前後のストーリー
概要
スーパー戦隊第46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン26話。2022年8月28日放送。早すぎる最終回となってしまった。
タロウ「何!?仮面ライダーリバ(__)スが最終回?だったら俺たちも最終回だ!」
あらすじ
『仮面ライダーリバイス』の最終回を見ていた五色田介人はドンブラザーズも終わりにしようと言い出す。
最終回を記念してMVPを決め、優勝者には素敵な賞品をプレゼントすることに。ドンブラザーズのMVPを目指し、鬼頭はるか達は自分の活躍をアピールしていく。
果たして、MVPを獲得するのは!?
主なドンブラ中毒
- 次回予告で「仮面ライダーリ(ピー)が最終回!?」とメタ発言。······バイスに続きこいつらまで第四の壁を越えてくるという暴挙(?)に。向こうはなにこれ泣けるな最終回を迎えそうなものだから、温度差がどれほど荒れるのか···
関連タグ
円満解決!閻魔ちゃん、フラグメントバーサス、バトルスピリッツミラージュ:同じく最近多くの謎を放置して無理矢理終わった作品
仮面ライダーギーツ:リバイスが最終回を迎え、その翌週から始まる令和ライダー。放送開始を記念してドンブラザーズでプレゼントキャンペーンを行うとの事。
ということはなく今回は総集編。
概要(真)
いわゆる恒例の「総集編回」である。戦隊では2年前でメンバーの相方の皆さんがバラエティ番組のノリでやっていた、1年前はタイムスリップでの体感型&解説に加え、YouTubeで行われていた総集編である。断じて打ち切り最終回ではない。
予告編ではこれまでほとんど物語に絡んでこなかった犬塚翼もどんぶらにいるが、果たして彼が諸々を知ることはあるのか…?
主なドンブラ中毒(真)
- ドンブラ世界では仮面ライダーリバイスが放送されていることが発覚…30分後はドンブラザーズではなく何が放送されているのだろうか?
- ちなみに予告ではピー音だったリバイスの名前が本編ではそのまま放送された。それどころかほんの数分前に流れた最終回の映像が(クレジットも含めて)そのまんま流れる始末。
- そして恐らくタイトルに巻き込まれた1時間前のパフェになりたい人。
- はるか→真一→つよしの順で、これまで各々がドンブラザーズにどう貢献してきたかをプレゼン。
- なぜかどんぶら内で変身した姿がちょくちょく挟まれるが、深く考えたら負けである。あと、なぜかどんぶら内の照明も、いつもより暗め。
- スマホに突如映し出された、何やら禍々しいスロットが揃った為に、サングラスをあてがわれてドンブラザーズに選ばれた…なんて、展開の濁流の中ですっかり忘れていたが、そう言えばそうだった。
- 「お次の方、どうぞ…」とつよしが振るも、他には誰もいない。イヌブラザーの番ではあるが、「いまだにどこの誰かもわからない。話の聞きようがない、パスだな」と真一が切り捨てたところ、なぜか遠く離れたビルの屋上に立つソノニが、「もしドンブラザーズにMVPがあるとしたら、敵ながら犬塚翼がふさわしい」と、翼の代理でエントリーしてきた。どうやって店の中の会話が聞こえたとか、どうやって翼のことを調べたとか、とにかく気にするな。
- ソノニのモノローグに被せる形で、一部ながら翼自身が顛末を語るシーンも、一応ある。
- そして当の翼は、夏美(雉野みほ)と狭山の一騎打ちの夢にうなされた挙句、公園で飛び起きたところで出番終了。毎度の事ながら、指名手配犯が暢気に公園で寝るんじゃない。
- なお、これまでと同様、喫茶どんぶら内におけるイヌブラザー役を請け負うのは、ぬいぐるみの「ワンちゃん」(はるかがそう呼んでいる)。
- そして、真一・はるか・つよしの会話の中で、タロウの間接的プレゼン開始。そう言えば、最初期はタロウひとりでヒトツ鬼ングと渡り合ってたね…。
- そこに「待て」と横槍を入れたのは、いつの間にか来店していたソノイ。相変わらずタロウにご執心…と思いきや、「脳人の宿敵・ドン王家に連なる者がタロウ以外にもう一人いるようだ」とのことで、ここでジロウの間接的プレゼン。
- ただ、プレゼンが終わったソノイは「だが私の宿敵は、あくまでもドンモモタロウ…」と言い残し、さっさと喫茶どんぶらを後にする。3人「「「一体、なんだったんだ…?」」」
- …と、ここまで6人のプレゼンが終わったところで、いよいよマスターがMVPを発表。なお、ここまでの約22分強がいわゆる「Aパート」で、ここで初めてCMが挿入される。
- ドラムロールが流れる中、マスターが封筒を開けて取り出した紙に書かれたMVPの名前は………
- 「君達はたった半年しか戦っていない。それに引き換え、俺ははるか昔から戦っている」とカメラ目線のドヤ顔をしながら、なんと前作の頃のゼンカイザーの映像を持ち出すマスター。その後にはゼンカイザーブラックとして五星鬼と戦う姿もしれっと流していた。
- …あれ?公式さん、「前作と今作の彼は、そっくりさん」って言ってたよね?パラレルワールドのゼンカイザー?もしくはある存在が成り代わった?伏線なのかギャグなのか?とにかくわかったのはドンブラザーズが、ネタのためなら軽々と次元と時間の枠を飛び越える恐るべき番組だということだけ。
- 「だがみんなに開かれているのが喫茶どんぶらだ。MVPの俺からみんなに素敵な商品をあげたいと思う」と聞いてはしゃぐ3人。しかし手渡されてたのは、いつの間にか制作されていたマスターの写真集第2弾「五色田介人2nd写真集 素顔の戦士」。
- その際、なぜか「Ah!」「Oh!」と色っぽい系の効果音が流れる。
- 帯には「ドラゴンファイヤーズ長官 五色田介人 『また、会えたね』」。さらに推薦文として「『この写真集も、いいよ』――五色田介人」。ドラゴンファイヤーズ長官の設定ってまだ生きてたんかい。自分で推薦文書いたんかい。
- 「俺はヒーローとして生まれ、ヒーローとして戦い、ヒーローであり続ける者」と、再びカメラ目線でドヤ顔のマスターを前に、しばしの沈黙があった後、真一「あっ、雨が降りそうだ。後は頼んだ。また」はるか「ビーフストロガノフを作らなきゃ」つよし「えっ?あの…み…みほちゃんとみほちゃん……みほちゃんが…みほちゃん…みほちゃん!みほちゃ~ん!!」と逃げ去る3人。マスターの手元には3冊の写真集が残された。
- いつの間にか店内におり、そのコントを傍らに見ながら、「せっかく来てやったのに…最終回ではなかったのか?」と呆れるソノザ。野性的にパフェをむさぼり食い、口の端にはホイップ。流石、脳人の末っ子。
- そのテーブルの向かい側には、さっき帰ったはずなのに、いつの間にか戻っていたソノイの姿が。「次回だ。ドンモモタロウ…次回こそ決着をつける!」と、シリアスな表情で決意表明をしながら、青いソーダにストローでぶくぶくし、空気の泡が画面にアップになるところで今回は終わる。子供達が見てるからやめなさい。
- なお、このシーンは次回への伏線になっている。分かりづらい。
- あとがきにてまさかの巡回&対抗
「本編が嵐のように過ぎ去っていくので
そうだったの!? ってなる設定も多いはずですので……。
P〇xiv百〇事典さんなんて、情報量すごいですからね。
あんなに文量書いて下さって、負けていられない! と。
題してドンブラ用語辞典!
いやドンブラ攻略本? ドンブラペディア?」(原文ママ)
見ててくれてたんですか!?!?
- そして、先週のラストで流れていた次回予告の映像はほとんど本編には存在しないものだったということが分かる。つまりVTRでしか出て来なかった犬塚翼は(最早様式美の如く)またしても何も知ることが出来なかった。
- ついでに言うと、タロウ(主人公)とジロウ(目立ちたがり屋)もVTRでしか登場しなかった。
余談
- こんなドンブラ中毒どころか混沌を極めた内容に良い意味で大混乱する視聴者が続出し、挙げ句の果てにはネットニュースにさえ取り上げられる事態になった(下記)当エピソードだが、裏を返せば「普通はつまらなくなってしまう総集編を飽きさせることなく、どれだけ面白く見せられるか」という製作陣、そしてキャストの努力と苦労の結晶である(そこにいつものごとくドンブラ中毒という調味料をドバドバ注ぎ込んだもの。これでこそドンブラザーズである)。ちなみに総集編を面白くしようという試みは概要欄にも記載されている通り前々から実施されていたものである。
- 公式のみどころ解説で、コロナ禍以降ギリギリの状態で撮影していたこと、ドン26話は撮影期間がたったの2日しかなく諸事情により日程をずらすことも不可能だったこと、視聴者から見てとれるほどの異状があることをプロデューサーの白倉伸一郎氏が述べている。
- 前述の異状がどのようなものかは公式ブログで述べられていないが、視聴者からははるか役の志田こはく氏が7月末に新型コロナウイルスに感染した影響を予想する声が挙がっていたが、新規映像にはるかも登場していたため誤りであると考えられる。
関連タグ(真)
総集編/メタ発言/第四の壁/もうちょっとだけ続くんじゃ/終わる終わる詐欺/公式が病気/公式が末期
キュアフィナーレ:同期のフィナーレ繋がり。
ナズェミテルンディス!!:『仮面ライダーリバイス』最終回を。普通は仮面ライダーの世界とスーパー戦隊の世界は繋がっていることが多いのに、一つの番組となっているって一体···
ヒーローなんてね、仮面ライダーに任せておけばいいのよ!/ライダーなどお供にもならん!:ある意味これの発端とされる映画でのキャッチコピー。
本人巡回済み:上述の通り公式に見られてた。
えんができたな:こっちが本当の最終回。