「炎は 上に 燃えあがる! ぼくらも 上を めざす!」
概要
『ポケットモンスター ソード・シールド』に登場する、ガラル地方のジムリーダーの一人。
名前の由来は恐らくアブラナ科アブラナ属の野菜の「カブ(蕪)」。
キャッチコピーは「いつまでも 燃える 男」。
背番号は「187」で、火花(ひばな)と掛けていると思われる。
初登場はエンジンシティへと至るだい2こうざんの内部。トロッゴンの邪魔をしたエール団に注意する等、非常に真面目そうな印象を受けるナイスミドルなおじさんだが、一人称が「ぼく」だったり、ポケモンを「くん」付けで呼んだりと、お茶目で愛嬌のある部分も。ジムリーダーに復帰するまでこの口調だったかどうかは不明。ランニングが趣味なのか、肩にタオルをかけており、常に小走りで移動している。
ホウエン地方出身らしく、よく見ると確かに比較的東洋人らしい顔立ちに見えないこともない。
白髪交じりの髪や皴の入った顔、さらに自分のことを(冗談交じりではあるが)「じじい」と呼んでいること等から、ガラルのジムリーダーの中でも年配の部類に入る事が窺える。
プレイヤーが初めて対決するキョダイマックス使いのジムリーダー。
ジム戦においては登竜門のような扱いを受けているようで、多くの挑戦者が彼に及ばず敗退していくため、彼に勝った者は優秀なトレーナーとされる。
リーグカードに書かれた経歴によると、過去何度かチャンピオンになれる機会があったが、一歩およばず逃していることや、マイナークラスに降格した時期もあると語られている(数年前にジムリーダーに復帰した模様)など、様々な経験を積んだ歴戦のベテランであることが示されている。一時期は勝つためには何でもするようなスタイルを取っていたらしいが、ダンデとの名勝負を経て自分の伸びしろを感じ改めてポケモンと向き合うようになったことが語られている。
「人生死ぬまで修行 学びつづけよう!」が口癖。
ストーリークリア後に入手できるレアリーグカードでは、若い頃の彼の様子が描かれている。
彼とバトルするには、ジムトレーナーと競いつつフィールド内のポケモン(ヒトモシ、ロコン、ヤクデ)を捕まえるか倒すかし、5ポイント先取する必要がある。ゲットするか(チャレンジ後に手持ちになる)、倒すかは自由で、ゲットすると2ポイント、倒すと1ポイント。
なおジムトレーナーはこちらの味方ポジションでバトルに参加するが、あくまで競う相手であるため、ジムトレーナーに野生ポケモンを倒されてしまうとチャレンジ失敗に繋がる。
と言うか、ヤクデとのバトルで競うトレーナーに至ってはダイレクトにこちらに攻撃してくるため、野生ポケモンより先にジムトレーナーを始末しなければならない。
他のジムリーダーはチャレンジャーとは反対の方向からスタジアムに入場してくるが、カブだけはチャレンジャーと同じ入り口から(相変わらずの小走りで)入場する(クリア後のトーナメントでは、他のジムリーダーと同様、主人公とは反対の方向から入場してくる)。
ボールはハイパーボールを愛用。プロ野球選手の村山実を想起させる体ごと前に出るほど豪快なフォームでボールを投げ、ポケモンがボールから飛び出してくると同時に軽くバックジャンプして定位置に着く。
戦闘時にはサッカーのゴールキーパーのような中腰の姿勢を取っており、指示を出す際に体を大きく振りかぶりながら天を人差し指でさす仕草を取る。
また、キョダイマックス発動の際には一瞬目に炎が灯るというほのおタイプのジムリーダーらしい演出がある。
なお、試合に負けると、燃え尽きたかのようにがっくりとその場に崩れ落ちて膝をつく等、最後の最後まで熱いところを見せてくれる。
手持ちポケモン
(ライチュウ1匹しかいないピカ版のマチスを除けば)3番目のジムの段階で全てのポケモンが最終進化形というのは、シリーズでは初めて。
この段階で見た目的に大型な最終進化系のポケモンがいきなり登場する、というのはかなりのインパクトがある。
対戦相手は3匹とこの1つ前のルリナと同じく少なめだが、いずれも能力値が高く、ほのおタイプと相性の良いタイプをぶつけたとしても、こちらのレベルが低いと苦労する。
ちなみに、ジムチャレンジで捕まえることができるポケモンはどの系統を選んでも特性「もらいび」である可能性があり、うまくもらいび持ちを引き当てることができればそのまま対策として使用できる。
メイン火力が「ひのこ」止まりであるため見た目のインパクトほど大火力ではないが、「おにび」による火傷でこちらの攻撃力を落としたり、「かみつく」でこちらを怯ませて攻撃を妨害するなどの搦め手も用いてくるため、設定どおり「ジムチャレンジ最初の壁」に相応しい強さと言えるだろう。
ジムバトル
ダイマックスレイドイベント
- マルヤクデ♂Lv.62(キョダイマックス)
チャンピオンカップ再戦 トーナメント
ガラルスタートーナメント
タッグバトルの対戦相手またはパートナーとして登場
- コータス♂Lv.72
- ウインディ♂Lv.73
- マルヤクデ♂Lv.74(キョダイマックス)
チャンピオンカップ再戦 トーナメント(ガラルスタートーナメント初回挑戦後)
- コータス♂Lv.72
- キュウコン♀Lv.72
- ウインディ♂Lv.73
- エンニュート♀Lv.73
- マルヤクデ♂Lv.74(キョダイマックス)
アニメ版
アニポケ『リコとロイの旅シリーズ』
CV:東地宏樹
2023年7月14日で公開されたキービジュアルにて「リコとロイの旅シリーズ」で登場する事が決定された。
前「サトシの旅シリーズ」ではポケモンWCSや放送時の情勢もあってか、ガラルのジムリーダーは半分しか登場しておらず、カブも未登場の1人だった(ただしシルエットで存在自体は明かされていた)ため、実質的に今回がアニポケ初出演となる。
また、演者の東地氏は過去にベストウイッシュシーズン2エピソードNでアクロマ、ポケモンジェネレーションズでフラダリを演じている。
薄明の翼
声優はクレジットに未記載のため不明。
第5話「秘書」にて、セリフはないがオリーヴが視察に赴いていたスタジアムに登場している。
第7話「空」では冒頭のインタビューの場面に登場。トレーニングに勤しむ傍ら、取材を受けていた。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
第15章(ソード・シールド編)に登場。
ジムチャレンジ3番目・エンジンシティのジムリーダー。このスタジアムで音を上げるチャレンジャーが多く、ジムチャレンジ「最初の関門」と呼ばれている。
落ち着いた見た目だが本心は熱く、シルドミリアとホップが驚くほど声が大きい。若い頃、マスコミのバッシングで苦労した過去がある。そのため、かつてソニアがジムチャレンジを断念した際には、励ますために故郷にいた頃の話をした。
ポケモンカードゲームやろうぜ~っ!(ソード・シールド編)
カブをモデルとした火吹勝利(かぶき かつとし)というキャラクターが登場。
一人称はカブとは違い「オレ」で、じんべいを着ていて下駄を履いている。
検索における注意
「カブ」のみでは該当の作品を見つけることが困難なほか、「カブ ポケモン」ではポカブが引っかかってしまうため、マイナス検索の併用や、カブ(トレーナー)での完全一致検索・タグ付けを推奨します。
余談
彼の着用しているユニフォームは、他のジムリーダーと比較するとサッカーのユニフォームに近いデザインになっており、試合時のポーズや仕草にもサッカーへのオマージュと思われるものが多い。
エンジンシティのモデルはマンチェスターだと言われているので、欧州サッカーの名門で赤色をチームカラーに持つマンチェスター・ユナイテッドがモチーフになっている可能性もある。ジムリーダーが東洋系の人物なのも、かつて同クラブで活躍した東洋人が存在する事からあながち不自然なものでもない。
ベテラントレーナーとして扱われ、ジムバトルで彼に勝利すると観客から「カブ!」と声援が出されたり、チャンピオンの座を何度か逃すなどの設定を持つ彼は、50を過ぎた今でも現役サッカー選手として活躍しているこの人と似ているのかもしれない。
ホウエン地方出身であることや年配の外見から、元四天王という設定のアスナの祖父ではないかとする説が一部で囁かれており、それに所以する2人が一緒に描かれたイラストも存在する。
しかし、カブは若い頃からガラルに渡って研鑽を積んでいた事が明言されているのに対し、アスナの祖父は元四天王として長きに渡って活動していたらしいため経歴が噛み合わない。
またアスナの祖父はポケモントレーナーとしては現役を引退している事が仄めかされていたりと、語られる情報からはガラルで現役ジムリーダーをしているカブと同一人物とは考えにくいと言わざるを得ない。
公式からも2人の関係については特に何も言及されていないため、現時点では非公式の二次創作設定に過ぎない事に注意。
一方で、祖父でこそないにせよホウエン出身のほのおタイプジムリーダーという事で、2人に血縁ないしなんらかの接点があった可能性は十分ある。
関連イラスト
表記ゆれ
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他のほのおタイプの使い手
カツラ(トレーナー) アスナ(ポケモン) オーバ ポッド(トレーナー) パキラ(トレーナー) カキ(トレーナー) メロコ
タイプ相性的にはカブの方が非常に有利だが。