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鈴原るる

すずはらるる

鈴原るるとは、かつて「にじさんじ」に所属していたバーチャルライバー。
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こんるる~♪♪


プロフィール編集

年齢20歳→21歳 美大2年生
身長162cm(ヒール含む)
誕生日1998年6月24日
好きなものゲーム、歌、アニメ、漫画、絵本、ホラー映画
ファンアートるるのアトリエ
イラストレーターさいね(Pixiv

公式紹介文編集

女子大に通う大学2年生。

由緒正しい家系の出身で、いわゆる「箱入り娘」。

世間知らずなところを直そうと、配信を始めた。

流行に乗り遅れまいと、色々なことに挑戦する好奇心旺盛な性格。

歌うことが好きで、配信ではたくさんの人に声を届けたいと思っている。


実際の人物像編集

同期の雪城眞尋と共にデビュー。2019年4月29日(まだ平成31年)に初ツイート、同年5月1日(ここから令和1年)に初配信。デビュー日をどちらと考えるかで「平成最後のライバー」か「令和最初のライバー」か見解が分かれたりする。

一人称は「私」もしくは「鈴原」。箱入り娘といってもお嬢様的な印象はなく、言葉遣いもごく普通。本人も「普通の美大生」と自称している。

甘く静かなウィスパーボイス、滅多に大声を出さず荒っぽい・汚い言葉も徹底的に避けるトーク、常におっとり穏やかな態度は観る者に安心感を与える。


外見編集

髪はやや明るい茶色のセミロング、瞳はスカイブルー。

服装は紫のベレー帽、ゆったりしたピンクのカーディガン、ハイウエストのスカート、ストライプのタイツ、ヒールシューズなど。その随所にアクセントとしてリボン、バッジ、ワッペン等があしらわれ、マニキュアが左右で別の色なのも特徴。

この他にも浴衣や白いドレスやマフラー付きの春服、髪型もややロングやポニーテールなど様々なバリエーションがあり、帽子を脱いだりリボンの位置が変わったりするが、右前髪のシンプルな髪留めだけは常に変わらない。

元々の露出度がかなり低いことに加え、カーディガンやハイウエストスカートなどで体型が分かりにくく、ある種の幻想を基に描かれたイラストも多かったが、2020年2月にカーディガンが脱げるようになったことでさらにその手のイラストが増えた。

るるさん


「チャームポイントは目!口!」編集

言動は基本的に穏やかだが、表情はむしろ豊かで目まぐるしいほど変わる。

まず目が立ち絵のVer1.0の頃からよく動き、カッと大きく見開きギョロギョロと自在に動かす様はまさに目力(めぢから)・眼力(がんりき)と呼ぶに相応しい迫力がある。

そして1.0は特に口の造形がW字あるいはωを思わせる独特の形状のまま開閉していたため、ウォーズマンミミッキュ等と呼ばれていた。2.0でかなりマイルドになったものの面影は残っている。

総じてベースは間違いなく可愛いながらも、どこか別の生き物のような不気味さも感じさせる。


とにかくゲームが好き編集

公式紹介文からは全く窺い知れないが、アーカイブの大半をゲーム配信が占める筋金入りのゲーマー。「ゲームしてる時間が一番幸せ」「永遠の命があったらずっとゲームしてると思う」「自分が怒るとしたらゲームを取り上げられた時」との発言や、酔った時に口をついて出た欲求も「ゲームしたい」、自覚している煩悩も「ゲームしたい」等かなりの重症。オンラインや対戦ゲームも嫌いではないが、一人でじっくり取り組むタイプの方が好き。

そして配信では「必然的に長時間プレイになるしクリアの達成感も大きいから」と超魔界村スーパードンキーコング忍者龍剣伝フロムゲーなどレトロ・最新を問わず難易度が高めのアクションゲームを選びがちだが…


大の負けず嫌い編集

ゲームの腕前自体はごく普通で本人も自覚しているものの、それはそれとして難易度設定を下げたり対戦相手に手心を加えられたりは断固拒否する。(特に活動初期、ゲーム側から難易度ダウンを提示されたり成績を煽られた際には露骨に表情が変わるほどカチンときていた。)

そのため「高難易度のステージやボスがなかなかクリアできず行き詰まる」ことが多々あるが、そんな時は座右の銘である「勝つまでやれば負けじゃない」のとおりクリアできるまで、誇張抜きに何時間でもプレイし続ける。

YouTubeアーカイブ一枠の限界である12時間が迫っても「じゃあ今日はこの辺で終わり」とならず「じゃあ一旦枠変えよう(=続ける気満々)」となることも珍しくない。


体も心もやたらタフ編集

ここで特筆すべきは、そんな時でも肉体的に疲労している様子が見えず、精神的にも「しんどい」「理不尽を感じる」「飽きた」といった後ろ向きな態度が一切ないこと。

ひたすら自分の操作精度を高めながら最適解を求め、地道に一心に、そして何より楽しそうにプレイし続ける様は、「なんて前向きで根気強いんだ」「ゲームへのリスペクトを感じる」と感銘や畏怖を与える一方、時には「何故これだけ行き詰まって弱音の一つも吐かずにいられるのか」「あまりにも精神が安定しすぎてる」と異常さや狂気も感じさせる。


これらのいつでもポジティブな性格について、本人は「元々ネガティブな性格だったが自分の将来を決める時期に意識を切り替えることができた(要約)」と語っており、Getting_Over_Itのプレイ中にもセルフメンタルコントロールを感じさせるシーンがある。


その他の趣味嗜好編集

家族の影響によりホラー映画フリークで、そのせいかホラーゲームの大抵の恐怖演出にはビクともせずグロ・スプラッタ表現にも耐性がある。加えてジャンプ系の少年漫画やバキ等の格闘漫画も愛読しているためか、ゲーム内の特に強いボスキャラ等には好戦的かつ自分が負けることも含めて勝負を楽しむような態度を取る。(友好・中立キャラには基本優しく、自分から挑むようなことはない。)

かつて「もしゲームの世界に行けるとしたら?」という質問に「ホラー映画の世界観そのものであるヤーナムに行ってノコギリ鉈を振り回したい」と答えている。

その一方で可愛いものも大好きであり、動物全般(昆虫や恐竜も含む)、特に犬猫がゲームに登場しようものなら全力で可愛がるが、「食べちゃいたい(くらい可愛い)」などと言うものだからあらぬ誤解を呼んだりする。

ねこ吸いるる


時折顔を覗かせる「人じゃない」言動編集

でびでび・でびるを「でび様」と呼びその崇拝者を自称しているが、その初コラボの際に「魔界を15時間で破壊」「人間の目玉は潰しても何度も再生する」「溶岩は飲料」といった物騒な発言を繰り返し、ついには「でび様を食べたい」などと言い出し実行しようとしたことから彼に「お前ホントは人間じゃないだろ」「正体現したね」と疑われることになった。


人間デスヨ…?

人間デス…人間デス…人間デス…人間デス…

サンドイッチオイシイ…


それ以降も天然か意図的か、とても普通の人間とは思えないような意味深な発言がちょくちょくある。

また、単純に長時間配信の度が過ぎることについても度々指摘されており、御伽原江良からは「こんるる~は人じゃない」とまで言われた。


やけに多い肉体派エピソード編集

何故かフィジカルの強さを示すエピソードに事欠かない。

・睡眠2~3時間で満足というショートスリーパー。

・「リングフィットアドベンチャーを疲れるまで耐久」配信を徹夜で行ったが10時間経っても疲労せず、「出かける前にお風呂に入りたい」で終了。

・別の日にはリングフィット含む3本のゲームを徹夜で昼過ぎまでほぼ休み無しに計15時間プレイ。さらにその日の夜にも当然のようにゲーム配信を敢行。

・握力や連打の加減が上手くできずコントローラーをよく壊してしまう。

・3Dライブや歌って踊ってみた動画では他ライバーから名指しで言及されるほど華麗なダンスを披露。その足捌きはBloodborneになぞらえて視聴者から「ヤーナムステップ」と評された。

・上記ライブで共演したジョー・力一が「練習で自分がヘトヘトになってる横でるるちゃんは全然平気そうな顔しててマジかよ!と思った」と証言。

・3D配信内のボクシング体感ゲームで、やけに美しいフォームで腰の入った各種パンチを打ち続けた。

・同配信でVRホラー体験中(目隠しで棒立ちの状態)リゼ・ヘルエスタがうっかり背後から腕を引っ張ってしまったが、片足が少し浮いただけでバランスは崩れず、引っ張った側のリゼ様が逆に引き戻された。

・2021年2月、運動不足とストレス解消を兼ねて自宅に本格的なサンドバッグを設置、一日一時間素手で殴っていた。なお3月から子猫を飼い始めて以降は封印中。


ファンからの扱いや界隈でのイメージなど編集

以上のような「いかなる時でも清楚で落ち着いた態度」「可愛いと怖いが紙一重の表情」「勝つまで無限に挑み続ける驚異の粘り強さと成長力」「たまに見せる人間離れした言動」「垣間見えるフィジカルの強さ」といった要素が合わさった結果、「絶対に勝てない魔界生まれの人外、怖いものなしの戦闘狂」という強者イメージが生まれてしまった。

YouTubeでの有名ゲーム配信という活動ゆえに日本国外からも視聴者を集めているが、この長時間かつ温厚すぎる配信スタイルや狂気的な表情などには彼らも似たような印象を抱いたらしく、"Eldritch Goddess", "Eldritch Queen"eldritch=(英)この世の物とは思えない)などのコズミック・ホラーじみた二つ名で敬愛されている。

そんな彼女の狂気的な側面に注目したイラストも数多く、pixivでは「血溜まりの鈴原」というタグが使われている。


本人も魔界村シリーズを再びプレイする際は動画タイトルに「帰省」と入れたり、3Dモデル発表会ではピンクな女子大生衣装のまま嬉々としてノコギリ鉈を振り回したりと、このキャラ付けを概ね受け入れている様子。ただし人外疑惑に関しては「みんなと同じ人間なんだけどね…」と一貫して否定している。


配信開始時の「こんにちわ」と自身の名前を合わせたオリジナル挨拶「こんるる~」も、ソウルシリーズ実況等で敵への不意打ち時の挨拶にも使うなどしていたところ、いつしか暴力やトドメの暗喩で使われるネタ解釈がファンや他ライバー等の間で広まり、2020年8月に極道が主人公の「龍が如く 極」をプレーする頃には本人も当然のようにその意味で発言するようになっていた。

「(ゲームキャラの台詞を読み上げ)『相手のタマ(魂)とってくることだったんスよ!』…こんるるするってこと?」と口にしたり、配信動画の自作サムネイル画像にもそういう意味でデザインに使うほど。

また、場合によっては鈴原自身を指すあだ名として「こんるるさん」などと使われることもある。

ヤクザに椅子をプレゼントする鈴原るる


このようなキャライメージが浸透した結果、企画配信「にじさんじ妄想トーナメント戦」においては鬼や悪魔や魔女など本物の人外たちがひしめく中、一介の女子大生でありながら大活躍することになった。

鈴原レイド戦

また、このようなイメージがR-18と結びつくと男性が干からびてもなお対戦を続ける「性豪」という設定になることもある。

ただし、ここまで極端なキャラ付けについては、本人がある程度許容しているとはいえ、ファンの間でも賛否あることには留意しよう。

そして思い出してほしい。あらゆる困難を前向きに乗り越え、努力と根性でどこまでも成長する姿はむしろヒロイックですらあるということを。


交友関係編集

雪城眞尋:同期。配信スタイルの違いからかコラボは殆ど無いが、時折チャット欄に現れ気軽にコメントしていく。

神城くれあセフィラ・スゥ:デザインを手がけたイラストレーターが同じことから「さいね姉妹」を名乗り、お互いの配信を見守ったり記念日にコラボしたりしている。

でびでび・でびる:共通の趣味であるホラー映画をきっかけに意気投合、コラボ名「でびるる」で活動中。公式にコンビとしてのキャラソンも作られた。

本間ひまわり:デビュー前から色々と手助けしてくれた先輩だが、ひまちゃん⇔るるちゃんと気安く呼び合う仲。コラボ名は「ござる」。

リゼ・ヘルエスタ:一ヶ月だけデビューの早い先輩。ラジオ番組で共演することになり、HUNTER×HUNTER同好の士と判明したことをきっかけに親しくなった。コラボ名は番組の冠と同じ「リゼるる」。


苦手なもの編集

蜘蛛

アラクノフォビア(クモ恐怖症)のレベルで苦手であり、ゲーム画面に登場した蜘蛛を直視するだけで精神的ダメージを受け、あつ森のタイトル画面にたまたまタランチュラが映っただけで狼狽えるほど。長くて多い足と沢山ある目が駄目らしく、それに当て嵌まらないビジュアルであれば平気なこともある。

小さい頃姉に「後ろに蜘蛛がいる」という嘘をつかれた時には、憤慨のあまり家を飛び出し3時間帰らず、その後一週間も口をきかないほどのガチ喧嘩をしたらしい。

・頭を使うこと

基本的に脳筋なプレイスタイルを基本とし、記憶力や閃きを試される状況は苦手。アクション操作も複数ボタンや短押し+長押し操作等の組み合わせよりも、実況音声に連打音が乗るほどの激しいボタン連打を好みがち。

Cupheadの『Mr.Chimes』との戦闘では「私に脳みそを使わせるつもり?」と自ら言い放って開き直った。

さらに脳トレに至っては配信事故のお詫びとしての罰ゲーム扱いであり、それすら配信時間30分にも満たないうちに終了したことからも相当な苦手意識が窺える。

また、漢字を頻繁に読み間違える他、Getting_Over_ItではDO_NOT_RIDE_SNAKEの意味を理解できずに大惨事に至るという、大学生にあるまじき英語力も披露した。

すずはライド

・リズムゲー

前述のとおりダンスが上手いにもかかわらず素のリズム感はイマイチで、みんなのリズム天国内のとあるチュートリアルでは他ライバーが数分でクリアしたところを一時間半かけてしまい、流石に落ち込んでいた。視聴者には「リズムに合わせるよりも無理に目押ししようとするからでは?」と疑われている。


引退表明編集

2021年(令和3年)6月24日に配信されたにじさんじの動画で、同年同月限りでにじさんじからの卒業引退を表明。

直接的な表現は避けたが「果たし状なるものをいただき、魔界警察に対処いたしました」と語り、これまでも「直接的」な出来事が続いて活動に支障をきたしリスナーに心配をかけるのが心苦しかった事で卒業と引退を決意したとの事。


同年同月30日の配信を以て活動を終了した。(本人のツイート)。


関連動画編集

20年2月17日のリングフィットアドベンチャー配信時の動画。再生時間は10時間18分52秒である。

本来なら、手先だけでなく全身を使って操作するフィットネスゲームなど長時間続けられる代物ではないはずだが、10時間のどこを切り取っても同じ調子でプレイしているのである…。

なお、この放送の開始は10時間46分27秒に渡るデモンズソウル実況プレイ配信と同日中に行われた。


20年6月23日に初挑戦したGetting_Over_Itは複数回に渡る配信の末、8月1日に初登頂。

イライラゲーとして名高い本作ですら概ね平常心でプレイし続ける様は海外視聴者をも「なぜ彼女は怒らないのだ!?」と驚かせた。なお前日の夜中から9時間37分42秒後に配信終了したが、翌朝は一睡もせず立て続けにリングフィットアドベンチャーの配信を開始している…。


関連イラスト編集

啓蒙吸われるる~

センシティブな作品るるちゃんまとめ


関連タグ編集

にじさんじ

バーチャルYouTuber

でびるる

血溜まりの鈴原:暴力・流血・狂気系のイラストタグ


外部リンク編集

鈴原るる【にじさんじ所属】 - YouTube

Twitter鈴原るる (@lulu_suzuhara) | Twitter

鈴原るる – にじさんじ 公式サイト

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