ないんだな、それが
ないんだなそれが
2008年にフジテレビのニュース番組「FNNスーパーニュース」で流された栃木県の特集内の街頭インタビューで出た言葉。
北関東のステレオタイプなイメージをそのまま絵にしたような、田舎ヤンキー流リーゼントヘアでキメた栃木県在住の一般人に冒頭のやり取りを行ったところ、このような解答が出た。
当然のことだが、このリーゼントの一般人が現在何をしているのかは定かではない。
ご当地ネタを取材するメディア「j-town」では彼を捜索しようとする無謀な企画を提案したり(もちろん失敗)、栃木市の市役所に勤めているという釣りネタが作られるなど何かと愛されてはいる。
そもそも、一躍有名になったとはいえ相手は芸能人というわけでもないただの一般人なので、幸せならOKですの例のように後に本人が特定できたり仮にできたとしてもインタビューに快く応じてくれたりする例のほうが稀である事を忘れてはいけない。
あまりにも露骨な見た目のためこの手の番組にありがちな「素人を装ったサクラ(やらせ)である可能性もまったくのゼロではないのが実に怖いところだが…
- 北関東という立ち位置のため影が薄いことは否めないが、栃木県には日光東照宮や鬼怒川温泉といった全国レベルで知れ渡っているスポットも普通に存在する。
- むしろ「日光」「鬼怒川」に加え県庁所在地「宇都宮」など地名としての知名度が高すぎるため、これらの場所が栃木県にあったとは知らなかったという人も多い。その関係は名古屋市と愛知県や神戸市と兵庫県の関係に近いとも言える。
- 本当に県内の魅力に乏しすぎるなら同じく北関東の隣県のように(酔いが回っていたからとはいえ)営業戦略部が「水戸はダメだな、死ね!」などと誤送信してしまうほどに追い詰められているであろう。
- 要は栃木県そのものが魅力がないというより、県内の地名の方が優先されてしまうレベルで「栃木」というワードに魅力が欠けていると考えたほうが正しいのかもしれない。
5月4日(土)/5日(日) 「日本一影が薄い県」
10:00 会 オリオンスクエア じつは栃木県?
START! 場 緊急街頭インタビュー
栃
木
県
民
は
|
Q 栃木の魅力は?
あるんだな、それが
しかし当インタビューから10年以上経過した2019年のオリオン通り。
2019年5月4~5日にオリオン通り内の広場オリオンスクエアにて開催されるとちぎテレビ主催の「とちてれ☆アニメフェスタ!2019」の宣伝に、ご当地二次元アイドルまろに☆え~るが明らかにこのインタビューをパロったシーンが広告に採用された。
街頭インタビューが元ネタのタグ
幸せならOKです 自己防衛おじさん 特別な気分 働いたら負け 花見トレス 多治見では生きていけない 梅雨明けたんですか!(ただし後半はコラ)