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概要編集

ヤードラット星の住人、ヤードラット人の間で伝わる技(技術)。


本編では孫悟空が爆発したナメック星からの脱出に使用したギニュー特戦隊宇宙船が、"ヤードラット星"に到着した。その際に出会ったヤードラット星人に教わり習得している。


多くの創作で見られる空間移動技術と異なり、「場所ではなく人物(正確にはその気)」を対象として探って、その人物の居場所へと飛ぶ技法で、悟空曰く「知った人間のいない場所には行けない」とのこと。

ただし悟空は新ナメック星へ移動する際に、界王様にある程度の居場所を教えて貰った上ではあるが、「ピッコロに似た気が集まった場所」を探って移動したので、使用者は対象者と直接の面識が無くとも移動可能な様子。


結果として、移動距離は探れる範囲の関係上、対象者の気の大きさと比例する事になる。


漫画版『ドラゴンボール超』において登場したヤードラット星の長老ピバラ(悟空に瞬間移動を授けた人物)によれば、数多くの術を持つヤードラット星人だが根源にあるのは全て"スピリット"(=気)と呼ばれる力で、瞬間移動もそのスピリットのコントロール基礎の基礎である技との事(気の扱いに長けた悟空でも1年近くかけて瞬間移動のみの修得だった)。


作中での移動距離編集

地球へ帰還中の宇宙船内でメカフリーザコルド大王の気を察知した悟空も、瞬間移動で間に合った旨を説明していた(悟空の乗っていた宇宙船の移動速度であっても、トランクスが言った3時間分のズレが生じた程の距離の差であれば、計算上軽く数十~数百兆km以上となる)。最もこれはフリーザの戦闘力がフルパワーでなくとも数千万程であったから、探れた距離とも考えられる。


悟空が仲間たちに披露した際は、地球上でカメハウス亀仙人(戦闘力は139)の元まで1万km以上の移動を行った。同じく地球上であっても、神様の神殿から戦闘力が一般人(1~5程度)のブルマの気を探った時は、「探しにくいな」と苦労していた(ブルマの近くにはヤムチャと亀仙人、チチもいたが、彼らが同行してたか知り得てない為、そちらを探ったかは定かではない)。


"天界"の一部である"あの世"と蛇の道で繋がっている"界王星"への移動も、生きたまま地球から行う事が可能である。探知している界王の戦闘力は3500。

またあの世からは"界王神界"(同じ天界の区分だが、実際には界王星を含めたあの世+全宇宙を俯瞰で観察出来る別世界に存在する)への瞬間移動も可能で、これは修行中であった息子・悟飯が気の対象であった事も大きいと思われる。

界王神界へは瞬間移動のみでした辿り付けない為、キビトキビト神)、悟空、魔人ブウ(純粋)のいずれもこの方法で移動している。


その他の使用方法編集

なお、戦闘中に超近距離内で連続した瞬間移動を行って相手の背後を取るという戦法を取った事もあり、原作ではセルとの戦い、『ドラゴンボール超』では多くの敵に使用している。セル戦ではかめはめ波との合せ技も見せていた(「瞬間移動かめはめ波」などと呼称される)。


修得者編集

悟空編集


キビト・キビト神編集

界王神の従者であるキビトが、元々備えていた能力でヤードラットの瞬間移動とは全く別物。距離は関係なく、界王神界と下界の星であれば全宇宙のどこであっても移動可能な上位互換である。

ポタラでの合体後にキビト神も使用し、悟空やベジータを救出した。


セル編集

数回悟空の瞬間移動を目撃し、その後自爆から復活した後に、同じヤードラットの瞬間移動を学習し修得している。


魔人ブウ(純粋)編集

キビト神が使用したのを一目見て学習。即座に使用した。


ベジータ編集

漫画版『超』においてヤードラットにて修行を行うも、基礎である瞬間移動はスキップし他の技を修得。しかしモロと悟空の戦闘が開始したのを察知して、一度だけ地球への移動を成功させる。以降は自身でも「2度と使えんし今後覚える気もない」と話していた。


ゴクウブラック編集

孫悟空の体を奪ったため使用が可能。


メタルクウラ編集

ビッグゲテスターの技術力で身につけた。また本作では瞬間移動の移動シーンが追加されている。


関連タグ編集

ドラゴンボール

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