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山岸マユミ

やまぎしまゆみ

山岸マユミとは、ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression』のキャラクター。
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CV:氷上恭子

概要

アニメ新世紀エヴァンゲリオンを題材にしたゲーム新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impressionのオリジナル登場人物にしてメインヒロイン。
本編で語られなかった日常と出来事を補完するキャラクターでもある。
ごく当たり前?の女の子の彼女だが、使徒との戦いが繰り広げられる第三新東京市という世界で数奇な運命に巻き込まれる……かもしれない。

特徴

他の登場人物と同様に声優と同じとすれば、2012年1月11日生まれのA型。

背中の半ばで切りそろえた黒髪ストレートのロングヘアーと、フレームレスの眼鏡(遠視)と垂れ目、左顎の艶黒子が特徴で、外見イメージは声優岩男潤子の当時の外見がモデル。
目が他キャラと比較してやや小さい(眼鏡をかけてる時は遠視レンズの影響で同じくらいのサイズ)ため、眼鏡を外すと大人っぽい表情になる。
やや猫背気味で背の高さはシンジとほぼ同じ(少し低い)。一見、細身で小柄・華奢な印象を受けるがどちらかと言えばグラマーな方らしい。まあ中学生時点でグラマーも何もないが。
攻略本に掲載されていた絵コンテに書かれた設定補や製作者インタビューによれば、『肉感的でスタイルが良い』、『二の腕が太い』、『眼鏡をはずすと相当な美少女』、『意図せず周囲を惑わす小悪魔系美人』としてデザインされたとのこと。

生い立ち・性格

TVアニメ本編の15話と16話の間の時期に、国連技術者である養父の転勤に伴って、期間限定(1週間から1か月以内?)で碇シンジの通う第壱中学校2年A組に転入してきた転校生である。
脚本が実際にエヴァの制作に関わった山口宏氏であり、使徒との戦いが激化する直前にわざわざ2年A組に転校してきたこととその生い立ちから、(おそらく)彼女もまたエヴァのパイロット候補だったと思われる。

外見・内面だけでなく生い立ちもシンジに似ているところがあり、幼少時(6歳)に、彼女の目の前で実は実に殺害されている。その後、母の葬式の時にも泣くでもなく本を読み続け、参列者から親が親ならと呆れられるというエピソードがある。
義父との関係は不明。

「謝り癖がある」「本が好き」「いつも俯き気味」という特徴があるため、内気で大人しい人物と一見思えるが……。
暇があればいつも本を読むほどが好きだが、実際は、知識を求めるためというよりシンジのS-DATと同じく、煩わしい世界から己を切り離して自分の世界に閉じこもるための道具であり、ビブリオマニアのように本に固執しているわけではない。

嫌なことをはっきり嫌だと言って断れる芯の強さがあり、本当はかなり気が強い。後述になるが、必要に迫られれば他人に自分を殺せと訴え、それが拒絶されれば躊躇なく投身自殺ができるくらいの覚悟をもっている。
他人を見る目はかなり辛辣で、一方的にかかわりを持とうとする無神経な人、下品な人、見た目がこうだから中身もこうだと勝手に決めつける人が嫌い。それに相当するケンスケとトウジは苦手、嫌いな人物となる。実際にゲーム中で無神経な選択肢や強引なお願いをすると、嫌悪の表情を浮かべてかなり強い言葉で拒絶されて、そこでルートが分岐してしまう。
もっとも「面倒だから喋るのは嫌い」というくらいに内向的な性格であることは間違いない。

とは言え社交的に振舞えないわけではないため、穏やかな物腰で他人と会話できるが、モノローグ中でトウジとケンスケをはっきり下品・嫌いと言うなど内面はかなり毒舌。かなりの人間嫌い、男嫌い、なにより自分が嫌いと言えるかもしれない。

物語の登場人物のように助けられたからでもあるが、彼女の想像する男の子とはまるで違うシンジを意識するようになり、交流と共に次第に惹かれていく。ゲーム中では明確にはされないが、シンジと少し会話しただけで顔を真っ赤にし、それが収まるまで物陰で深呼吸をしたりしている。
シンジを前にすると普通の女の子のような反応を見せる自身の変化に戸惑うが、モノローグの中で「何度も裏切られたから期待しない」と自制しようとする。しかし、最後に「でも、私、泣いてるの?」と呟くなど、シンジへの恋心を断ち切ろうとしつつも、それができないでいる様子が窺える。

その他

・庵野氏がデザイン、設定など制作に関わっていない最初のキャラクターであり、ある意味、真希波・マリ・イラストリアスのプロトタイプのようなキャラクターと言える。
 厳密には霧島マナの方が先にデザインされていたが、鋼鉄のガールフレンドはゲームのクオリティアップのための発売延期を繰り返したため、結果としてマユミが最初のキャラクターとなった。
・いつも本を持っているという設定の為か、立ちポーズでは自分を抱きしめるように胸の前で腕組みしていることが多い。
・名前の由来は村上龍の小説『愛と幻想のファシズム』の登場人物である『山岸良治』から。

ゲーム「2nd Impression」では…

選択により物語が変化するこのゲームでは、アスカルート、レイルート、その他ルートに進んだ場合はほとんど彼女は登場せず、エンディングで転校したことがそっけなく語られるだけで終わる。
当然ながらマユミルートの場合は出番が多くなり、図書室での出会いにはじまり、使徒からの救出、何気ない日常の会話、地球防衛バンドのボーカル選出などほぼ彼女がらみのイベントばかりになる。本編中には語られずにエンディングの一枚絵の描写のみになるが、前夜祭のパーティをみんなとしたり、アスカが二人の関係を嫉妬するほど二人の関係は深まっていく。
最終的には彼女を反面教師としてシンジが自分を見つめなおし、『人を守りたい』、『誰かのための役に立ちたい』、『何があっても死んじゃダメだ』と本編ではなかなか見られなかった前向きで強い決意を持たせる存在となる。

この先ゲームのネタバレ注意



















だが、それ故に使徒から重要な人物として認識され、胎内に使徒のコアを隠されてしまう。
文化発表会当日に再出現した使徒はその為に不死身化し、エヴァ三体を一方的に蹂躙する。戦いの最中、その事に気づいたマユミはシンジに『自分の中に使徒がいる、だから殺して欲しい』と訴える。躊躇するシンジに『他人に迷惑をかけるのも、かけられるのも嫌。そんな自分が嫌だから。このままじゃもっともっと自分が嫌いになる』と泣いてすがる彼女だが、そんな彼女にシンジは『死んじゃったら、好きも嫌いもないじゃないか。(中略)僕にはエヴァに乗るしかないんだから、やるよ』と返し、再び使徒との戦いに赴く。だが使徒には歯が立たず零号機と弐号機は大破、そのまま初号機も倒されそうになったとき、マユミは『嫌なの。自分の心を覗くのも覗かれるのも。(中略)自分も嫌なの』と呟き、投身自殺を図る。間一髪でシンジは彼女を救出するが、このままマユミにコアを残したままだと危険と判断した使徒はコアを本体に戻し、その為に実体を取り戻してしまう。
意識のないマユミに向かって『どうして死のうとするんだよ。生きていれば、明日はいつも、明日なんだからさ。だから、逃げちゃダメなんだ』と泣くようにシンジは呟き、使徒との戦いを再開する。既に不死身という特性をなくした使徒は敵ではなく、そのまま殲滅される。

使徒が殲滅された翌日。

再び転校するため、駅にいるマユミをシンジとヒカリが見送っている。
この時、好感度が最大かそれ未満かでエンディングは分岐し、「似た者同士は良い友人になれても良い恋人にはなれない。シンジ君と似てない方が良かった」と遠回しの告白をされるエンドと、眼鏡を外して素顔を見せたマユミが「似てるから思ったんです。私もシンジ君みたいに頑張れるかもしれないって」と前向きな事を言うエンドのいずれかになる。TrueEndは後者の方で、テーマ曲「君が君に生まれた理由」が流れる特殊エンディングとなる。
いずれにしろ、朴念仁のシンジはマユミの本心に気づくことなく、「また会えるといいですね」という彼女の言葉に「また、きっと会えるよ」と応えて閉幕となるのだった。

二次創作の山岸マユミについて

ゲームをやったことがない人の作品によく見受けられるが、気味が悪いくらいに丁寧な言葉遣いだったり、誰だお前はレベルのお嬢様言葉(「私(わたくし)」、「~ですわ」等)で話すなどする作品が少なくない。

シンジ(や他の登場人物)が彼女と積極的に交流を持とうとする作品でない場合、そのままの性格だと物語に関わらせるのが困難なためか、多少活発な性格になるか、極端に気弱でなにかとシンジ達を頼る子犬のような性格になる傾向が強い。また本編とはまるで異なるエキセントリックな性格(妄想癖、ヤンデレ等)にされる例もある。

基本的にマイナーな彼女は外見と内面の説明が必要で物語に絡ませるのに不向きな性格の為か、短編の登場は少なく、中・長編の作品に出演するのが中心のキャラクターである。登場する場合は、上記のように正確に改変がない本編通りの性格だと、シンジ達と交流を持つ過程が丁寧に作られることになるため、エタるものも多いが重要な役回りを持つことが多い。
中の人ネタというわけではないだろうが、なぜかアスカやカヲルと仲が良かったり、ゲームキャラということで霧島マナとは、両者が登場する学園エヴァ作品だとたいてい親友になっている。

余談として、LASLRSで完結する作品の場合、相田ケンスケ最終回発情期の相手にされることがある。マユミの諸々の設定や、本編設定のケンスケの女性の好みからすると一番あり得ない組み合わせなのだが。


補足

・設定に記述したマユミのモノローグだが、本編16話の使徒と同様に彼女に寄生した使徒が接触してきたと思われる。
・リツコが明確にシンジのクラスの転校生として認識している。
版権ガイナックスでもカラーでもなく、セガにあるためその後の派生作品に登場する機会は望めないらしい。ただし、ガイナックス制作のアニメこれが私のご主人様にアスカ達と一緒にぬいぐるみが登場している。
・エンディングの一枚絵からは、容量などの都合で本編に入れられずにゲーム中で語り切れなかった子供たちや大人達(リツコとミサト、オペレーター3人組)の交流やイベントがあったことが語られる。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版との関連を匂わせるセリフや使徒のデザイン画などがある。
※:第7の使徒を思わせるコンパスの様な形状の使徒のラフスケッチ、アスカの訓練時代を彷彿させるポリゴンビューワー、マユミのモノローグとシンジ&ゲンドウのモノローグの共通点、「さよならは別れの言葉ではなく、また会うための約束」というコメントなど。


関連タグ

新世紀エヴァンゲリオン エヴァのキャラクター一覧 霧島マナ 真希波・マリ・イラストリアス
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