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プリマドールの編集履歴

2022-11-01 00:24:59 バージョン

プリマドール

ぷりまどーる

「プリマドール」とは、ゲームブランド「Key」によるメディアミックスプロジェクト。(曖昧さ回避付き)

歌と共に、世界は目覚める―。


誘導

デュープリズムに登場するプリマドールは、デュープリズムを参照のこと。


こちらではゲームブランド「Key」によるメディアミックスプロジェクトとしてのプリマドールを取り扱う。


概要

プリマドールとは、Key×コトブキヤが送るメディアミックスプロジェクト。「歌と人形」をテーマにキャラクターたちの想いと成長を描く。

皇都五区の片隅にある喫茶・黒猫亭を舞台に、兵器として作られた自律人形の少女たちが、戦後に自分たちの新たな役目を探していく。


歌が大きな中核を持つため、プリマドールの声優は、いずれも個人名義での音楽活動を行う、若手の実力者達によって固められている。


登場キャラクター

自律人形(オートマタ)




身近な人物


その他関連人物


用語

体内に搭載された「論理機関」で人間さながらの思考を行い、文字通り自律的に行動できる少女型機械人形。

戦時中は兵器として使われていた。


  • 論理機関

自律人形の感情や意思、記憶を司る機関。

詳細は自律人形(プリマドール)を参照。


遠間ナギがオーナーとして開いている喫茶店。物語の主な舞台。


  • 東邦皇国

東の一大軍事国家。

皇都の中心にある山の手城と呼ばれる要塞に首都機能が集まっている。

皇都は七区画に分かれており、黒猫亭は第五区に存在する。

第二区の心願寺前、山の手城内部へと続く道路沿いには、いつも月下が材料買い付けに行く心願寺市場ある。

第六区には「すずらん横丁」など、風俗店が立ち並ぶ、由緒ある歓楽街がある。自律人形がステージを披露するキャバレーなどがあったが、戦争中の贅沢禁止令や、休戦後も節電計画の影響で活気を失っている。

皇国は島国であるため、皇国では自国を内地、大陸を外地と呼ぶ。


  • 皇国関連の用語

皇統派

皇軍内の好戦的な軍人からなる一派。現在も大陸に多く駐留している。休戦協定に不満を持っており、自律人形の再度の軍事利用を目論み、秘密裏に自律人形を集め、実験を行っている。

最近、彼らによるとみられる、機械人形(メカニカ)の暴走事件などが相次いでいる。


警務隊

皇国内の組織のひとつ。皇国の警察組織。階級には軍のものが準用されている。治安の維持や巡回などを任務とするほか、営業許可任務も受け持ち、権限はかなり大きい。皇統派といった軍内部の監視なども行う。全体的に現実で言う、国家憲兵に近い。


  • 帝政ローベリア

皇国と36年に渡って戦争を続けてきた大陸最大国家。現在は休戦協定が結ばれている。

かつては、ローベリア連邦という連邦制国家だったが、帰還歴551年に解体され、帝政国家として再編された。

皇国とは長年に渡って戦争を続けていたが、戦争前は共同で、自律人形の開発を行うなど、少なくとも民間レベルでは必ずしも関係が悪いわけではなかった。


  • アルタリア共和国

大陸西部にある由緒ある国。帰還歴549年に皇国が軍事侵攻し、以後皇国統治下となる。皇国がローベリアに攻め込むための前線拠点にされた。

気候的には寒い地域で、服装など文化的に、現実で言うロシアに近い雰囲気がある。ただし、使われている通貨はシリングであるため、ひとつの国がモデルになっているわけではないと思われる。


  • 帰還歴

この世界で使用されている暦法。なお、アニメの舞台について、第1話のテロップや「皇都新聞」の日付には「帰還歴601年」とある。一方で、Key内部の公式サイトによると、黒猫亭がオープンしたのは「帰還歴604年」とあり、矛盾している。しかし、公式からのアナウンスがないためどちらが正しいかは不明。


テレビアニメ

2022年7月から9月までAT-XTOKYOMX毎日放送BS朝日にて放送されたほか、ABEMAなどにて配信が実施されている。


灰桜が目を覚ますところから物語が始まる。


スタッフ

監督天衝
シリーズ構成・脚本丘野塔也
キャラクター原案Na-Ga藤ちょこ原悠衣森倉円lack
キャラクターデザイン・総作画監督矢野茜
メカニック原案石渡マコト
アニメーション制作バイブリーアニメーションスタジオ

各話リスト

話数サブタイトル
第1話初めての旋律
第2話月と奏でる
第3話星空の鎮魂歌
第4話羽音は巡る
第5話雨に歌えば
第6話黒猫亭の音楽会
第7話夢想の日々
第8話常冬のロンド
第9話ひとときの六重奏
第10話斉唱は終わらない
第11話戦歌万雷
第12話この想い、響かせて

キネティックノベル

テレビアニメの前日譚、後日譚がキネティックノベルで制作されることが決定した。

全4作の短編シリーズで、メイシナリオはテレビアニメ版のシリーズ構成の丘野塔也、イラストはバイブリーアニメーションスタジオが手がける。


第一巻 「プリマドール:冬空花火/雪華文様」

公式サイトで連載されていた、灰桜と鴉羽の前日譚エピソードをキネティックノベル化したもの。2023年発売予定。


第二巻 「プリマドール:無名典礼」

箒星の前日譚エピソード。2023年発売予定。


第三巻 「プリマドール:皇都探偵」

月下とレーツェルのテレビアニメの後日譚エピソード。2023年発売予定。


第四巻 「プリマドール・アンコール」

黒猫亭のその後を描く、ファイナルエピソード。2024年発売予定。


小説

「プリマドール・アンコール」

執筆:丘野塔也、魁

挿絵:まろやか

キネティックノベルLiteという形で公式サイトで連載されているWeb小説。一部ボイス付き。

黒猫亭がオープンしてから数年後の話で、宇佐美と灰桜の出会いから物語が始まる。

また、灰桜、鴉羽の過去も描かれている。(キネティックノベル化が決まったため、現在は公開終了されている。)

現在六話まで連載されており、次回更新は未定。


「プリマドール interlude」

電撃G'sマガジンにて連載されたショートストーリー。

  • 第1期(2020年12月号~2021年11月号)

執筆:丘野塔也、魁

挿絵:まろやか

黒猫亭の店長になった宇佐美の日常が描かれた。


  • 第2期(2022年7月号~2022年11月号)

執筆:丘野塔也

挿絵:浅見百合子

アニメの6話と7話の間となる日常が描かれた。第2期はビジュアルファンブックにも収録されており、さらに同書には灰神楽のSSも書き下ろされている。


コミカライズ

「プリマドール New Order」

脚本:丘野塔也

漫画:浅見百合子

ComicWalkerニコニコ静画」内「電撃G’sコミックページ」にて連載中。

黒猫亭がオープンするまでの前日譚を描く。


「プリマドール ~ようこそ黒猫亭へ~」

漫画:戸田大貴

「コミックブシロードWEB」にて連載中。

自律人形たちのハートウォーミングな物語を描く。


アニラジ

黒猫亭ラジヲ局』が2022年6月23日より、毎週木曜日にRadiotalkで生配信されている。また、公式YouTubeでも1週間遅れで編集版を配信。パーソナリティーは灰桜役の和氣あず未と月下役の富田美憂。番組内では番組オリジナルラジオドラマ「黒猫亭の思い出」を聴くことができる。


ファンクラブ

プリマドール FANCLUB』が2022年8月15日にオープンした。ファンが語り合えるトークルームや、背景美術や設定資料が会員限定で公開されている。


関連動画

アニメ版PV


関連タグ

個別・カテゴリー

Key(ゲームブランド) 2022年夏アニメ

アンドロイド 機械人形 大正浪漫 カフェ 喫茶店 戦後


カップリングタグ

ナギ鴉

レー灰


Key関連

  • CLANNAD - ヒロインの古河渚が灰桜のモチーフになっている。
  • AIR - ヒロインの神尾観鈴とカラスのそらが鴉羽のモチーフになっている。
  • Kanon - ヒロインの月宮あゆが月下のモチーフになっている。
  • リトルバスターズ! - ヒロインの能美クドリャフカがレーツェルのモチーフになっている。
  • planetarian - ヒロインのほしのゆめみが箒星のモチーフになっている。登場人物に自動人形(プロトタイプのコンパニオンロボット)が居る事、戦争の悲惨さが描かれている事などが似通っている。また、アニメ版のプロデューサーが本企画の立ち上げにも関わっている。

その他



外部リンク

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