概要
ニコニコ動画のコメントにて確認された、ORB-01 アカツキを指した言葉。
元ネタは言わずもがな、中立国であるはずのオーブ連合首長国の資源コロニー・ヘリオポリスにおいて、オーブの国営企業モルゲンレーテ社が大西洋連邦に技術協力し開発された初期GAT-Xシリーズを目撃した際にカガリ・ユラ・アスハが言い放った「お父様の裏切り者ォ!」。
アカツキはこの初期GAT-Xシリーズの1機、GAT-X105 ストライクを(無断で)ベースにし開発された機体だが、これが『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』にてオーブの首都オロファトに向けられたレクイエムを特殊装甲ヤタノカガミを用いて跳ね返し、結果としてお父様の裏切りがオーブ国民と国そのものを救うこととなったため生まれたネタである。一見カガリの台詞をもじったおふざけネタに見えるが、一言一句間違っていないのである。
余談
アカツキ自体ウズミが税金を私的流用してカガリに遺したモビルスーツであることから、「オーブ国民の血税が回りまわって国を守った」「ふるさと納税返礼品」などとこれ以外にもネタにされまくっている。とはいえ、この戦いでアカツキを駆ったムウ・ラ・フラガの覚悟を含めアカツキの活躍は『FREEDOM』での裏MVPと評されるほどの大金星であること自体はお忘れなきよう。
アカツキは以前『DESTINY』のメサイア攻防戦にてインフィニットジャスティスとの同時攻撃でオーブに照準を向けていたレクイエムの破壊に成功しており、『FREEDOM』と合わせて2度国の存亡の危機を救った機体でもある。
もしお父様が裏切っていなかった場合、初期GAT-Xシリーズとアークエンジェルが完成しないため、キラ・ヤマトとアスラン・ザラの再会やキラとラクス・クラインの出会いなど、重要な人間関係が築かれない可能性が高まる。兵器面でも、初期GAT-Xシリーズがなければ後期GAT-XシリーズやZGMF-Xシリーズなどが完成しないため、その後の歴史に与える影響は未知数である。ナチュラル・コーディネイターどちらかの絶滅という最悪の事態に至っていないことが、(かなり間接的ではあるが)お父様の裏切りの賜物とも言える。
関連イラスト
アカツキが量産された世界線、賜物が多すぎる
関連タグ
カガリ・ユラ・アスハ:元ネタの台詞の発言者。
ウズミ・ナラ・アスハ:裏切ったお父様。