解説
イベント開催期間:2017年10月25日(水)~11月10日(金)
復刻ライト版:2018年10月5日(金)~10月19日(金)
『Fate/GrandOrder』の期間限定イベントの1つで、ハロウィン三部作「チェイテ・ハロウィン・トリロジー」の最終章。
イベント参加条件は過去のハロウィンイベント同様「第1部第一特異点 邪竜百年戦争オルレアン」のクリア。
また、全ミッション達成、全クエストクリアに加え、「終局特異点」もクリアしている場合に限り、高難易度チャレンジクエストへの挑戦が可能になる。
ストーリー
『トリックオアトーチャー! またこの季節がやってきたわ。
寂しいハロウィンを送る全世界のかぼちゃ達は元気にしているかしら?
パレードのプランもOK! 街の子供たちに配るお菓子の準備もOK!
後はカルデアにこの招待状を送れば準備は完了!
さあ、3度目の特別公演のはじま―――え? なにあれ? ホワイ?
目の錯覚? って、きゃあぁぁああああ――――――!?』
ボイスレコーダーはここで途切れている。
・・・・・・何かが始まろうとしている。
恐ろしい何かが・・・・・・
年を追うごとに特異点としての変貌を遂げ、さらに拡大し続けようとするハロウィンのイベント会場から謎のSOSが届く。
送信者不明のSOSにエリザベートの身を案じた一行は、例年通り彼女が待つ墓場へとレイシフトしたはずであったが…?
仕様
特異点名は「超絶縦長魔城チェイテピラミッド姫路城」。
諸事情により昨年からピラミッドが刺さったままになっていたチェイテ城の上に姫路城が乗っかっているというカオスの極みな城を登っていく。
もう何が何だかわからない。
前年のハロウィンイベントの仕様に、これまでコラボイベントで用いられていたミッション形式を融合させた形式をとっている。
また、報酬として入手できるイベント限定サーヴァントは2種用意されており、どちらか一方のみの入手となる。
ただし、クラス・スキル・宝具、パラメータなどスペック自体は同一であり、異なるのは単純にキャラクターだけである。
単純に好みで選んで構わないが、ミッションには限定サーヴァントの育成が含まれているため、早めに交換した方がいい。
2018年開催の復刻ライト版でも同様にどちらか一方を選択できるため、前回参加したマスターなら両方を揃えられる。(勿論前回と同じ方を選んでもいいが。)
イベント礼装
前回同様、「クエストクリア時のアイテム増加」と「特定種類の敵増加率UP」の効果を持つものに分かれている。
前者はガチャから、後者はアイテム交換・ミッション報酬及びドロップにより入手可能。なお、レアリティ問わず交換で2枚、ミッションで3枚入手できる。
礼装名 | 効果 |
---|---|
トリック・オア・トリートメント | ビームクッキーのドロップ獲得数を1個増やす |
ファントム・ナイト | ミサイルラムネのドロップ獲得数を1個増やす |
不思議の国から | ドリルグミのドロップ獲得数を1個増やす |
エアリアル・ドライブ | ナイト系・ゲイザー系・量産型系のエネミーの追加出現率を25%アップ |
黄金の翼 | ドローン系・ホムンクルス系・オートマタ系のエネミーの追加出現率を25%アップ |
ノスタルジック・フォーム | スケルトン系・スケアクロウ系のエネミーの追加出現率を25%アップ |
※最大まで限界突破している場合、ドロップは+2個、エネミー追加出現率は+100%アップとなる。
登場サーヴァント
新規サーヴァント
いずれもイベント中はスキルにより攻撃力100%UPを付与される。
今回のクリア報酬サーヴァントその1。チェイテ城を乗っ取り、徹底的に管理したディストピアを形成しようと目論む。
今回のクリア報酬サーヴァントその2。こっちは完全にメタリック。
こちらは色合いも相まってパロディ元をより彷彿とさせる。
馬脚を現した黒幕の手下として前半の終わりに現れる。
姫路城に引きこもるアサシン。メカエリチャンによって聖域(オタク部屋)から追い出され、途中で出会ったエリザと共に逃亡、カルデアから来た主人公に助けを求めるが...?
既存サーヴァント
イベント特攻枠
イベント中、スキルにより攻撃力50%UPを付与される。
また、派生キャラも特攻に含まれる。
チェイテ城の主。前年で疎かにしてしまった執政を今回はちゃんとこなしていたが、メカエリチャンに配下の騎士たちを洗脳されて城の所有権を奪われてしまい、刑部姫を抱えて逃げ出すハメに。
前年までのハロウィンを知らない新参者。そのため他のサーヴァントたちが嫌がる中、好奇心から唯一主人公に同行しチェイテ城を訪れる。
何げに特攻枠では緑一点。
メカエリチャンに自ら従い「チェイテピラミッド姫路城」を守る面々。奇しくも全員アサシンで執政者。カーミラとふーやーちゃんは、後半で主人公達に加勢する。
変な意味でネタキャラ街道を爆進しているお方。
どっかで聞いたような通販サイトのCEOで、謎のヒロインXと同じ所から来たようである。(本人とは会った事がない模様。)
今回はやたらと横文字を使う意識高い系っぽいキャラだが、中身は結局マンパワー頼みの脳筋。
前回ハロウィンのイバラギン同様に新規の立ち絵(ろくろを回すような手つきの眼鏡ver)がある。
刑部姫のメル友枠。登場しないが特攻枠に含まれている。
カルデアのサーヴァントたち
ハロウィンの時期になると、前年のハロウィンまで経験してる古参はほぼ全員姿を眩ましており、いつも賑やかなカルデア内は静まり返っている。
本人は登場せず。チェイテ城に行くのを嫌がる主人公に「礼装変わり身の術」を伝授したが、結局マシュに捕捉された。
匿名のオジサン、匿名のシェフ、匿名の人造人間、匿名の物語ウーマン
何かと理由をつけてチェイテ城行きを断った方々。最後の一人だけハロウィン未体験だが、何か起こると感づいていたのだろうかすぐさま土下座していた。
ちなみに、最初の二人が断った理由は、それぞれ『座骨神経痛(匿名のオジサン)』、『頼んでいたオーブンが届いた(匿名のシェフ)』である。
前年のハロウィンで主人公共々苦労した緑の人。今回は「子供たちにお菓子を配る」名目で同行を見事パスした。
今回の騒動の間接的な元凶。後に文字通り鉄拳制裁された。
去年のイベントで、チェイテ城にピラミッドを落とした張本人。
逆さに落とした為、ピラミッド内が逆さになっている。
尚、この件については後に『聖杯怪盗天草四郎』のフリクエでネタにされている(敵として出現する蘭陵王の名前が「この壁はなぜ逆さなのでしょうか」になっている。)
レイシフト直前に一瞬だけ登場。相変わらず口をモゴモゴさせていた。
フリークエストではエネミーとして「吾のマカロンどこ…?」の名前で登場。ホントこいつ年々可愛さが増してくな。
ちなみに彼女のマカロンを食った犯人は恐らく某日輪すら滅ぼすロリおかん。
余談
公式が末期
まずツッコミを一つ――――
前年がやり過ぎなほど某死にゲーと某RPGに偏りながらもハロウィン要素がまだあったのに対し、今回はもうイベント開催時期・関連アイテム・出現モンスターと、申し訳程度しかハロウィン要素がない。
そしてオープニングでは東宝の某怪獣映画まんま過ぎるトンデモムービーが流れ、挙句に各ステージで初挑戦時に流れるアバンまで怪獣映画調と、徹底してあさっての方向にこだわりぶりを炸裂させている。
イベントは前編と後編に別れているが、前編終了後にMAPの外見が微妙に変わる。
どこがどう変わるかは、ぜひともプレイして確かめてほしい。
迷宮組曲:MAP画面の構成、およびキャラの移動音
アイスクライマー:元ネタの一つ?
すべてがFになる:「すべてがエリになる」の元ネタ
巨影都市:発売と被せてきた可能性アリ
本家「姫路城」からの反応
2017年10月25日、神戸新聞総合出版センターによるツイートが書き込まれた。
これについてはinside-games.jpが担当者にインタビューまでしている。
関連イラスト
(投稿:2017年10月24日)