主なデータ
体長 | 85メートル |
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体重 | 10万7千トン |
別名『宇宙戦闘獣』。
戦力は両腕の鎌と額から出す光弾(後述にて『フラッシュコッヴショット』と表記)。
特徴
第1話の個体と比べて若干強化されている部分が現われている。
主な部分は↓
- 頭頂部の角の長大化と、両脇の角が若干短めになり、発光体の数が各一つずつ減少。
- 両肩の肩口を覆う棘(とげ)の消失。
- 縦に四つ並んでいた腹部の発光体が三つになり、配置も変化。
- 両足と尻尾の皮膚の色に金色が入る。
- 両脇に青い発光体のついた背鰭(せびれ)が新たに生える。
Before | After |
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本当の正体
第43話までは侵略兵器生物と見られていたが、元々コッヴは危険な生物ではなく、自分の住む星から根源的破滅招来体によって無理やり地球に連れて来られ、恐怖に暴れていただけだと我夢は知る。
一方XIGの方では、ワームホールを使ってミサイルを撃ち込み怪獣の惑星を破壊する作戦の実行に移っており、我夢は中止を要望するも、もはや止められない状況であった為、彼の制止を受け入れず作戦は開始される。
しかし、根源的破滅招来体が地球のワームホールと別のワームホールを繋げた事で、それらのエネルギーを吸収してパワーアップした超コッヴと超パズズを送り込み、ミサイルを破壊せんと進撃させる。
彼らもまた、生まれて初めて目にする地球に驚いて、暴れているだけだとガイアはためらうも、それを振り切り最期は「フォトンストリーム」とアグルの「アグルストリーム」で2体同時に葬り去られた。
ただ、視聴者の中には、悪意があって暴れているわけではないのに、殺してしまうのはあまりにも可哀そうだという意見もあった。後輩たちなら殺さずに何とか生存させることもできたかもしれないが…。
というか「宇宙怪獣は根源的破滅の手先と言われていたものが実際は色々な事情で地球に来ていただけではないのか?」という事がこの回以前から掲示されていたが、今回利用される形で実証される形になり更に次の回の「命すむ星」で地球怪獣を共に共通の脅威に戦う仲間という事がテーマとして出されたことから「地球怪獣は共に戦う仲間だが利用されている宇宙怪獣たちは犠牲になり続けていいのか?」という疑問が生まれることになり、ある意味コスモス以降の怪獣保護に繋がるものになったともいえる。
このように怪獣の側が被害者であるはずなのに、後述の大怪獣バトルやオーブでも敵役として扱われており、完全に悪役としてのイメージが付いてしまっている。
円谷はコッヴに恨みでもあるのだろうか…。
無論本来のバックボーンを無視しているという観点で見れば、同作出身のガンQも同じだし、
上記のような経緯とは裏腹に、実際の映像では他の怪獣とあまり大差ない暴れぶりを見せていたりするのだが(また、同じキャラクターでも住んでいる世界によって差異があることが『超ウルトラ8兄弟』等で証明されているため、破滅将来体に利用されていた野生生物というのはあくまでこの世界の個体だけの設定という可能性も十分ありうる)。
怪獣がミサイルを襲撃しようとするシーンは『ウルトラマンA』のドラゴリー、危険ではない星を破壊するパターンは『ウルトラセブン』のギエロン星獣を思い浮かべたファンも少なくは無い。
ウルトラマンギンガS
本作ではスパークドールズとして登場。
チブル星人エクセラーの連続モンスライブにより、ファイブキングの下半身とトサカになった。「大怪獣バトル」で共演したレイキュバスも右腕を構成する怪獣となっている。
また、「DXビクトリーランサー」でこれとファイヤーゴルザ、メルバ、レイキュバス、ガンQの5体のスパークドールズを立て続けにリードさせて、トリガーを引くと…
ウルトラマンZ
本作ではピット星人が何らかの手段で調達した超コッヴの細胞が登場。
その後、セレブロに寄生されたカブラギ・シンヤの手に渡り、これを基に超コッヴの怪獣メダルが作成され、トライキング→ファイブキングの合体変身に使われた。
カブラギがゼットとの戦いに敗れた後、ジャグラスジャグラー魔人態の不意打ちを受けた際にファイブキングの他の構成怪獣のメダル共々落としてしまい、ジャグラーにメダルを奪われてしまっている。
ゲーム作品
大怪獣バトル
『ガイア』の怪獣から初めてACGに参戦。
必殺技
レベル1 | 切り裂き攻撃 |
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レベル2 | 頭からの光線 |
レベル3 | フラッシュコッヴショット |
アーケードゲーム
ストーリーモードではジェロニモンが怪獣蘇生で復活したレイキュバスと共に登場。主人公の操る怪獣によって倒される。
Wii
『大怪獣バトル ウルトラコロシアム(DX)』の要素、ストーリーモードでは、これから待ち受ける強敵に備えていろいろな状況に応じて戦う経験を積む必要性を感じた主人公の前に、超コッヴが立ち塞がる。
上記の通り、自ら不利な条件で怪獣に勝とうと気合を入れる主人公は、勝利条件に『必殺技を使わずに倒せ!』というハンデを付けた状態で超コッヴに挑む。
この時点ではまだ序盤な為、プレイヤーは『必殺技を…』というのも楽勝なもんだと思えるが、後々進めていくと同ミッションでトラウマを植え付ける者が待っているとは言うまでも無い…。
ちなみに、超コッヴの読みは『超(スーパー)コッヴ』であり、本来ならサ行に分類されるはずが『大怪獣データ図鑑』では何故かタ行に区別されている。
ウルトラマンフュージョンファイト!
カードとしては第1弾で登場しているが、オーブクリスタルは付いておらず育成は不可能。
しかしカプセルユーゴー2弾にて再登場。こちらのカードはウルトラカプセルの育成効果を受けられる。
本作での属性は「光」。
書籍
大怪獣バトルウルトラアドベンチャー
大阪に出現したブルトンが並行宇宙から召喚した怪獣の一体としてレイキュバスと共演している。
同じく召喚されたジェロニモンと共に主人公の操るゴモラを4体がかりでボコボコに痛めつけるものの、ゴモラの地中穿孔能力で攻撃をかわされ、レイキュバスと同士討ちして爆死。
ウルトラマンオーブクロニクル
5-1「ルサールカより愛をこめて」に登場。
1908年にフィヨルドの谷間から復活し、ウルトラマンオーブと交戦、海岸線から激しい空中戦を繰り広げ、遂にはルサールカ上空にまで到達し、そして倒される。その際オーブことガイは記憶喪失になるほどの大ダメージを負うがその際、たまたま森に薬草を採りに来ていた少女ナターシャに助けられる。
何故宇宙怪獣であるはずの超コッヴが地球のフィヨルドの谷間にいたのかは不明であるが、恐らくは昔、地球に飛来した個体がそのまま居着いたのかもしれない。
また、作中の描写から飛行能力を持っていることが明らかとなったが、『オーブ』の世界の個体のみが持ち合わせていた能力なのか、原典のコッヴも単に披露しなかっただけで飛行能力を持っていたのかは不明。
余談
脚本ではタイトルが示す通りすべての宇宙怪獣が登場する予定だった。
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