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ウニの編集履歴

2023-01-18 18:44:43 バージョン

ウニ

うに

イガイガした海の生物。「海胆」「霊螺子」「棘甲蠃」。

概要

イガイガしたの生物。特にイメージされやすい長いトゲの生えた奴は踏むととても痛い。

バフンウニ等という不名誉な名前の奴もいるが、あんまりトゲトゲしていない上トゲトゲの奴と遜色ない味わいである。

漢字では雲丹海栗または海胆と表記され、一般的には海栗ないし海胆は生きている状態を指し、雲丹は食用にする中身の部分を指す。


ブンブクウニ、タコノマクラガンガゼはのそのそ動くが、涙滴型のブンブクウニは秒速20cm位(他のウニの100倍の速度)で走る。


ブンブクウニやスカシカシパンなど、深海に生息する種類もいる。特にスカシカシパンは某マルチタレント声優が大好きな生物として知られている。


生物学上は棘皮動物門ウニ綱に属する。見た目は全く似ていないが、棘皮動物という括りではヒトデナマコの仲間。


殻の中の卵巣は上級の寿司ネタ。

前述のとおり、寿司ネタとしての『うに』は『雲丹』と表記される。

またの表皮は非常にもろく、それが滑らかな食感を生む反面、時間が経つと崩れて溶けてしまう為、中身を取り出した状態で販売する場合、ミョウバンの液につけるなどしてこれを防ぐ。

ちなみにお馴染みのトゲトゲの奴はにそっくり(ダジャレではない)だが、トゲに返しが付いている場合がある分、ウニの方が凶悪である。

中にはを持つものもあり、上記の長くて折れやすいトゲを持つガンガゼから、一見ウニらしくないラッパウニ、強い毒でショック症状を引き起こす可能性もあるイイジマフクロウニ等、素手で触るべきではない種も多数存在する。


基本的には草食動物で(厳密には雑食で一応死骸も食べるのだが積極的に海藻を好む)、現在は温暖化による大量発生で海藻類への食害が深刻な問題になっている。しかし、葉っぱであれば海産でなくてもよく、特にキャベツが大好物。痩せた海底に棲む卵を持たない利用価値のないウニでもキャベツを与えることで卵の付きが良くなることが研究で判り、廃棄キャベツの再利用先として近年注目されている。

ただし廃棄キャベツを使ったとしても養殖にかかるコストや管理の手間は馬鹿にならず、さらに食害対策という観点から元となるウニは漁獲が前提、その上で業務が成立するレベルの数だけ取る必要がある(しかも商業販売が最終目標のため環境保全のための助成金が使えない)。これらの事情から利益が出るだけの数を漁獲する手段や技術の確立、法整備による支援体制確立などまだまだ育て上げなければならない要素は多い。(実際にキャベツウニ養殖を試みた事業者によるツイートまとめはこちら


よく食べられる生き物なのでイメージが沸かないが、意外にも実は長生きする生物で食べられなければ100歳はおろか200歳以上は長生きするうえ年を取る(品質が落ちる)ことは無いことが判明。つまり普通に生きていれば人間ラッコイシダイ等の天敵に食べられるまでが殆どのウニの一生なのだ。ただ、寿命や病気で死ぬことが無いためにむしろ食べてもらうか駆除しないと先述の様に痩せたウニの大量発生というアンバランスな結果をもたらしている。(ただでさえ高級食材とされているのに…)


例え

ひひひろし

髪の毛がウニの如くツンツンしている人物を指して「ウニ(頭)」などと呼ぶ場合がある。その性質上標的にされるのはほとんど男性


主なウニの仲間

オウサマウニ科

  • バクダンウニ
  • ノコギリウニ

ガンガゼ科

フクロウニ科

  • イイジマフクロウニ

サンショウウニ科

  • サンショウウニ
  • コシダカウニ

ラッパウニ科

  • ラッパウニ
  • シラヒゲウニ

オオバフンウニ科

ナガウニ科

  • ナガウニ
  • ムラサキウニ
  • パイプウニ
  • ジンガサウニ

クロウニ科

  • クロウニ

スカシカシパン科

カシパン科

  • ヨツアナカシパン

タコノマクラ科

  • タコノマクラ

ハスノカシパン科

  • ハスノカシパン

ブンブク目

  • ブンブクウニ

ウニのキャラクター

ウニ頭とよく例えられるキャラクター

関連タグ

雲丹 うに

生物 動物 棘皮動物 海洋生物  海底

ヒトデ ナマコ

*  ハリセンボン

トオル(Aチャンネル)…「ウニちゃん」という愛称がある

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