あらすじ
2023年度
不思議な異世界ジオワールドのシンボルであるキョボの木に危機が迫る。
ジオワールドの住人ジオビーに協力を依頼された選ばれし17人のてれび戦士達は、モノノ家の野望を阻止することができるのか?
2024年度
登場人物
ジオビー
ジオワールドの住人。名前は「ジオ○○」。
キョボの木の世話係。底抜けにポジティブな男性。
- ジオ前田(演:前田裕太〈ティモンディ〉)
ジオワールドの頭脳。本を持った男性。
てれび戦士
ねんリングを身に付け、テレゾンビと戦う使命を課された花咲町に住む小中学生。
2023年度に登場。通称はレイ。
マウナ、ソノマ、ミオと同じ学校に通う。
ルナとは犬猿の仲で喧嘩ばかりしている。
2023年度に登場。通称はマウナ。
レイ、ソノマ、ミオと同じ学校に通う。
2023年度から登場。通称はルナ。
ちょっとめんどくさがりで、他のてれび戦士やジオノコに振り回される場面もしばしば。
2023年度ではテッショウやキョウイチロウと同じ学校に通っており、テッショウとはクラスメイト。
2024年度ではソノマ、テッショウ、ミオ、サクラ、ケイ、メイ、タイアン、ジョシュアと同じ学校に通う。
2023年度に登場。通称はキョウイチロウ。
特技は手芸で、手作りの人形『今日1ハッピーくん』を持っている。
ルナからはまじめと言われており、第1話でエナジーが戻った後には花屋の散らかった花を拾う優しさも見せていた。
ルナやテッショウと同じ学校に通う。
2023年度から登場。通称はソノマ。
2023年度ではレイ、マウナ、ミオと同じ学校に通う。
2024年度ではルナ、テッショウ、ミオ、サクラ、ケイ、メイ、タイアン、ジョシュアと同じ学校に通う。
ジオビーからはポンの世話係を任されている。
2023年度から登場。通称はテッショウ。
カフェのマスターの甥。
2023年度ではルナやキョウイチロウと同じ学校に通っており、ルナとはクラスメイト。
2024年度ではルナ、ソノマ、ミオ、サクラ、ケイ、メイ、タイアン、ジョシュアと同じ学校に通う。
2023年度から登場。通称はミオ。
一度怒らせるとかなり怖く、凄まじい気迫を放つ。
2023年度ではマウナとレイと同じ学校に通う。
2024年度ではルナ、ソノマ、テッショウ、サクラ、ケイ、メイ、タイアン、ジョシュアと同じ学校に通う。
2023年度から登場。通称はサクラ。
しっかり者でケイやトアの世話を焼いている。宝石を収集しており、父からプレゼントされたアメジストが宝物。
2024年度ではルナ、ソノマ、テッショウ、ミオ、ケイ、メイ、タイアン、ジョシュアと同じ学校に通う。
2023年度から登場。通称はケイ。
2024年度ではルナ、ソノマ、テッショウ、ミオ、サクラ、メイ、タイアン、ジョシュアと同じ学校に通う。
2023年度から登場。通称はメイ。
前作同様戦国時代オタクで、何でも戦国時代の逸話に例えて話す癖がある。
2024年度ではルナ、ソノマ、テッショウ、ミオ、サクラ、ケイ、タイアン、ジョシュアと同じ学校に通う。
2023年度に登場。通称はトア。
お調子者でサクラに叱られる場面も。小さい頃に変身ベルトをプレゼントされて以来、特撮ヒーローが大好きになった。
2023年度から登場。てれび戦士としての名義は大野冴姫。通称はサキ。
ちょっと毒舌。お洒落好きで前髪のセッティングは欠かせない。リラと仲良し。
2023年度から登場。通称はリラ。
ボクっ娘。サキと仲良し。
2023年度に登場。通称はアーサー。
生粋の妖怪ファンで、よく妖怪の本を読んでいる。ダイチとはちょっとしたいざこざの末の仲良し。
2023年度から登場。通称はダイチ。
クイズや雑学に詳しく、情報収集も怠らない。アーサーと最初は気まずかったが、最終的に仲直りできた。
2023年度から登場。通称はポン。
ユウリと同じ学校に通う。周囲からは「ポンちゃん」と呼ばれる場面が多い。何でも1人でやりたいお年頃。テニスをやっている。
2023年度から登場。通称はユウリ。
ポンと同じ学校に通う。幼いながらも勇気に溢れ頭の回転も速い。マウナに憧れているが、当初は上手く話せなかったため反抗的な態度を取っていた。
2024年度から登場。通称はタイアン。
ルナ、ソノマ、テッショウ、ミオ、サクラ、ケイ、メイ、ジョシュアと同じ学校に通う。
2024年度から登場。通称はジョシュア。
ルナ、ソノマ、テッショウ、ミオ、サクラ、ケイ、メイ、タイアンと同じ学校に通う。
2024年度から登場。てれび戦士としての名義はハフォード健汰朗。通称はハフォード。2024年に芸名をてれび戦士名でもあるハフォード健汰朗に改名。
2024年度から登場。通称はケイノスケ。
ジオノコ
ジオワールドの精霊。子供のエナジーで生きている。ねんリングを着けていないと見えない。
- メラメラ(声:山根綺)
火のジオノコ。シーサーに似ている。熱血で思い立ったらすぐに行動する。
水のジオノコ。水滴を擬人化したような見た目。温和だが度が過ぎた臆病者。
中の人は前々作にて『勇』のもじもん・いさましうすの人間態として顔出し出演している。
- モク(声:竹内良太)
木のジオノコ。頭が大きい龍のような見た目だが、中には小さな本体が入っている。紳士的だが謎めいており気紛れ。パニックになると本体が見えて関西弁口調になる。
中の人は前々作にて『力』のもじもん・どみねすとろんぐの声を担当。また兵庫県神戸市出身である。
- ソヨ(声:井口裕香)
風のジオノコ。竜巻を纏った狐の姿。ちょっとプライドが高く、キレると雷や竜巻を発生させる。狐らしく油揚げには目がない。
- ゴロン(声:伊瀬茉莉也)
石のジオノコ。大小様々な石を組み合わせたような姿。マイペースな楽観主義者。一方で体重は1tあり、テッショウに暴露されて激怒してしまったことも。
モノノ家
2023年度版本作の敵。キョボの木を枯らした張本人で、モノワールドの支配者。構成員は赤と黒の服を着ている。
- モノバア(声:清水ミチコ)
モノノ家の当主でモノコの祖母。巨大な頭の形をしたホログラムのような外観。孫のモノコを溺愛しているがそれ以外の相手には辛辣。
エナジーを集める目的は「永遠の命」らしいが……?
頭部だけの姿は恐らく『天才てれびくん(無印)』に登場したキャラクター・てっちゃんのオマージュと思われる。
中の人は『ワイド』と『MAX』の「なりきりシンガーズ」と、2009年放送のEテレ50周年特番に出演経験がある。
- モノコ(演:長谷川愛鈴※臼井愛理名義でクレジット)
詳細はモノノモノコを参照。
- モノオ(演:上野勇希)
モノコの執事。彼女よりも常識的だが、忠誠心が暴走してたまにモノコの顔がプリントされたタンクトップを作るなどの奇行に走る。かなりの力持ちでもあり、大抵モノコをお姫様だっこしている(中の人もプロレスラー)。時折だが女性口調で喋る。
テレゾンビのレーダー兼モノノ家の屋敷との通信機となるコンパクト型の鏡「モノノケコンパクト」を持っているが、知らぬ間に失くしてしまいポンに拾われていた。オツムもちょっと残念なようで、モノバア曰く「脳みそまで筋肉」。
詳細は項目参照。
- カエルテイ(演:蛙亭)
モノノ家の家来の男女コンビ。やり取りからしてモノノ家とは純粋な雇用関係と思われる。こちらも頭は残念で、ユウリを騙そうとして逆に利用されてしまったことも。
男の方のナカノ(演:中野周平)は電波増幅器や巨大エナジータンクを制作した報酬をせびる等結構な守銭奴。中の人が元美術部で漫画家のアシスタントをやっていたからか、木曜生放送で披露する絵は非常に上手い。
女の方のイワクラ(演:イワクラ)はモノバアに冷ややかな目を向けている苦労人。ガラクタ博士が自分達に仕事を押し付けて遊びに行ってしまったのをユウリに愚痴っていたこともあった。
木曜生放送コーナー「木曜LIVEジオバトル」のキョボの日にも登場。エナジーを奪おうとしているとはいえ、ゲームには終始ノリノリ。こいつらやこいつらに似た憎めない悪役ポジションである。
本作では『ガラクタ博士が作ったドローン』という設定。
掃除機のようなパーツが付いており、ここから人間のエナジーを吸い取る。当たった物を別物に変えてしまう「カラーバー光線」攻撃も可能。
被害を食い止めるにはジオノコとてれび戦士がリンクして放つ技・ジオノコ投げで倒さなければならない。
機械らしく衝撃や水には弱いようで、モノオに殴られて暴走したり、ポタを吸い込んでショートしたりしまったことも。
歯車家
モノノ家に代わる2024年度版本作の敵。キョボの木を歯車化した張本人で、モノワールドの支配者である。
- グルグル(声:茶風林)
首に歯車が付いているカメレオン型の生き物。人や物を歯車化させることができるが、一度その能力を使うと疲れて眠ってしまう。
- ヤマバ(演:アンジェラ芽衣)
歯車家の当主。感情の起伏が非常に希薄で、淡々と話す。
詳細は項目参照。
歯車家に心酔している集団。
その他
テッショウの叔父。彼の経営する「マスタカフェ」はてれび戦士が贔屓にしている。
エナジーを吸われる、モノコの奇行に悩まされるなど不憫。てれび戦士側も彼の巻き込まれ体質を把握しているのか、「テレゾンビはエナジー吸い放題」という貼り紙を店に貼られて囮にされたなんてことも……。
趣味は縄文土器のレプリカの収集。ルナに日本史を教えるために使ったり、テッショウに壊されたりしてしまったことがある。
- オウリン先生(演:王林)
ジオワールドとモノワールドの狭間にある「オウリン宮殿」に住んでいるエナジーマスター。本作のゲームコーナーや木曜生放送の進行役でもある。
様々な場所にワープホールを出現させる、手で優しく撫でただけでねんリングを修理するといった能力を持つ。
一方でジオワールドとモノワールドの戦いには基本的に関与せず静観するだけであり、「私はジオワールドの味方でも、モノワールドの味方でもない」とは本人談。
- 電脳戦士デンリキマン(演:中村嘉惟人)
トアが大好きな特撮番組の主役。「デンリキ」とある通り、何から何まで前作のオマージュ。
中の人は2010年度のてれび戦士なのに加え、実際にヒーロー役で本家に出演した経験がある。
- 粗大ゴミセンターの従業員(演:伊藤陽佑)
花咲町にある粗大ゴミセンターの従業員。モノノ家作のタンスに偽装したエナジータンクを本物のタンスと勘違いして捨てようとしてしまい、取り返すべくレイとルナが奔走することに。
中の人は『MAX』の天てれドラマ「サムネタ男とタコヤキ娘」と、『YOU』のモブキャラ役で出演経験あり。ついでに「アリエナイザー」「エマージェンシー」という台詞も中の人ネタ。
- 高木アキラ(演:志水透哉)
2024年度に登場したルナ、ソノマ、テッショウ、ミオ、サクラ、ケイ、メイ、タイアン、ジョシュアと同じ学校に通う男子生徒。
用語
- ジオワールド
自然豊かで不思議な異世界。美しい草原や花畑が広がっており、空には虹がかかっている。
- キョボの木
ジオワールドのシンボルの巨木。エナジーで成長するが、モノノ家の手で枯れてしまった。てれび戦士がテレゾンビを撃破する毎に少しずつ再生していく。
- エナジー
新しいことに挑戦したり、新たな学びを得て成長したりすると生まれるエネルギー。
テレゾンビに奪われると無気力になってだらけてしまう。
- ねんリング
ジオワールドの秘宝でてれび戦士の証。年輪のような外見をした腕輪で、ジオノコはこれを着けている人にしか見えない。
エナジーを貯めるのが可能で、リンクのためのバロメーターにもなっている。他にも現実世界とジオワールドを行き来するゲートを開いたり、ジオビーとの通信機代わりにもなったりするなど機能が満載。
- リンク
エナジーが十分に溜まったてれび戦士がジオノコと共鳴した状態。ここからジオノコを投げる(素手ではなくラケットなどで飛ばしても可)と必殺技の「ジオノコ投げ」が発動する。
一応複数人とも同時にリンクできるが、ポタ曰く相当な負担らしい。
- モノワールド
モノノ家、歯車家が支配する異世界で、ジオワールドとは表裏一体の関係にある。
歯車やネオンサインなどのスチームパンク・サイバーパンクチックな意匠が特徴的。
- 花咲町
現実世界側の街。てれび戦士は普段ここに住んでいるほか、テッショウの叔父がカフェを経営している。