本項ではテレビアニメ版『聖剣伝説LEGEND OF MANA -The Teardrop Crystal-』について取り扱う。
原作ゲームについては親記事を参照。
概要
『聖剣伝説LEGEND OF MANA』を原作としたテレビアニメ。
ストーリーは副題の「The Teardrop Crystal」と示す通りメインシナリオの1編「宝石泥棒編」をベースにしている。
2021年6月27日の聖剣伝説シリーズ30周年記念の公式生放送で発表されティザーサイトが開設、2022年4月26日にサイトがリニューアルし、登場キャラクター&キャストが解禁された。
2022年10月7日から毎日放送製作ホストTBS系列局全局ネットのスーパーアニメイズム枠にて放送された。
また、ABEMAやHuluなどでの配信も実施している一方、衛星波での放送は行われていない。
なお、旧スクウェア原作のテレビアニメの地上波放送は、『FF:U 〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜』が2002年3月に終了して以来20年半振りである。
登場人物
主人公
珠魅
- 瑠璃(CV:梅原裕一郎)
- 真珠姫/レディパール(CV:名塚佳織)
- エメロード(CV:佐倉綾音)
- 蛍姫(CV:上田麗奈)
- ディアナ(CV:沼倉愛美)
- ルーベンス(CV:矢野奨吾)
- サフォー(CV:土屋神葉)
- アレクサンドル/サンドラ/アレックス(CV:天﨑滉平〈アレックス・アレクサンドル〉・寿美菜子〈サンドラ〉)
マイホーム
ドミナの町
その他
- ドゥエル(CV:國立幸)
- ニキータ(CV:高木渉)
- 草人(CV:森永千才)
- ボイド警部(CV:辻親八)
- ザル魚君(CV:岩田光央)
- ヌヌザック(CV:中田譲治)
- カシンジャ(CV:小林沙苗)
- クリスティー(CV:大原さやか)
- サザビー(CV:金澤まい)
- 宝石王(CV:大塚芳忠)
- 夢魔ベル(CV:赤﨑千夏)
- マナの女神(CV:恒松あゆみ)
スタッフ
原作 | スクウェア・エニックス『聖剣伝説 Legend of Mana』 |
---|---|
監督・シリーズ構成 | 神保昌登 |
キャラクター原案 | HACCAN |
アニメーションキャラクターデザイン | 池上たろう |
音楽 | 下村陽子 |
プロデュース | ワーナー ブラザース ジャパン |
アニメーション制作 | グラフィニカ×横浜アニメーションラボ |
※制作スタッフはリマスター版LOMのOPムービーも担当した。
ちなみに、基本的な街などでのBGMはゲーム版の曲をアレンジしたものを使用している。
各話リスト
サブタイトルは全て宝石名となっている。
WEB予告は『サボテン君未来日記』というタイトルが付き、最後に原作のサボテン君日記のように一言喋る。
話数 | サブタイトル名 | WEB予告 | サボテン君の変化や動き |
---|---|---|---|
第1話 | ラピスラズリ(前編) | ※ | 頭の花がピンク色から黄色に変わる |
第2話 | ラピスラズリ(後編) | ※ | フラワーロックのようにセリフに反応して踊る |
第3話 | ルビー | ※ | 胴が伸びる |
第4話 | サファイア | ※ | 鉢ごと回転し、だんだん速度が上がっていき最後はプロペラのような高速回転になり鉢ごと画面上部に飛んでいく |
第5話 | ホワイトパール | ※ | サボテン君が『だるまさんがころんだ』をして、顔がアップ(=近づいている)になっていき、最後はタッチされたのかビクッとなり、ゆっくり振り返りながらびっくりする。正面を向いているときは動画下部のあらすじのスクロールが止まる |
第6話 | エメラルド | ※ | サボテン君がジャンプして右上にあるアニメのロゴをキャッチして上に放り投げて落ちてくるのを待ち受けるが落ちてこない |
第7話 | ダイアモンド | ※ | 胴が風船のように膨らみ、風船のように鉢から飛んでいき最後には鉢に着地する |
第8話 | ブラックパール | ※ | 動画下部のあらすじのスクロールの部分を歩いていて徐々にスピードが上がっていき、最後は走ってこけて鉢が頭に帽子のようにかぶさる |
第9話 | アレキサンドライト | ※ | アニメ絵のサボテン君は登場せず、コラボしている春日井市のサボテン農家『後藤サボテン』の映像の中にあるサボテン君ぬいぐるみを探す |
第10話 | フローライト | ※ | 動きは左右にゆらゆらと揺れるだけだが最後の一言日記を読むところで鉢含む全体が虹色に輝きだす |
第11話 | ティアストーン(前編) | ※ | 9話に続く、サボテン君ぬいぐるみを探せ第二弾。場所は落合公園。 |
第12話 | ティアストーン(後編) | ※ | 鉢から出て祈るような動作をし、しだいに鉢が揺れて最後には鉢に花が生える。 |
DC版※ |
※ 12話はコロナの影響で本来の制作スケジュールの遅れにより一部カットや制作進行の遅れが生じた。そのため監督の意図した映像に近づけた「ディレクターズカット版」を配信予定(配信のみ)。
2月13日のABEMAの配信が最速、その他のサイトは17日(サイトにより時間変更の可能性あり)。
以下の場面が追加
- OPあけにジュエルビーストと戦う
- シャイロと瑠璃VSセラフィナとサンドラの戦い
- 上記の戦いの後にセラフィナがシャイロに思いを叫ぶ
- 石像になった二人に対して蛍姫が珠魅達に掛け声をかける
- サンドラがセラフィナに対して泣く
- 最後のマイホームに戻る場面で先に真珠姫と瑠璃が戻ってきてその背後からシャイロとセラフィナが戻ってくる
原作との相違点
※この項目はネタバレを含みます。
話数&サブタイトル | 原作該当シナリオ | 変更点 |
---|---|---|
第1話「ラピスラズリ(前編)」 | まいごのプリンセス | レイチェルからアーティファクト・ヒスイの卵を貰う場所がレイチェルの自室になっている(原作ではドミナの酒場で貰う)。 |
第2話「ラピスラズリ(後編)」 | まいごのプリンセス |
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第3話「ルビー」 | 岩壁に刻む炎の道 | ルーベンスの核が奪われた後にカンクン鳥の巣までサンドラを追跡する場面はカットされ、サンドラは修道女の姿のまま変装を解かずに去る。 |
第4話「サファイア」 | 波間に眠る追憶 | |
第5話「ホワイトパール」 | ホワイトパール | レイリスの塔でサンドラが登場せず、ジュエルビースト戦も無い。 |
第6話「エメラルド」 | 幸せの四つ葉 |
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第7話「ダイアモンド」 |
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第8話「ブラックパール」 | コスモ |
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第9話「アレクサンドライト」 | 月読の塔の誘惑者 |
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第10話「フローライト」 |
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第11話「ティアストーン」(前編) | ティアストーン |
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第12話「ティアストーン」(後編) | ティアストーン |
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主題歌
オープニングテーマ
「Tear of Will」
歌・作詞:早見沙織
作曲・編曲:KEVIN PENKIN
エンディングテーマ
「Song of Mana -The Teardrop Crystal-」
7話ではEDは無しで一個目のエメラルドの核を入手後の移動の場面で挿入歌として流れた
作詞・作曲:下村陽子 編曲:中村博
歌:セラフィナ(CV:早見沙織)
「Song of MANA ~Ending Theme~」(12話)
原作でのED曲
主題歌・サウンドトラックについて余談
- 歌唱者の早見は、もう1人の主人公であるセラフィナ役で出演しているが、「機動戦士ガンダムSEED」以後の毎日放送製作ホストTBS系列全局放送アニメ作品で、出演者が主題歌の歌唱を手掛けるのは大変珍しい。
- エンディングテーマは原作のOP&EDを下村がアレンジし日本語詞を付けたもの。
- 本作のサウンドトラックに関しては、こちらも「機動戦士ガンダムSEED」以後の毎日放送製作ホストTBS系列全局放送アニメ作品としては大変珍しく、ソニーミュージック日本法人が全く関与しておらず、日本におけるワーナーブラザーズの販売元であるNBCユニバーサルエンターテインメントが関与している。
関連動画
PV
初報
第1弾
第2弾
関連タグ
個別
聖剣伝説LOM:原作
その他
- 100%パスカル先生、七つの大罪 戒めの復活、はめふらX:本作同様、出演者が主題歌の歌唱を手掛けた毎日放送製作ホストTBS系列局全局放送アニメ作品。さらに「七つの大罪 戒めの復活」以外の2作品については、サウンドトラックにソニーミュージック日本法人が関わっていない。
- すばらしきこのせかい The Animation:本作同様、スクウェア・エニックスのゲームソフトが原作のアニメ作品。地上波におけるネット局が共通であるばかりか、衛星波での放送実績が(AT-Xですら)ない点でも共通。