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ニコラ・テスラ(Fate)の編集履歴

2023-10-10 19:05:39 バージョン

ニコラ・テスラ(Fate)

にこらてすら

『Fate/Grand Order』に登場するアーチャーのサーヴァント。

ごきげんよう諸君。ここに、我が天才の一端をお見せしよう


プロフィール

真名ニコラ・テスラ
クラスアーチャー
性別男性
身長190cm
体重80kg
出典史実
地域欧州
属性混沌・善・星
好きなもの
嫌いなもの人の形をとった悪鬼
設定担当桜井光
ILLUSTなまにくATK
CV稲田徹

概要

Fate/Grand Order』に登場するアーチャークラスサーヴァント。レアリティは☆5。


雷電の力を解明した近代の科学者。「星の開拓者」の1人。

テスラコイルや磁束密度の単位「テスラ」に名を残す。


メインシナリオでは第1部4章『死界魔霧都市 ロンドン』にて登場。

ロンドンを覆う魔霧を活性化させるため、「M」に狂化スキルを付与され現界。同じく雷電を触媒に対抗策として召喚された坂田金時(と玉藻の前)と対峙する。


第1部5章『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では妙な魔術師に密かに召喚されており、西部アメリカ軍のエジソンに情報提供を行っていたらしい。


第2部5章後編『星間都市山脈 オリュンポス』に登場。オリュンポスに先行侵入した汎人類史のサーヴァント達ではアーチャーがリーダーを務めているが、彼らの中で唯一のアーチャーであるために彼がリーダーとなってる模様。


バトル・イン・ニューヨーク 2022』でも主役の一人として登場し、これに際してモーションリニューアルが行われた。


真名

電磁を制した十九~二〇世紀の天才科学者、ニコラ・テスラ

数多の神話で神(自然)の伝説として語られる雷電の力を解明し、人類文明に「電気」をもたらした偉大な碩学のひとり。


比類無き天才。絶世の美男子。現代のプロメテウス。発明王エジソンの好敵手。ゼウスの雷霆を地上に顕した男。壮絶にして華麗なる叡智の魔人こそ、彼である。


聖杯にかける願いは「ニコラ・テスラ世界システムを完成させること」。

交流電流が空間そのものを行き交う新世界の到来である。

これを成就させるためにも、ニコラ・テスラは人類史の修復に協力を惜しまないだろう。


クラス問題

Fateシリーズ』における文化人サーヴァントはキャスター枠として召喚されるのが定例であった中にあって、初の文化人アーチャー

それも、「“実体のある何か”を飛ばさない」という出鱈目にも程があるアーチャーである。


しかし、雷は「打たれる(撃たれる)」ものであり、別の義の同義語に瞬間的に心に強烈な印象を受けた感想を表すことを電流が走ると言うことや、一部の神話や伝承では雷は神の矢(または飛び道具系の武器)として表現されることもあるので、雷電を操る彼がアーチャーのクラスになったのはある意味間違ってないのかもしれない。


また、一連の文化人系キャスター達が本職ではないにしろ何らかの魔術を行使している(テスラと同じく科学者のバベッジでさえ固有結界という形で)のに対し、見てくれはいかに魔術めいていても力の根源が物理であるテスラはキャスター枠に当てはめられない、と見なされた可能性もある。

……まあ、「魔法(物理)」なんてものもあったりはするが。


しかし、キャスターが道具作成スキルを持つ=発明家も適性がある以上、テスラもキャスター適性を持っていてもおかしくはないだろう。これ以外に都市伝説レベルではあるが、フィラデルフィア計画に使われたとされるのが軍艦である為、ライダー適性を持っているのかもしれない。


人物

一人称は「私(わたし)」

紳士かつ尊大、しかし王侯に勝るとも劣らぬ器の大きさを持つ人物でもあり、人類発展を願い導かんとする理想的な科学者でもある。


第1部4章において狂化させられてもその信念は全く揺るがず、ただ召喚に応じた目的の完遂だけの為に行動し、またそれを止めにくるものさえ大いに歓迎し、あまつさえ自分を倒してみろと宣うなど、運命を受け入れ道化役さえ真面目に楽しむ覚悟の強さも相当なもの。正直、器の底が見えない。あのキャス狐に「イケ魂」認定させ、思わず一目惚れさせ掛けたという、シリーズ全体でもある意味で規格外なサーヴァント。なお、彼女に対しても紳士的にレディーファーストを重んじ、丁重に応対していた。


やたら大声なのが玉にキズだが、性格そのものは誠実で真摯。ただ生前の上司で宿敵であるエジソンと事を構えると、大人げなくなり子供のような喧嘩に発展する。


奈須きのこ氏のブログ『竹箒日記』によると大きい方が好きらしく、ファンからは概念礼装との相性も手伝って、「第二のドスケベ公」という不名誉なあだ名が定着しつつある。一方、尊大以外の何物でもないマスターへの態度やその規格外振り、何よりクラスも相まって某AUO(あえて言うなら『CCC』及び『Fake』における比較的丸い方の)との類似性も低くない。


『セイバーウォーズ』ではヒロインXから『キャプテン・ニコラ』とマーベル風味に呼ばれていたが、本人は『キャップ』より『ドクター』と呼ばれたいらしい。


能力

宝具『人類神話・雷電降臨』による電磁投射で攻撃を行う。

この遠距離攻撃の存在が、彼をアーチャークラスたらしめている。


モーション中では、両手からの多彩な電撃攻撃(前方に電流を放出する、上空から雷撃を落とす、地面に手を当て側撃雷を駆け巡らせる、腕のコイル型の磁界から放つ電気の散弾の速射、自身を中心とした電磁嵐の発生、電撃を纏わせたパンチや手刀)を用いる。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香DCCBDEX

保有スキル

対魔力(C)アーチャーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。詠唱が二節以下の魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
単独行動(B)アーチャーのクラススキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。Bランクなら、魔力なしでも二日は現界可能。
ガルバニズム(A)生体電流と魔力の自在な転換、及び蓄積。魔光、魔風、魔弾など実体のない攻撃を瞬時に電気へ変換し、周囲に放電する事で無効化する。また、蓄電の量に応じて肉体が強化され、ダメージ修復も迅速に行われるようになる。生命活動を肉体に宿る電気で説明するガルバニズムの概念は、フロギストンやエーテルと同じく、錬金術のカテゴリーに属する。
テスラコイル(A+→A++)「ガルバニズム(A)」が変化したスキル。テスラコイルとは彼が発明した空中放電装置を指し、セイントグラフの背景にも描かれている。
天賦の叡智(A→EX)並ぶ者なき天性の叡智を示すスキル。肉体面での負荷(『神性』など)や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、A~Bランクの習熟度で発揮可能。テスラ本人はこのスキルをあまり使用しない。
星の開拓者(EX)人類史において、ターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。『雷電』という神代の存在のみが有していた力を地上へ降ろし、人類の文明を引き上げた彼は、このスキルをEXランクで所有する。

宝具

人類神話・雷電降臨(システム・ケラウノス)

  • ランク:EX
  • 種別:対城宝具
  • レンジ:1~99
  • 最大補足:400人


「刮目せよ!」

「神の雷霆(らいてい)は此処にある。さぁ、ご覧に入れよう!『人類神話・雷電降臨(システム・ケラウノス)』!!」


「電気を人類に対してもたらす」という生前の偉業と、数々の超自然的伝説による神秘が昇華されたモノ。数多の神話で語られる雷電神たちの再臨を思わせる猛威を地上へともたらす宝具。

真名解放前でもきわめて強力な電磁操作能力だが、真名解放を行えば「限定的・擬似的な時空断層の発生」によって周囲一帯を破壊する。


攻防一体の宝具だが燃費が悪く、真名解放による魔力消費はあまりに膨大で、使用するとすぐに魔力切れになってしまう。


詳細は該当記事を参照。


ゲーム上での性能

最大HP13825(LV90)
最大ATK11781(LV90)
コマンドカードArts:2/Quick:1/Buster:2
宝具カードBuster
スキル1ガルバニズム(A) / 自身のNP獲得量UP(3T)
スキル1(強化後)テスラコイル→(A+) / ↑+自身を除く味方全体のNP獲得量UP(3T)
スキル1(再強化後)テスラコイル(A++) / ↑+自身の弱体付与成功率UP(1T)&味方全体の強化成功率(3T)
スキル2天賦の叡智(A) / 確率で自身の防御力をUP(3T)&確率で自身の宝具威力をUP(1T)&自身にガッツ状態を付与(1回・3T)
スキル2(強化後)天賦の叡智(EX) / 確率で自身の防御力をUP&確率で自身の宝具威力UP&攻撃力UP&自身にガッツ状態を付与(1回)(各3T)
スキル3星の開拓者(EX) / 自身のNP増加(+30~50%)&無敵貫通状態付与(3T)+スター獲得(10個)
アペンドスキル3対キャスター攻撃適性
宝具敵全体に強力な〔天または地の力を持つサーヴァント〕特攻攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ>&敵全体に低確率→中確率でスタン状態を付与+自身のHPを500減らす【デメリット】

ギルガメッシュとは似て非なるサーヴァントキラー。攻撃バフも揃っている上に、比較的多くのサーヴァントが含まれるため、イベントの高難易度クエストなどのサーヴァントラッシュに強い。後に「テスラコイル」の実装により「天賦の叡智」の確率強化が確定となり安定して瞬間高火力を発揮することが可能になった。

確実では無いがスタンも付いているため、長期戦で滅法強い要素が揃っている。こちらも「テスラコイル」の弱体付与成功率UP効果により確率が上昇させることが出来る。


ライバルはやはり英雄王で、あちらと違って天・地どちらかにしか対応しないため総数では劣るものの、こちらのみ対象となるアビゲイルのような例もあるため、完全な下位互換では無い。

また、+50%のNP増加スキル持ちという点でもイシュタルがライバルとなるが、確実に3ターン持続する無敵貫通で差別化できる。

一方で、他者へ付与する攻撃バフを持たない点で劣るため、そうした点で差別化するべきだろう。


関連人物

生前

トーマス・エジソン

会社の元上司にして、最大の宿敵・ライバル。

基本的には「直流悪鬼」とあだ名するほど、普段は牽制している。

だが主人公たちが来ることをテスラから予め聞かされているなど、互いに敵に塩を贈る関係でもあることが分かる。2017年8月4日に同時に強化クエストが追加されたり、アペンドスキル3の対象がお互いのクラスを狙い撃ちしていたりと話題は尽きない。仲いいなおまえら

「凡骨がっ!!があざといわ!!


エレナ・ブラヴァツキー

同じ天才として尊敬しつつも、エジソンとの喧嘩をたしなめられたり頭が上がらない。

あと、あの円盤にも興味が尽きない。2017年水着イベント『デッドヒート・サマーレース!』ではエレナ、テスラ、エジソンでチームを組んでレースに参加した。


ベンジャミン・フランクリン

雷電実験を果たした先達として、「雷電の神」と呼んで尊敬している。


Fate/Grand Order

藤丸立香

契約したマスター。

人生を駆け抜けた先達者として彼/彼女を導く師匠を名乗る。


フランケンシュタイン

彼女を発明したフランケンシュタイン博士の技術には賞賛を惜しむつもりはない。素晴らしい。

無論、その結果であるレディも素晴らしい。

ただ、フランからは「無駄に電気を撒き散らす」として顔を顰められている。


フランシス・ドレイクレオナルド・ダ・ヴィンチ(術)

自身と同じ「星の開拓者」スキルの保有者。

ドレイクの幕間では、当該スキルの解説も担当する。

ちなみにどっちもテスラ好みの大きさだが、史実上は男(後者はFate世界でも本来は男)。


余談

テスラを「雷電博士」と称したのは親交のあった小説家マーク・トウェイン

彼もまた「キャスターにならない文化人」となり得る可能性を持った人物で、船舶運航従事者の中でも上位に位置する「水先人」の資格を持っていた事、またアニメ化もされた代表作『トム・ソーヤーの冒険』のイメージ等から、ライダークラスでの召喚も考えられる。


史実での彼は非常なイケメンの上紳士的であったことから、数多の女性から非常にモテたそうだが、生涯独身を貫いている。上述の「好み」と違い女嫌いであったという説もあるが、実際のところは不明。晩年はなぜかに異常なまでの執着を示し、泊まっていたホテルのドアを「ハトがいつでも入ってこれるように」開けっ放しにしていたとか。


関連イラスト

星の開拓者電気で殴る

~雷電生誕雄祝いまとめ~ニコラ中心であるッ!


関連タグ

Fate/GrandOrder アーチャー(Fate) サーヴァント

科学者 電気  天才


黄雷のガクトゥーン:桜井光がシナリオを担当した、ニコラ・テスラが主人公として登場するゲーム。こちらのテスラも強大な雷の力を操り、かつ非常に尊大な性格をしている(どちらも史実由来と言えばそれまでではあるが)。

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