ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:HIROKUN
編集内容:リンク先の修正

バイオ次元獣

ばいおじげんじゅう

バイオ次元獣とは、特撮テレビドラマ『鳥人戦隊ジェットマン』に登場する敵怪人の総称の一つ(メイン画像はライトアルマジロ(左)とジクウマンモス(右))。

概要

次元戦団バイラムが物語後半より使役する生命体で、従来の次元獣の強化型に当たる。

次元獣と同様に、コアともいうべきバイオ次元虫を無機物などに寄生させることで生成され、巨大化のプロセスについても次元獣のそれに準じたものとなっているが、次元獣との大きな違いとして、バイオ次元虫に備わっている様々な生物の遺伝子の働きにより、元となった器物の特性だけでなく生物の特性をも併せ持つ合成生物へと変貌する、という点が挙げられる。この異なる2つの特性により、従来の次元獣よりも多様にして強力な能力を発揮することができるのが、バイオ次元獣の強みと言える。

また、従来の次元獣の大半が人語による意思疎通を可能とし、様々な個性を発揮していたのとは対照的に、バイオ次元獣は一部の個体を除いて人語を発することはなく、侵略兵器としての性格を色濃くしているのも特徴の一つである。

その一方、バイオ次元虫が繁殖能力を持たない不完全な生物であることに加え、マリアによって残存していた次元虫が全てバイオ次元虫へと改造されたことから、バイオ次元獣も必然的にその絶対数が限られる格好となってしまった。

結果として、物語終盤の比較的早い段階でバイオ次元獣も登場しなくなってしまい、放送当時に発売された雑誌『B-CLUB』には、「最後はバイオ次元虫が底を尽いてしまったため、バイラムは異次元生命体メタモルを繰り出してきた」という裏設定が掲載されていたりもする。

一覧

ラディゲが初めて生み出したバイオ次元獣・ヨロイスネーク

ラディゲ製作

名前器物生物登場話
ヨロイスネーク第29話
毒ガスネズミ工場廃液ネズミ第35話
ギョライピラニア魚雷ピラニア第37話
隕石ベム反バードニウム鉱石を含んだ隕石B.E.M(未確認生命体)第40・41話
ヒルドリルドリル第43話

マリア製作

名前器物生物CV登場話
ライトアルマジロ照明灯アルマジロなし第25話
粘着ゴキブリ害虫駆除グッズ、接着剤ゴキブリ桑原たけし第33話
レーザートカゲレーザートカゲ西尾徳第38話

トラントランザ)製作

名前器物生物CV登場話
アリバズーカバズーカ西尾徳第36話
ハンマーカメレオンハンマーカメレオンなし第38話

製作者不明

名前器物生物CV登場話
ギロチンコウモリ(※)ギロチンコウモリ西尾徳CD

(※ ドラマCD『鳥人戦隊ジェットマン スーパーアクションサウンド』に登場。「鬼軍曹」の異名を持ち、過去に倒された10体の次元獣を率いてジェットマンに挑んだ他、東京に時限爆弾を仕掛けて吹き飛ばそうと目論んだ)

備考

前述の通りバイオ次元獣は絶対数が限られていることもあり、物語後半に登場したゲストの敵怪人の中には、以下のようにバイオ次元獣とは別カテゴリの存在もいくつか存在する。

  • 三魔神
    • そもそもバイラムに属してすらいない第三勢力であるが、作中ではラディゲの手によりバイオ次元虫を寄生させられ、忠実な下僕に作り変えられてもいる。
  • ジゴクメドゥーサ
    • バイロック内に生息する生命体。ネーミング的にはバイオ次元獣のようにも思われるが、放送終了後に発売されたビデオ『戦隊大図鑑Vol.2』においても「異次元生物」の二つ名が付記されているように、あくまでもバイオ次元獣とは別個の存在として扱われている。
  • トマト大王
    • 前述の通り、バイオ次元獣とはまるで無関係の異次元生命体。こちらはビデオにおいてバイオ次元獣の後に紹介されているため、誤解を生じやすかったりもする。

関連タグ

鳥人戦隊ジェットマン

次元戦団バイラム 戦隊怪人 サイボーグ

デストロン怪人デストロン所属) 『仮面ライダーV3

メカシンカ有尾人一族ジャシンカ帝国所属) 『科学戦隊ダイナマン

クグツ忍者宇宙忍群ジャカンジャサーガイン配下)『忍風戦隊ハリケンジャー

いずれもバイオ次元獣と同様に、生物と器物の合成怪人であるという共通項を有する一方、バイオ次元獣とは逆に「生物をベースに器物の要素を加えた存在」であるという相違点も見られる

スーパー戦隊一般怪人の系譜

銀河闘士/合身銀河闘士次元獣/バイオ次元獣ドーラモンスター

編集者:HIROKUN
編集内容:リンク先の修正