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センシティブな作品

登場話:第5話「第3の戦士」第6話「哀しき妖拳」、「仮面ライダーアギト 3大ライダー超決戦ビデオ アギトVSG3-XVSギルス いま選ばれる最強ライダー」(フェミネウスのみ)

概要

ヘビに酷似した姿を持つ超越生命体

コブラにそっくりな「アングィス・マスクルス」(男の蛇)と、メドゥーサのような外見の「アングィス・フェミネウス」(女の蛇)がいる。

能力は「次元断層(亜空間)を発生させること」で、標的の超能力者を上空に発生させたワームホールに吸い込んで、“遥か上空に転送して転落死させる”不可能殺人を実行。この能力は、蛇が卵を丸呑みにした後、高所から身を投げて胴を叩きつけて卵の殻を割るという迷信に由来するか。

また、強風を操る能力を持ち、目眩ましや撤退時に用いる。

各個体

アングィス・マスクルス

CV:柴本浩行

身長210.0cm
体重170.0kg
特色/力突風を発生させる、次元断層を生み出す、審判の杖による攻撃

キングコブラに似た姿を持つ超越生命体。※メインイラストの怪人。

個体名の意味は“男の蛇”。

仮面ライダーギルスが初めて戦った怪人でもある。

審判」が武器。

この杖に打たれた者はまるで毒蛇に噛まれた時の様に運動・知覚神経が麻痺する。

葦原涼恋人であった片平真由美に狙いを定めた際にそれを阻止せんとするギルスとの戦闘に突入し、「デモンズファングクラッシャー」で頭部に噛み付かれ、たまらず逃走を図るが工場で追いつかれ、「ギルスヒールクロウ」を受けて爆死した。

アギトとの対決ではフェミネウスのムチを受けてしまったり、ムチを利用したアギトに足を引っ掛けれて階段を転げ落ちたりと妙に間抜けな所がある。

エジプト系の外観をしている男性怪人だが、エジプトで信仰されていたコブラの神はメルセゲル、ウジャト、ウラエウスと殆ど女性である。

アングィス・フェミネウス

CV:兵藤まこ

身長206.0cm
体重149.0kg
特色/力突風を発生させる、次元断層を生み出す、邪眼の鞭による攻撃

毒蛇に似た超越生命体。

個体名の意味は“女の蛇”。本作初の女性怪人

同族のマスクルスと同じ能力の他、頭部になびくの髪の毛は一つ一つが意思を持っており「周囲の様子を本体に知らせる」役割を持つ。

邪眼の鞭」と呼ばれる武器を持ち、戦う際に使う。これで打たれた者は徐々に体がのように硬直して心停止で死ぬが、誤ってマスクルスに当てた際は何故か効果がなかった。

神社仮面ライダーアギトがマスクルスと交戦中に突如として出現し、彼らの支配者である子供の姿をした闇の力の見守る中、マスクルスの助太刀に入るも形勢が不利になった為、突風を巻き起こして逃走。

その後超能力者を次々に襲撃していたが、駆けつけたアギトや仮面ライダーG3と再び交戦。その最中に頭部の蛇を切断された為、撤退を余儀なくされる。

その後、闇の力に傷の治癒を頼むが拒否された為、その場を通りかかった闇の力の生みの親、三雲咲子を腹いせに殺害するが、彼の逆鱗に触れてしまい、「死ね、自らの手で」と言い放った闇の力に肉体を操られ、自身の爪を腹部に突き刺し、黄色いの粒子となって消滅した。

ハイパーバトルビデオでは、ハイドロゾアロードジャッカルロードと共に再登場、てれッピの命を狙う。

てれッピを守る為に出動した3人ライダーの内、仮面ライダーアギトと交戦。ムチでアギトの頸を絞めるが、フレイムフォームにチェンジしたアギトのフレイムセイバーでムチを切断され、最期は新技「ダブルセイバースラッシュ」で斬り倒され爆散。

余談

外見がコブラとメドゥーサなのは、漫画版『仮面ライダー』に登場したコブラ男と、そのパートナーである蛇姫メドウサへのオマージュである。

腕や脚に包帯を巻いているのは、エジプト要素を取り入れるため、ミイラから発想したもの。ヘビのモチーフは、マスクルスがキングコブラで、フェミネウスがサンゴヘビとミルクヘビ(『完全超悪』p137より)。

彼等の標的となった片平真由美役の福澄美緒は、後に自身も蛇の怪人を2回演じる事になった。

小説版ではエピローグに登場。トンネル付近で風谷真魚を狙ったが、ギルスに倒された模様。