「この計算式に覚えがないか? 博士、白状してもらおう!!」
CV:山下啓介
概要
『仮面ライダーストロンガー』第15話「「死を呼ぶシャドウのトランプ‼」に登場。
クワガタムシの改造人間で、黒木博士が発見した“重力制御法”を奪い取る事を任務とする。鳴き声は「カッカッカカカ」、「ゲゲゲゲゲ……」あるいは「ブルブルブル」。
粗暴で短気な性格の持ち主で、クワガタの大顎を模した両腕や角で相手を挟み込む戦法を得意としている他、瞬間移動を行う能力を持つ。
また、自身の角に酷似した拘束具を投げ付けて敵を締め上げることも可能で、この拘束具には自身の頭部とワイヤーで繋がっているものも存在する。この他、目からの怪光線や大顎をミサイルのように放つ能力、小さいクワガタに化身する能力を持っている…が、本人が何分力任せなので、これらの能力を活かしきれていないような気もしないではない。
黒木博士の拉致には成功するものの、なかなか口を割らない博士に業を煮やしたシャドウの命で、彼の1人娘であるジュンコを付け狙うが、ストロンガーや電波人間タックルに阻止されてしまい、最後はストロンガーとの一進一退の攻防戦の末に攻撃をはじかれた隙に放たれた電キックを受け爆死した。
のちに奇械人ハサミガニが見せた幻覚の中で再登場した。が、なぜか右手が奇械人メカゴリラの鋏、左手が奇械人ブブンガーの鉤爪に変わっている。
漫画版では
テレビマガジン掲載の漫画版ではドクガンダーのように量産を前提とした怪人として登場。人々を攫って同族の卵やサナギを大量に作らせていた。
基地に乗り込んできたストロンガーとの戦いで、羽化(?)したばかりの同族たちと共に一斉に襲い掛かったが、「かぶとむしの底力を見せてやるっ」と奮起したストロンガーに投げ飛ばされ、全エネルギーを込めた「ストロンガー・サンダー」を浴びて全滅。卵やサナギもすべて焼き払われた。