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斬首の編集履歴

2019-10-26 17:51:53 バージョン

斬首

ざんしゅ

斬首とは処刑方法のひとつ。受刑者の首を切り落として失血死させる。

概要

 処刑方法の一種であり、ギロチンなどの重い刃物を用いて受刑者のを切断し失血死させるもの。

 この手法を用いると一瞬にして死ねるとされたため(*1)、特に西洋では高貴な人物を処刑する場合に用いられることが多かった。

 pixivではこのタグのつけられた作品は大抵R-18Gにされる。


 ちなみに漫画などの創作では割と首がポンポン飛んでいるが、実際には綺麗にを落とすには熟練を要し、助手の手を一緒にはねたり、首がなかなか切り落とせず受刑者を無用に苦しめることもままあったとか。

 その問題を解決し、迅速・確実に首を刎ねることを可能にしたのがフランス発明されたギロチンである。

(*1 一瞬で死ねると思ったけど実際にはが酸欠でやられるまで少し時間がかかるからそんなことはなかったぜ!とも言われているが、血圧の急激な変化で意識を失うからやっぱりそんなことはあったぜ!とも言われている)

 漫画イラストにおいては、流血痙攣失禁が同時に描かれる事があり、この3つが揃った絵は一部方面では最高にエロいとされている。

 ちなみにそのような斬首フェチにも、大きく分けて「生首派(生首のみの画像。苦痛を浮かべた表情を浮かべている)」、「胴体派(胴体のみ。場合によっては頭部を失った胴体が痙攣している)」「どっちも派(先2つの相乗効果で苦悶の様子がさらに生々しくなる)」の3タイプにわかれるとされる(このあたり加筆者は詳しくないため不明である点が存在する)。

各地域での斬首の違い

 なお斬首刑は現在、アラブ圏とメキシコで多く行われており、刃物を使って行う所は一緒であるが、やり方や目的には多少の違いがある。

アラブ圏

 斬首刑は現在アラブ圏で一番盛んに行われている。犠牲者は主に、殺人テロ強姦等、執行者に対し重犯罪を犯した者達である。

 イラク北アフリカ等に存在するイスラム過激派、たとえばISISなどによる拉致被害者が斬首の被害に遭った事例も存在する。

執行

 執行人はまず犠牲者を座らせ、目隠しをし、横で罪状を読み上げる。そして犠牲者を寝かせ、斬首を執行する。

 使用する刃物は、等長くて大きいもの。切る速度も速いので、出血量も多い。

を切るのも容易らしく、身体と頭部が20秒足らずで分離し、割と早めに動かなくなる。

 執行の際2~3人で犠牲者を抑えつけながら行う場合が殆どである。

 ちなみに執行の際、銃殺刑が良いか斬首刑が良いか、犠牲者自らが選べるという噂であるが、真相は定かではない。

メキシコ

 先に述べておくとメキシコは死刑廃止されている。

 にも関わらず何故この国が挙がったかというと、麻薬密売グループが、敵対関係にある他のグループおよび取り締まりにあたる警察等の一員を捕まえ、見せしめとして斬首を行うことがあり、その場合見せしめを目的とするので、ビデオカメラ等で撮影し、相手に送付する、あるいは動画投稿サイトに投稿したりする。

 犠牲者のバリエーションも、麻薬密売グループ団員警察官末端のチンピラと様々で、麻薬密売問題について取材を続けていたジャーナリストや、たまたま敵のアジト前を通っていただけの一般市民が被害に遭った事例もある。

執行

 執行人はまず犠牲者を椅子等に縛り付け、尋問を行って敵グループの内情を吐かせる。それが終わったら、斬首を行う。彼らが使う刃物は、家庭でよく見られる短いナイフ

 切るスピードが短く何往復もさせるので、アラブのそれに比べると出血も少なく、痙攣も多く見られる。更に、メキシコ系の斬首動画に多くみられるのが、執行人がナイフで頸椎を叩くと犠牲者のがビクンと上下する、という光景である。切れ味がすぐ悪くなってしまうので、そうやってを叩き切るしかないのだとか。

 ちなみに、アラブの様に2~3人で抑えつけながら行うケースや、逆さ吊りにして行うケースも存在する。これはメキシコ北部、特にアメリカ国境近くで社会問題になっている。

欧米

 この種の刑罰は通常貴族の男性に対して行われた(なお一般人は絞首など、女性は水責め火あぶり、ただし国家に対する重大な犯罪はさらに重い処刑が行われた)。古くは死刑執行人で首を切っていたものの、フランス革命以降では「一般人貴族処刑格差をなくすため」主にギロチンを用いて行われる。フランスでは1977年までギロチンでの処刑が行われていた(その後薬物による処刑に切り替えられ、死刑廃止は1981年)。

 なお現在では死刑そのものが廃止になった国(地域)が多く、存置している地域でも絞首刑薬物処刑、電気椅子ガス室、銃殺刑などであり、斬首は行われていない。

中国

 昔の中国の死刑は斬首が主流であったが、これもまた種類が存在し首を打つ前に手足を砕く、目をくりぬくなど、多種多様な残酷な処刑方法が存在した。現在は銃殺刑や薬物注射が主流となっており、斬首刑は行われていない。

日本

 日本の場合、死刑の刑罰は斬首や磔刑が主であったとされる(御成敗式目にも重犯罪、たとえば強盗および放火の斬首の取り決めがある)が、地域によって差があり、よくわかっていない。

 江戸時代以降、土を盛って築いた壇である土壇場で斬首刑が行われた事から「土壇場=刑場」となり、更に意味が転じて決断を迫られる最後の場、といった言葉になった。

 全国で統一されるのが江戸時代、寛保2年に定められた公事方御定書である。これに定められた死刑は7種、そのうち斬首刑は4つ(死罪、下手人、斬罪、鋸引き)定められている。

切腹

 古くは切腹介錯として斬首が行われ、同じ処刑方法でも切腹武士にとって名誉ある格式が整えられ、それに伴う礼儀作法を用いることが許されていた。ところが、斬罪、すなわち斬首には基本的にそのような特権が許されておらず、格式を重んじる武士にとっては屈辱であると考えられていた(新選組の局長であった近藤勇が処刑されるおり、切腹を望んだにもかかわらず斬首刑に処されたのはあまりにも有名である)。

近代における斬首刑

 なお明治6年、新律綱領の改定律例がだされ明治6年太政官布告第65号にて形式を決定、同時に残酷な刑を廃止、絞首刑のみとなっており、斬首刑は行われなくなった。

 ところが戦場においてはその限りではなく、捕虜スパイ、場合によっては味方である脱走の処刑にしばしば用いられた事が、連合軍および日本軍双方の証言や写真等の記録に残されている。

 本来の軍規においては処刑法は絞首刑あるいは銃殺刑と定められており、さらに物資が不足していた前線だけでなく後方において、絞首刑用のロープや銃弾が確保できる状況であるにも関わらず行われる事例が存在したとされる。

 また、第二次世界大戦中、連合軍捕虜を斬首する写真が日本軍基地などから発見され、敵愾心を煽るプロパガンダとして用いられ、連合軍将兵に日本兵及び日本人に対する憎悪を掻き立てた(これらの写真の真実性は不明な点が多い)。

 現在でも中国フィリピン、欧米において日本軍の残虐性や野蛮性の象徴と位置付けられる傾向があり、しばしば映画等で描かれている。

関連タグ

死刑(処刑)

生首 胴体 晒し首 ギロチン

卒業斬首式 生首オナホ

消したら斬首

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