大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー
ごめらたいやいばー
読売テレビの新社屋開局を記念して2020年1月4日・11日・18日・25日に4週連続で放送された名探偵コナンのアニメオリジナルストーリー。サブタイトルはそれぞれ「序」、「破」、「急」、「結」となっている。
また、アニメオリジナルストーリーとして4話構成は初であり、2011年に放送された『降霊会W密室事件』と2019年に放送された『毛利小五郎大講演会』の3話構成を上回った(特に後者は本作のひとつ前のエピソードであり、新作エピソードとしては3話構成と4話構成のオリジナルストーリーが続く形となった)。
脚本は『から紅の恋歌』と『紺青の拳』を描いた大倉崇裕氏が担当。
ゲスト声優として「チョコレートプラネット」の2人が容疑者役を演じる他、読売テレビアニメのプロデューサーである米倉功人氏をモデルとしたキャラクターが登場する。
大阪の日売テレビの新社屋が完成し、怪獣映画『大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー』が大宝映画により制作されることが決定。コナンは毛利小五郎と毛利蘭、そして仮面ヤイバーのファンである少年探偵団や灰原哀とともに制作発表会に出席し、服部平次や遠山和葉とも合流する。
しかし、製作発表中にプロデューサーの米倉功人が倉庫で巨大な怪獣の下敷きになって絶命。
現場の状況から大阪府警の大滝警部は事件として捜査を進める。
容疑者は米倉の部下である3人に絞られるが・・・
事件と関係のある人物のみを記載する。
平次と和葉がアニメオリジナルエピソードに登場したのは2009年の『こうのとりミステリーツアー』以来2度目、綾小路文麿は2013年に放送された『消えた老舗の和菓子』以来2度目、大滝・服部平蔵・遠山銀司郎にいたってはアニオリ初登場だったりする(平蔵にいたってはアニメ初登場となった『名家連続変死事件』から約22年以上経過してからのアニオリ初登場である)。
和葉の口から『大怪獣ゴメラ殺人事件』のエピローグの話題が語られているが、話ぶりだと、そこまでその事件の話題が大きく広がってないようである。