のリピアーのように任務遂行に伴う周囲の(宇宙規模と比較すれば軽微な)犠牲は考慮しておらず、任務の内容によっては非情な判断を下す事も厭わない。


リピアーは前述の通り周囲の犠牲を考慮しなかった結果、降着時に激しい衝撃波を発生させ神永新二を死亡させてしまい、ネロンガを撃破するために高威力のスペシウム光線を放ち、ネロンガ諸共山一つを消し飛ばしてしまっている。


物語終盤ではベーターシステムを使用することで人類が光の星の戦士と同等の力を持った生物兵器に転用可能(しかも技術レベル的に外部からの防衛手段がないに等しい)ということがメフィラスによってマルチバース全域に広まってしまった為、その争奪戦を防止するためゼットンで人類を滅亡させようとした。


しかしその一方で未発達な知的生命体である人類がその叡智を結集してゼットンを破壊した際には、その知恵と行動力に敬意を表し、裁定を撤回するという面も見せており、決して融通の利かない存在というわけでもないようだ。


出自の謎編集

ゾーフィがリピアーと接触した際に、ベーターシステムによる巨大化に対応した人類について「この星の人類は我らと同じ進化に至る可能性が高い」と発言している。


M78星雲光の国のウルトラ族は元々地球人と同じ姿形をしていたが、プラズマスパーク開発に伴うディファレーター光線の発生によって高い戦闘能力や光波熱線等の能力を有することが判明し、星全体にこの光線を照射した結果ウルトラマンへの進化を遂げている。


詳細は不明だが、光の星も人類と同じように他の知的生命体によって生物兵器に転用されかけた、あるいは光の国のように転用した結果として成立した歴史があるものと推測される。


なお、初期設定では地球人は光の星が撒いた生物兵器であり、光の星の生命体と同種であるため融合が可能だとされている。

光の星が人類との融合を掟で禁じているのは、この経緯があるからだろうか…。


関連タグ編集

シン・ウルトラマン 光の国


デラシオン…『ウルトラマンコスモス』の宇宙「コスモスペース」における、宇宙正義を司る存在。未来予測能力「プレディクト」により「地球が有害な星」となる可能性が濃厚となった事でウルトラマンジャスティスグローカー軍団を送り込む強硬策に出るなど、共通点が多い。(こちらは、前例があるが故にこのような強硬手段に出てしまっただけであり、本来は宇宙の秩序を守る崇高な存在である。)


惑星O-50…ウルトラシリーズに登場する惑星。ウルトラマンオーブを始め様々な戦士の故郷である。「戦士の頂」と呼ばれる場所に意思を持ったオーブの光があり、選ばれた者にウルトラマンの力を与えマルチバースの平和維持の為に様々なミッションを与える。

正義の為に非情なミッションを与えることも厭わない存在である。


ウルトラマンメビウス…本家ウルトラシリーズ内において地球人とウルトラ族が本来類似した種族であることが語られている作品。この設定がモチーフとなった可能性もある。


???(ネタバレ注意)…地球とコンタクトを取った際に「光の星」というフレーズを持ち出していたことや、新天地を求めて旅をしていたこどなどから、「彼らもまた光の星に目をつけられて故郷を滅ぼされた種族なのではないか」とする考察がある(もっとも、ここでいう「光の星」は別の場所を指している可能性もあるのだが)。

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