データ
| 初出 | 第3世代 |
|---|---|
| タイプ | ノーマル |
| ぶんるい | 特殊 |
| いりょく | 50/100 |
| めいちゅう | 100 |
| PP | 10 |
| 直接 | × |
| 範囲 | 単体 |
| 備考 | 天気によってわざのタイプが変わる（概要参照。） |
概要
第3世代から存在する技。
元々はポワルンの専用技だった。現在は天候に縁がある為かくさタイプを中心にかなり習得者が増えている。しかしその一方で、天候に縁の深いはずのカイオーガやグラードンは覚えられない。
そのままで使うと威力50・追加効果無しのしょっぱい技なのだが、天候が変化しているとタイプが変化し、威力が倍の100 (晴れか雨だと実質150) になると言う特徴がある。
特ににほんばれ・あまごい時は天候による1.5倍補正もかかる為強力なサブウェポンになる。
特性ようりょくそを持つウツボットは他の草タイプと差別化する為にはとても重要な技である。
ユキメノコやバイバニラはタマゴでこの技を覚える為、晴れパ・雨パの用心棒の氷ポケモンとしては最適解の１つであり、ダメージは受けてしまうが、この技を覚えている適正タイプ以外のポケモンを砂パや霰パで使うのもアリ。
但し「ノーてんき」「エアロック」持ちが出ているともれなく元の状態の威力50になってしまう。また、第6世代から天候の効果が5ターンまでと制限されてしまったため、いつでもサブウェポンとして機能するわけではなくなった点も注意。
第7世代現在、天候始動系の特性持ちで覚えられるのはバイバニラのみ。
天候に応じて攻撃のタイプは変わるが、技そのもののタイプはノーマルのまま変化しない。
そのため、Zワザにするために持たせるのは天候に関わらずノーマルＺである。
そこまではいいのだが、なんと似たような仕様のめざめるパワーとは異なり、天候に応じて実際に出るZワザが変わるという特別仕様となっている。
例えば晴れているのなら、ノーマルＺで発動したにも関わらずダイナミックフルフレイムになるのである。
8世代ではポワルンがいない代わりわざマシンで配られたことで習得するポケモンが更に増え、キュウコン等、天気に関する特性を持つポケモンにとっては強力なメインウェポンとなっている。特にフシギバナやエレザードは晴れパによく採用されるにも関わらず、炎技をめざめるパワーに頼っていたので大きな強化になったと言えるだろう。
ダイマックス中もZ技同様晴れならダイバーン、雨ならダイストリーム…といったように変化する。また本来威力50のわざはダイマックスわざにすると威力100なのだがウェザーボールは例外的に威力100相当の威力130となっている。
なお、ゲンシカイキが出す「つよいあめ」・「ひざしがとてもつよい」にも適用するが、流石にメガレックウザの「らんきりゅう」は適用されない。
ゆえに、残念ながら飛行タイプにはならない。
ポケモンGOでは
2019年3月31日に行われたリサーチイベントに合わせて解禁された。
本作ではゲージを蓄積することで使用可能なスペシャルアタック（PvPではチャージ技）として扱われている。3分割で威力は60と、3分割ゲージ技としてはかなり強力な性能を誇る。PvP戦でも威力55で必要ゲージが最低の35と割と優遇されている。PvPが実装されてから多くのポケモンに配られ最強格を誇っていたが、流石に環境が崩壊しかねないためかシーズン9で威力が60→55の下方修正を受けてしまった。
タイプはいわ・ほのお・みず・こおりの4つのみ、天候によって技のタイプが変わることはない、威力はタイプに関係なく固定（天候ブーストの効果は受ける）と原作とは異なる点も多い。
ノーマルはノーマルフォルムのポワルンが覚えていたが、2021年6月のGOバトルリーグシーズン8のいわタイプ版の正式実装に伴い削除されてしまった。レガシーではなく置き換えである。習得された技がデータ残留に逆戻りするのはノーマルウェザーボールが初である。…と思ったら、シーズン9でいわタイプとは別に再び覚えられるようになった。
今のところ習得できるのはポワルン、チェリム(ポジフォルム)、ペリッパー、ユキノオー、キュウコン、ニョロトノ、ロズレイド（イベント限定）、カバルドン。
習得者はロズレイドを除くと攻撃力の低い者が多く、火力の低さを補うための技として扱われていると言える。
なお、チェリムとロズレイドのものはほのおタイプ、カバルドンはいわタイプであり、ほのおタイプのわざを使うくさタイプ、いわタイプを使うじめんタイプという希少なポジションになっている。恐らく原作での天候と相性が良いタイプが基準なのだろうか。
ユキノオー・アローラキュウコン・ニョロトノの場合は回収率の高いこなゆき・あまえる・マッドショットとそれぞれ組み合わせることでタイプ一致補正もあり短時間で結構なダメージを与えられる。
ペリッパーも、これまでフルゲージ技しかなかった不遇さが解消され、活躍の機会が見込められた。
カバルドンはチャージが遅いキバ技と相性がかみ合っているのがのしかかりしかなかったため、素早くノーマルタイプ以外の技を出せるようになった。
