概要
2019年7月7日~14日の2回シリーズにわたりNHKスペシャル枠で放送されたドキュメンタリー番組である『恐竜超世界』の続編とも言える新作である。
マイプ、プエルタサウルス、スピノサウルス、カルノタウルス、バハダサウルス、ティラノサウルス、アンキロサウルスなどが登場するとみられる。
ナレーションは上白石萌音氏が続投する。また新たに稲垣来泉を主演に迎え、田中直樹、優香らが出演するドラマパートも挿入されることが明らかになっている。
また3/26放送の後編は同じく自然番組である『ダーウィンが来た!』ともコラボし、「隕石衝突!どうする恐竜?」と銘打った回を同日19:30より放送する。
登場人物
- ハルカ
演:稲垣来泉
本作の主人公。恐竜大好き少女で、ひょんなことから恐竜達の進化と絶滅の謎を探る不思議な体験をすることになる。
- ハルカの父
演:田中直樹
ハルカの父親。
- ハルカの母
演:優香
ハルカの母親。現在2人目の子供を妊娠中。
- 大林先生
演:原沙知絵
ストーリー
前編:「巨大恐竜の王国 ゴンドワナ大陸」
恐竜時代、南半球に存在したゴンドワナ大陸。後に、南米、アフリカ、南極などに分裂した巨大大陸だ。近年、南半球での調査が進む中、恐竜学の常識を揺るがす発見が相次いでいる。全長40mにもなる超巨大種や鬼のような角を生やした大型肉食恐竜など、巨大な恐竜たちが続々と見つかっているのだ。なぜ、恐竜たちは巨大化の道を歩んだのか?恐竜大好き少女「ハルカ」が体験する不思議なドラマを交え、ゴンドワナの恐竜の謎に迫る。
後編:「恐竜絶滅の“新たなシナリオ”」
恐竜は、6600万年前の隕石衝突による地球規模の森林火災、その後の寒冷化などにさらされ、一気に絶滅したというのが現在の定説。ところが今、かつて多様な巨大恐竜が生きていたゴンドワナ大陸の一部、現在の南半球の各地で、隕石衝突後も恐竜が生き残っていた可能性を示す証拠が見つかり始めている。長ければ数十万年もの間、世代交代を繰り返し命をつないでいたという。研究者たちが思い描く恐竜絶滅の新たなシナリオに迫る。
登場する恐竜及び古生物
前編:「巨大恐竜の王国 ゴンドワナ大陸」
舞台は舞台は白亜紀後期(6600万年前)の南米(白亜紀中期の約1億年前の変わった恐竜達も紹介)。先行公開された映像では産出した層が全く違う恐竜同士が同時に描写される場面もあるがつっこんではいけない。
- プエルタサウルス
- 今回の主役恐竜。全長約35mにもなる巨大な体をした竜脚類の一種。本来マイプと同じ層から産出しているのはヌロティタンだが、プエルタサウルスが恐竜博2023に展示されるため宣伝の都合もあると思われる。
- ビッグ
- 今回の主役恐竜。全長約35mにもなる巨大な体をした竜脚類の一種。本来マイプと同じ層から産出しているのはヌロティタンだが、プエルタサウルスが恐竜博2023に展示されるため宣伝の都合もあると思われる。
プエルタサウルスの群れのリーダー格で、顔にマイプによってつけられたと思われる傷跡が残っている。子供たちの異変に気が付きスカイらと格闘した末、崖から落ちて転落死した。
マイプの群れのリーダー格で、一際大きな体をしている。プエルタサウルスの子供を執拗に狙うが、異変に気が付いたビッグと格闘した末、崖から落ちてビッグの下敷きになるという最期を遂げた。
- スピノサウルス
- マシアカサウルス
- バハダサウルス
- スペクトロヴェナトル
- エオラプトル(劇中では化石骨格のみ登場)