聖別(BLEACH)

あうすゔぇーれん

漫画『BLEACH』に登場するユーハバッハの能力。

元ネタのキリスト教用語はこちら ⇒ 聖別

陛下…これがあんたのやり方かよ!!

何なんだよ…陛下… 一体何なんだ…　俺達は一体何だったんだ!!!

　　　　　仲間だ

　我々は　仲間同士助け合い

　　　蘇り、前へ進む

概要

見えざる帝国皇帝・ユーハバッハの能力の一つ。

彼に力を分け与えられた滅却師の力を徴収、再分配する。

これによって自身の傷や弱体化を解除、倒された仲間の命も復活させることができるが、徴収を受けた者は再配分が無ければ死に至る場合が多い。

一方で、ただ力を奪われるだけで済む場合もありその違いはよくわかっていない。

その場合、滅却師完聖体にはなれないが聖文字の能力は問題なく行使できる（聖文字自体はユーハバッハが個人の才能・固有能力を開花させるために対応する文字を当てはめているだけにすぎないため）。

詠唱

　　　　　掲げよ

銀の紋章・灰色の草原・光に埋もれた円環の途

瑪瑙の眼球・黄金の舌・頭蓋の盃・アドナイェウスの棺

　　掲げるものは　お前の心臓

　　　 聖別（アウスヴェーレン）

聖別を受けた人物

9年前

ユーハバッハが不浄と判断した全ての混血統滅却師に対して使用。

• 黒崎真咲

黒崎一護の母。

静血装でグランドフィッシャーの攻撃を受けようとするが、聖別により力を剥奪されたことで捕食され死亡。

元々純血統であったが、虚が混ざっていたことで不浄と判断された。

• 片桐叶絵

石田雨竜の母。

聖別の影響で数ヶ月後に衰弱死。

• エス・ノト

聖別を受けても生き残ったため、“F”の聖文字を授かる。

なお、この時混血統であるはずの石田雨竜が聖別から生き残った（もしくは対象にならなかった）原因はユーハバッハ本人ですら分かっていない。

第二次侵攻

零番隊に敗れた神赦親衛隊を復活させるために使用。

• ロバート・アキュトロン

聖別により力を奪われ、骨になって死亡。

• ナナナ・ナジャークープ

3人がかりで朽木白哉に挑むも敗れ、倒れているところに聖別を受ける。

• バズビー

影の領域に飲まれた瀞霊廷で阿散井恋次と交戦中に聖別を受ける。

• キャンディス/ミニーニャ/リルトット/ジジ

退避中に聖別を受け力を奪われる。アニメ版では後にジジの招集にてゾンビ化したキャンディスとミニーニャが登場しており、ジジの能力の性質からして二人は聖別によって死亡してしまった可能性がある。

• 聖兵

聖別によって全員が力を奪われ命を落とす。

最終決戦

我が子たる星十字騎士団すら必要ないと判断したユーハバッハが使用した最後の聖別。

• ジェラルド・ヴァルキリー

真世界城に上書きされた霊王宮にて、朽木白哉・日番谷冬獅郎・更木剣八と交戦中に最後の聖別を受けて白骨死体と化す。

• ユーグラム・ハッシュヴァルト

真世界城にて裏切った雨竜と交戦中に最後の聖別の対象になる。

雨竜といくつか会話をした後、眠るように息を引き取った。

関連タグ

BLEACH　千年血戦篇　滅却師　ユーハバッハ