概要
青森県下北郡、下北半島北端(本州最北端)にある町。津軽海峡産のマグロで有名。
総面積は約52.10km²、人口は2020年の段階で5,111人。
漁業が主要産業で、マグロのほか昆布、イカなどを産する。また、周辺には風力発電の風車が林立し、牛の飼育も行われる。
対岸の北海道・函館市とは市街地が見えるほど非常に近く、気候風土や住民の気質も近い道南とは密接な関係がある。
北海道大間町?
県庁所在地の青森市には陸路で陸奥湾を回り込んでいかねばならず不便である(車で3時間以上かかる)。また、最も近い市であるむつ市にも車で1時間、バスで1時間半もかかるという微妙な距離があり、地形的には陸の孤島になっている。
このようなわけで、住民は函館市に買い物に行く、病院に通院する、競馬場に行くなどして日常的に津軽海峡を渡っている。函館市の病院に通う人のために津軽海峡フェリーには「通院割」があるほど。
また、テレビも青森の放送局ではなくNHKの函館放送局やuhbやtvhを見ている人も多く、文化的にも北海道の影響が強い町である。
似た自治体
※隣接する府県の文化圏の影響が強い自治体。大間町はこれらと違い影響下にある道と陸路で接していない。