Fate/GrandOrderArcade
ふぇいとぐらんどおーだーあーけーど
この舞台においてカルデアは一つではない――。
人類最後のマスターは一人ではなく、正義も主張も、また一つではない。
この聖杯戦争(たたかい)は終焉(おわり)なき物語(たび)
ソーシャルゲーム『Fate/Grand Order』(以下"アプリ版")のアーケード版タイトル。
開発はセガ・インタラクティブ。ジャンルは「英霊召喚チームバトル」。
2017年7月29日の『Fate/GrandOrder Fes. 2017 ~2nd Anniversary~』にて発表され、2018年7月26日に稼働開始。
セイントグラフや概念礼装を物理カード化しており、筐体から排出されるカードの判型は『三国志大戦4』のそれに似ている。
物理カードは半紐づけされており、セイントグラフは自分で召喚しないと再臨できず(出撃・強化は可能)レベルが頭打ちになってしまう他、アプリにおける宝具レベルに相当する「宝具レベル上限」が上がらないため宝具性能を引き上げられない。
そういった制約があるため、☆5サーヴァントですら捨て値同然で取引されているのも珍しくない(その代わり、期間限定の概念礼装や通常の排出確率より更に低確率で排出されるホロ仕様のFatalカードの値段が高めになっている他、逆に後述のグレイルウォーで活躍させやすいサーヴァントのカードが目を疑うような高額で取引されることもある)。
プレイモード
- グランドオーダー
いわゆる「メインストーリー」。一人プレイ専用。
2021年末の第七章開始を機に、アプリ版と大きく乖離する第五章から始めることができる新機能「省略:特異点修復」が実装。新規プレイヤーでもすぐにアーケードオリジナルシナリオを楽しめるようになった。
- グレイルウォー
いわゆる「通信対戦」。
サーヴァント3騎のパーティーを編成、プレイヤー3人でチームを組み、最大3 vs.3 のバトルで競い合う。
年2回ほど公式大会が行われている。
- マイルーム
アプリ版同様に設定したサーヴァントのボイス(他のサーヴァントに対する特殊会話がオミットされた反面、アーケード限定の絆10ボイスが存在する)をモーション付きで聞く、再臨段階や霊衣を変えて楽しむといったことが可能な他、「カメラ操作」によって360°回転+(絆レベルを上げれば)寄り・引きなどアングルを変えて眺めることができる。
オリジナルの霊衣も実装されている(詳しくはこちら)。
進行について
アプリ版の第1.5部・第2部に当たるメインストーリーは無いが、登場するサーヴァントは一部実装されている。
2023年のゴールデンウイークに本編であるアプリ版とコラボ予定であることがリアルイベント『ウィンターパーティー 2022-23 宮城』にて発表。
同年4月末より『螺旋証明世界リリムハーロット』として実装された。
それが終わった直後の5月24日にて、サーヴァントの実装が完了=以降新規サーヴァントの追加を打ち止めとすることを発表。以降はイベントやバランス調整などを行いながら、運営を続けていくとのこと。一見するとサービス終了予定の発表にも取れるが、その後も完全新規のカラーバリエーションを実装する、時間もお金も大量にかける必要がある絆11以降の解放を行うなどしているため、当面の間はサービスを継続させる予定はあるようだ。
───人類掃討、完了。
それは人理を■■■。
黄金の杯よ、
抗う者たちに今一度、復活の奇跡を授けたまえ。
■■■■■。
何の前触れもなく地球はその表面を焼き払われた。
人類史の終わり。
あらゆる都市は崩落し、生命は死滅し、文明は消失した。
焼却は地球全土に及び、地球は未来の計測すら不可能な死の星となった。
唯一残された人類。
██████に取り残された『人理保障機関カルデア』は残された全ての物資を用い、この現象の解決に乗り出した。
これまでの歴史になかった異常地帯。
特異点と呼ばれる時空の歪みに消滅の原因があると仮定したカルデアは時空間量子観測・レイシフトを敢行。
人類史を脅かしている七つの都市、七つの時代に、
魔術師であるマスターと、マスターに従う最強の使い魔───サーヴァントを投入した。
この舞台においてカルデアは一つではない。
人類最後のマスターは一人ではなく、正義も主張もまた一つではない。
───██████、この現象を解決█████████。
七つの特異点を■■し、最後の特異点に█████████。
█████████人類を守る英霊たち。
そして倒すべき敵は、█████████。
渇望は必ずや勝利を呼ぶ。
黄金の杯よ、
抗う者たちに今一度、復活の奇跡を授けたまえ。
(公式サイトより。第六章に合わせて追加され、これによりアプリ版との違いが明確となった)
序章のタイトルが『炎上汚染都市 冬木』から何故か「冬木」の文字が消えて『炎上汚染都市』のみになっている、第一特異点で早くも魔神柱が登場するなど、アプリ版とは異なるストーリーが展開される。
以下、違いが大きくなる第五特異点より記載。
「漢字2文字の単語を3つ組み合わせた6文字+地名」「副題は各章のキーパーソン」という命名法則は踏襲されている。
- 第五特異点 北米神話侵食 イ・プルーリバス・ウナム:副題「鋼鉄の白衣」
- 第六特異点 騎勲渇仰遠征 ロスト・エルサレム:副題「終わりなき巡礼の騎士」
- 第七特異点⇒第七/模倣特異点 臨界繁栄都市 バビロン:副題「悪食の英雄王」
- 収束特異点 背徳果実都市 リリムハーロット:副題「流刑の願望妃」
第六特異点にて明らかとなった、それまでカルデア側が魔神柱と思い込んでたモノの正体。魔神王とは別の"獣"の一部である首。
- 黙示記録帯
「厄災」が捏造、誘惑している編纂事象。
- 模倣特異点
本作の特異点の真の名称。魔神王による7つの特異点を別の"獣"が己の目的のために模倣して作り上げたもの。表記は「第⚫︎/模倣特異点」となる。
プレイアブル
一覧はこちらを参照。いわゆる配布サーヴァントは★印、「螺旋証明世界 リリムハーロット」にてアプリ版にプレイアブル実装されたサーヴァントは☆印。
- ★レオナルド・ダ・ヴィンチ(ライダー)
- (アプリ版に先駆けての実装で、レアリティや性能は異なる)
- ★エレナ・ブラヴァツキー(クリスマス)
- ☆※1マーリン〔プロトタイプ〕
- (『蒼銀のフラグメンツ』やアプリ版を経て正式登場。)
- シータ
- (アプリ版第五章ではNPCとして登場)
- ★鈴鹿御前〔サンタ〕
- ★☆※2セタンタ
- ジャック・ド・モレー(セイバー)
- ★フランケンシュタイン(クリスマス)
- ☆ラーヴァ/ティアマト
- ★☆※3???
- 大人ネモ / ???
- カーマ(ミステイク)
※1「螺旋証明世界 リリムハーロット」ではなく、2022年夏イベントにて、「レディ・アヴァロン」名義で実装。
※2「螺旋証明世界 リリムハーロット」でも配布サーヴァントとして実装。
※3 アーケード版とは異なる仕様での実装。
Fate/unlimitedcodes:過去に稼働していたFate関連のアーケードゲーム。ジャンルは格ゲー。