ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ミレニアム(ガンダムSEED)の編集履歴

2024-02-15 17:50:24 バージョン

ミレニアム(ガンダムSEED)

みれにあむ

ミレニアムとは『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場する戦艦。

スペック

艦籍番号LHM-BB03S
分類スーパーミネルバ級強襲揚陸艦
全長不明
武装
  • 陽電子破砕砲QZX-1「タンホイザー」
  • 2連装高エネルギー収束火線砲XM47「トリスタン」
  • リニア砲
  • CIWS×多数
  • 誘導砲塔
  • ミサイル発射管×多数
  • 宇宙用ミサイル「ナイトハルト」
  • 迎撃用ミサイル「ディスパール」
  • アンチビーム爆雷
  • 艦首ラム

概要

【警告】この先、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』本編のネタバレが含まれます。

ピクシブ百科・ネタバレ注意アイコン







アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場する世界平和監視機構コンパス所属の新造戦艦。

前大戦で活躍したミネルバの発展型である「スーパーミネルバ級」の強襲揚陸艦であり、大気圏内外を問わず運用が可能。

側面には『SCC-1 02』と表記されている(なお、SCC-1 01はアークエンジェルに表記されている)。

艦長はアレクセイ・コノエ、副長はアーサー・トライン

アーサーと同じく元ミネルバクルーの大半はそのままミレニアムクルーとして乗艦している。


MSカタパルトデッキは艦体上部左右に露出する方式を取っており、発進時にリニアレールが展開する。また、デッキ内での電源ケーブル無しでのMSへの電力供給を可能にしている模様(発進画面にはケーブルのオンライン状況がミネルバから継続して表示)。この為、VPS装甲搭載機はデッキに出場した時点で装甲を展開している。

通常は宇宙空間にて待機しており、出動要請を受け次第MS小隊を派遣している。


機動性は極めて高く、ほぼ戦闘機に近い機動をとっている。アークエンジェルを見習ったのか海への潜航も可能。

武装はほぼミネルバのものを踏襲しつつも、陽電子砲であるタンホイザーは発展前のミネルバよりも応用性に富んでおり一方向のみの発射ではなく、確認できる限り四方向に拡散発射可能。

副次的なものとして擬似的なプラズマ推進であるポジトロニック・インターフェアレンスを起こす事も可能で、劇中では紛争地帯へ急行するヤマト隊のMSを高速展開する際と、かつてのアークエンジェルの様に本艦が緊急に大気圏を離脱する際に用いられている。

また、分離してガンバレルとなり多数の射角をとる誘導砲塔を備えており、CIWSと合わせて迎撃能力も高い。

更に艦首にヒートソード系の武装のように熱化したラムによる突撃武装を搭載。C.E.において戦艦に近距離用格闘武装を持つのは希少。

なおミネルバの特徴だったインパルスのフライヤー専用カタパルトは廃止されている。これは前作後半の頃にはインパルス系機体が主力機として使う計画に見直しが入って量産されなくなった為であり、最終決戦ではインパルスガンダムSpecⅡはコアスプレンダーではなく最初からインパルスにドッキング済で通常のMSと同様に出撃している。ただしシルエットフライヤーを格納・発進させる事は可能であり、インパルスとは別個にシルエットフライヤー3機を同時に出撃させている。


防御面においてはアルバート曰く「新兵器」とのことなので当初はなかったものであるが、一回きりの秘密兵器としてジェル状の特殊装甲「耐熱耐衝撃結晶装甲」を追加で装備。船体全体を覆うこれはコズミック・イラにおけるオーバーキルレベルな戦略兵器を除いて最強クラスの破壊力を有するグルヴェイグの12連装陽電子砲を含む集中砲火にも正面から耐え切るほどのもの。


劇中では前半はコンパス旗艦として活動。ファウンデーション王国との合同作戦の際は本艦も地上に降りて活動する。しかし、ファウンデーションの策略によってルナマリア・ホークゲルググメナース以外のMSとパイロットをロスト、核ミサイルの爆発から逃れるため潜航しファウンデーションを離脱する。


コンパス活動停止中はオーブ連合首長国に寄港。難を逃れたパイロット達やアークエンジェルクルーによりハイジャック(と言う名の実質指揮権譲渡)され、マリュー・ラミアスがアレクセイ・コノエから席を譲られ艦長となり、コノエはマリューをアシストするために副長となる(なお、その結果アーサー・トラインを副長の椅子から追いやってしまった)。モルゲンレーテ社から受領したストライクフリーダム弐式デスティニーSpecⅡインパルスSpecⅡターミナルから合流したズゴック、インパルスの各シルエット、そしてフェムテク装甲対策として多数のレールガンを艦載しファウンデーションの野望を阻止すべく出航、宇宙へ上がる。

この時、オーブ軍も表向きには出航阻止に動いたふりをしていたものの、ファウンデーションには見抜かれオーブ首都オロファトがレクイエムの目標にされてしまうが、キラ・ヤマトがあえて自らの生存をファウンデーションの所業と共に知らせて挑発し狙いを自らに向けさせる事で、被害を防ぐ事に成功している。


上述の性能にマリュー・ラミアス艦長の指揮及び最高峰の操舵技術を持つアーノルド・ノイマンが加わった結果、レクイエムをプガチョフ・コブラで回避する、高性能艦揃いのファウンデーション艦隊を単独で突破する等の八面六臂の活躍を見せ、その末に見事アウラ・マハ・ハイバルの乗るグルヴェイグを討ち取った。

尚マリューが最大情報処理を行うモードではマリューとノイマンがミレニアムの最上部のキャノピーからほぼ生身に近い状態で、直接戦場を見据えて指揮管制を行う。

キャノピーから戦闘を行う形状と無数の武装を展開し、戦艦とは思えぬ機動力から放つその様は「戦艦サイズの戦闘機型超巨大モビルアーマー」と言った方が適切な代物となっている。


搭乗員

前半


後半

艦長マリュー・ラミアス
副長アレクセイ・コノエ
技術全般責任者アルバート・ハインライン
その他ブリッジ要員
メカニック
MSパイロット


艦載機

前半


後半


余談

後半の展開はかつてのミネルバの後継艦にアークエンジェル及びミネルバクルーが集い、更に撹乱戦術で『戦術バジルール』が実行されており、SEEDシリーズの歴代主役艦の総力を結集したものとなっている。

ガンバレル白兵戦武装など、かつての艦載機を彷彿とさせる装備も見られる。

アークエンジェルとミネルバの混成部隊となり、そこに極めて優秀な新メンバーが加わった形となる為、ファンからはSEEDシリーズ史上最強のクルーと名高い。そこに本艦の凄まじい戦闘能力が上乗せされているので、とんでもない実績を見せた点からガンダムシリーズ歴代最強の主役艦という声も。


なお、グルヴェイグへの突撃時に使用した艦首武装の名は「ゴウテン」であり、元ネタは恐らく東宝の特撮映画に登場する、艦首にドリルを備えた万能戦艦轟天号だと考えられる。

また、ジェル装甲の元ネタは演出やハインラインの台詞から宇宙戦艦ヤマト空間磁力メッキと思われる。そう言ったこともあり、一部ファンからは「出る作品を間違えている」と称されるほど。

最大情報処理モードや艦首ラムといった、常識的な艦長、特にコノエのようなタイプはまず使わないような装備を搭載していることから、もしかしたら何らかの事情で保留しただけで当初からマリューやノイマン達アークエンジェル組の搭乗を前提としている可能性も考えられる。


偶然かもしれないが、アークエンジェルを見習ったミネルバ級の後継としてのスーパーミネルバ級という名は、ホワイトベースを見習ったアーガマ級の後継としてのネェル・アーガマ級を彷彿とさせるものとなっている。

流石に艦名をそのままスーパーミネルバとするのはちょっと…となったのだろうが、日本でいうところの「改○○型」のようなものと考えればそれほど違和感はない。


過去作ではアークエンジェルが大気圏突入時に『融除剤ジェル』という粘液を展開していたのだが、これが声優たちの間でものすごく発音し辛いことで話題であり、非常に恐れられていた。

しかし、このミレニアムは展開するものが『融除シールド』と呼ばれるものに変更になっている為、少しだけ発音し易くなっている。


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

世界平和監視機構コンパス

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました