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JL(映画)

じゃすてぃすりーぐ

2017年公開のスーパーヒーロー映画。正式邦題は『ジャスティス・リーグ』。
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I Tried

(救いの手を)


概要編集

2017年11月17日全米公開、同23日日本公開の映画。

DCコミックが出版するコミックの実写映画シリーズ「DCエクステンデッド・ユニバース」の第5作である。

その名の通り、DCコミックのヒーローチーム・ジャスティスリーグの結成が描かれる。


マン・オブ・スティール」「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」に続くザック・スナイダー三部作の集大成。

しかし、『MOS』『BvS』のダークなトーンを評価しなかったワーナー・ブラザースは、初号試写を見て、もっと明るく希望に満ちた作品になるようスナイダーに要求したうえ、MCUの『アベンジャーズ』で成功を収めたジョス・ウェドンを雇い入れた。なお、ウェドンは監督ではなく、脚本担当の一人としてクレジットされている。

ウェドンが加わった追加撮影の中、スナイダーが降板。これは彼の愛娘オータムの死が理由であり、プロデューサーを務めていた妻のデボラもプロジェクトから外れている。

スナイダー夫婦が去ったあと、ウェドンの指揮で、再撮影とポストプロダクションが行われた結果、映画は2時間以内に収められ、その10%ほども、スナイダーが撮影したものはないという。


あらすじ編集

遥か昔、超兵器マザーボックスを狙うステッペンウルフの軍勢と、地球を守る人間、アマゾン族、アトランティスの戦いがあった。勝利を収めた3種族は、マザーボックスを3つに分割して、各々の領域で封印した。


現代、ステッペンウルフが再び地球に襲来。アマゾン族の領域セミッシラからマザーボックスを奪い取る。人間世界で生きるセミッシラの王女ダイアナ・プリンス / ワンダーウーマンは、先の戦いで仲間となったブルース・ウェイン / バットマンとともに、世界に隠れ潜む超人(メタヒューマン)であるバリー・アレン / フラッシュ、アーサー・カリー / アクアマン、ビクター・ストーン / サイボーグをスカウトする。

それでもなお圧倒的な力を見せ、アトランティスのマザーボックスをも手中に収めたステッペンウルフに対抗するため、一同は残されたマザーボックスを使い、死んだクラーク・ケント / スーパーマンを蘇生させる。蘇生のショックで混乱し、ブルースたちを攻撃したクラークだが、恋人ロイス・レーンのおかげで正気に戻り、ここに最強のヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」が誕生した。

ジャスティス・リーグは、すべてのマザーボックスを合体させようとするステッペンウルフに総攻撃を仕掛ける。激闘の末、ステッペンウルフを倒し、マザーボックスの合体を阻止できたジャスティス・リーグは、これからも地球の平和を守るため、力を合わせることを誓う。


キャラクター編集






評価・後年の動き編集

結果として、映画の雰囲気としてはワーナー・ブラザースが要求されたものに沿った形にはなったものの、製作費3億ドルに対して興行収入は2億4000万ドルと、失敗に終わってしまった。

この結果を受け、ワーナーはMCUのようなシェアード・ユニバースから、単独映画を重視する方針に転換した。


後年、再撮影に関わったウェドンの問題行為が告発された。

サイボーグ役のレイ・フィッシャーは、ウェドンから嫌がらせを受けたとして、彼と、ワーナーやDCの幹部であるジョン・バーグ、ウォルター・ハマダを非難し、ハマダが関わるDC映画には出ないと宣言、2023年公開の『ザ・フラッシュ』を降板した。

ワンダーウーマン役のガル・ガドットはウェドンから「逆らったら、この業界で仕事をなくさせる」と脅迫されたと訴えた。

アクアマン役のジェイソン・モモアは、フィッシャーの発言を肯定し、ウェドンのハラスメントについて正式な調査がなされるべきだと発言した。

バットマン役のベン・アフレックは、ウェドンが指揮した再撮影を「人生最悪の経験だった」と評した。


2021年3月、スナイダーが当初構想したバージョンである、通称「ザック・スナイダーカット」が、配信・BD限定でリリースされた。


余談編集

後続作頓挫の余波でアントマンやヴェノムの方がJLより先に三部作になったとネタにされている。


DCEUの単独作路線は重要なシーンのカットにより、本来の構想が使用できなくなった事も関係していると思われる。


関連イラスト編集

【冬コミ②】スプスお帰り本【JL】JUSTICE LEAGUE (2017movie ver.)


関連タグ編集

ジャスティスリーグ


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