備考
射手座が弓矢を引くケンタウロスの星座である為、弓矢を武器としている点はモチーフ通りだが、風貌にケンタウルスの意図は見られず(強いて言うなら頭部の上半分が馬の頭骨になっている程度)、下記の強化形態に馬とは対となったデザインとなっている。
だが、与えられた能力(ちから)を返し、生命を落とすという最期は射手座の神話と共通する部分がある(元となったケイロンも大神から不死の命を与えられていたが、その為に死ぬ事が出来なくなり命を返して死を迎えている)。
スイッチャーの名前「光明」はアポロンの別名「光明神」から来ていると思われる。
なお我望自身が太陽と呼ばれ孤高を望む反面仲間を求めていた性格や、強化前の回し蹴りから強化後の飛び蹴りの変化しスマートな体系、作品で宇宙が扱われるなど仮面ライダーカブトやその主人公天道総司の影響を受けている部分が多い(ちなみにカブト本編でも高校の理事長が黒幕としてワームと共謀する回がある)。
また、太陽繋がりもあってゲーム作品「バトライド・ウォー」シリーズでは、次回作で太陽に蹴り飛ばされて無限ループに陥った幹部怪人とも共闘を果たした。
なお、射手座のモデルとなったケイローンはギリシャ神話においてヘラクレスを始めとする英雄達の先生とされており、我望も直接的に生徒を指導する教師ではないものの、天ノ川学園という学校を作り上げる事で数々の優秀な生徒を世に送り出している他、文字通りのヒーローを排出する事になった。また、彼を補佐するレオもギリシャ神話のライオン同様に、英雄達の前に立ちはだかる試練となり、フォーゼの物語はギリシャ神話の大英雄の名を冠したゾディアーツによって締めくくられる事となる。(ヘラクレス座は両者のモチーフである星座と深く関係のある星座である。)
武器の名前の由来となったのはご存知メソポタミア神話に登場する英雄王ギルガメッシュとギリシャ語で遣わされたもの=宣教師を意味する「アポストロス」から。ちなみに、名前の由来となったギルガメッシュは別作品では射手にカテゴライズされていたりする。
サジタリウス・ダミー
映画『みんなで宇宙キターッ!』では(我望が変身するのとは別に)インガ・ブリンクの作り上げた複製個体が登場。
フォーゼコズミックステイツが圧倒されてベースステイツに戻ってしまうなど、本物並に高い戦闘力を持つ。しかし突如現れた謎の魔法使いに圧倒され、最期は他に生き残っていたダミー幹部達と共に纏めて撃破されてしまった。
本作ではネットモジュールを射手座の星図型のバリアーで防ぎ、矢を連続で発射すると言う本編では見せなかった能力を披露している。
『スーパーヒーロー大戦Z』ではスペースショッカーの一員として登場。
『仮面ライダージオウ』では最終話にて登場。アナザーディケイドによって他のラスボス怪人達と共に召喚され、グランドジオウが召喚したライダー達を撃破し、他のラスボス怪人達との同時攻撃でグランドジオウを変身解除に追いやった。
しかし常磐ソウゴが変身したオーマジオウの圧倒的な力には敵わず、オーマジオウに挑みかかったところをアッパーの一撃で打ち上げられ呆気なく倒された。この為、射手座の神話通り「文字通り星になった」とか、「プレゼンターに会わせてやる」とネタにされる事も。
ゲーム作品
先述の通り、フォーゼが登場する作品では大概大ボスとして登場する。
ロストヒーローズ2
ゾディアーツのボスとして登場。スコーピオン・ゾディアーツ、リブラ・ゾディアーツ、レオ・ゾディアーツ、キャンサー・ゾディアーツの5幹部に命じてホロスコープススイッチを集めさせている。ハザード・キューブにてヒーロー達に追い詰められると、サジタリウス・ノヴァの姿に覚醒するが、デストロイ・キューブで撃破される。
彼の真の目的はスイッチの力でリジェスに会い、その力で人類を導く事。彼はリジェスの欠片そのものには善悪がなく、持つ者によってどちらにも傾く性質がある事に気付いており、ヒーロー達にリジェス・コアへの行き方を教えて絶命した。原作のようにプレゼンターに会いに行く事が目的ではないものの、この世界でも本質は悪人ではなかった事を窺わせる言動が見られる。
スーパーヒーロージェネレーション
フォーゼステージのラスボスとして登場。勿論超新星化する。
ライダージェネレーション
ショッカーの残党・ネヴァンにより復活。レオと共にミドルエリアの番人として登場。
仮面ライダー ブットバソウル
バトル勝利後に発生する『スーパーブットバソウルチャンスタイム』で大当たりエリアに飛んで行くショッカー戦闘員を妨害するキャラクターの一つとして登場。
関連タグ
光龍騎神サジット・アポロドラゴン:同じくニチアサに登場していた太陽と射手座をモチーフにしたキャラ。何の因果か「ノヴァ」の名を持つ強化形態超神光龍サジットヴルム・ノヴァが存在する。