概要
騎手時代はラフオンテースやバンブーアトラスなどの主戦、調教師時代はテイエムオペラオーなどを管理した。
来歴
1947年
1959年
父が亡くなり母子家庭となる。
1963年
中学校を卒業し集団就職。大阪市北区天神橋筋六丁目(天六)の花屋の店員となる。岩元は非常に背が低く、それを活かせる職業はないかと考えていたが、園田競馬場へ行った際、騎手が良いのではないかと気づいた。
1965年
阪神競馬場の布施正厩舎を訪ね、下乗り騎手として布施に師事する。
1969年
栗東トレーニングセンター開設にともない布施正厩舎も栗東へ移転。
1974年
27歳で騎手デビュー。馬事公苑22期生(加藤和宏、根本康広、佐々木晶三、池添兼雄、木藤隆行、小西一男など)と同年のデビューとなる。1年目は10勝を挙げた。
1977年
2月6日、キングラナークに騎乗して中日新聞杯を勝ち、重賞初勝利。
1979年
ラフオンテースの主戦となり年間無敗(5連勝)。
1982年
バンブーアトラスに騎乗して東京優駿を勝ち、八大競走初勝利。テレビを見ていた竹園正繼は岩元が騎手になっている事に驚き、「馬主になって岩元に再会しよう」と決心。
1987年
竹園が馬主資格を取得。冠名は「テイエム」。
1989年
2月、調教師免許を取得し現役を引退。騎手成績は通算4917戦578勝。
11月、死去した夏村辰男調教師の厩舎を引き継ぐ形で栗東トレーニングセンターに厩舎を開業。
1990年
1月15日、京都競馬場第2競走のミヤジペガサスで調教師として初勝利を挙げた。
9月2日、小倉3歳ステークスを竹園が馬主のテイエムリズムで勝ち、調教師として重賞初勝利を挙げた。
1996年
和田竜二が入門し厩舎の所属騎手となる。
1997年
2月28、布施正師が調教師を引退。
1998年
テイエムオペラオーが入厩し、和田を主戦に抜擢。
1999年
2000年
テイエムオペラオーが年間無敗(8戦全勝)、GⅠ5勝。
2018年
2月28日、定年の為、調教師を引退。JRA通算497勝。