概要
『ハートキャッチプリキュア』の月影ゆり/キュアムーンライトと『キラキラ☆プリキュアアラモード』の琴爪ゆかり/キュアマカロンが仲良くしているイラストに付けられるタグ。
二人とも紫キュアで高校2年生であるなど共通点が多いが、それと同時に真逆とも言えるくらい相反している部分も多く、事あるごとにお互いなにかと比較対象されやすい間柄にもなっている。
共通点
- 二人とも背が高く、紫色の長い髪を有する。
- 二人とも学力と運動神経も大変良く、才色兼備の優等生として通っている。
- 高貴で気品が高いためなのか、二人とも女性語を常用する。
- そのためなのか大変近寄りがたい雰囲気があり、二人ともプリキュアの仲間以外に友人と呼べるような人物がいないまたは少なく、二人ともストーリー当初は他人に対してやや冷淡である。
- お人好しなキャラが極めて多いプリキュアチーム内にあって、二人とも不審者(敵キャラ)に対する観察力・洞察力・警戒心が大変高い。
- プリキュアでの戦いでは、二人とも熱くなりやすくスタンドプレイに走りがちな仲間たちから一歩引いて、戦況を冷静に分析できる深慮遠謀と言える性格をしている。
- 二人とも優等生ではあるが、明確な夢をストーリー当初からまだ見い出せていない。
- 二人とも師匠とも呼ぶべき頭が上がらぬ達人たちの薫陶を受けている。
相違点
- ゆりは切れ者で生真面目な性格だが、ゆかりは気まぐれでしたたかな性格をしている。
- ゆりはストレートヘアに対し、ゆかりの髪はウェーブがかかっている。
- ゆかりは高い美意識とファッションセンスの持ち主だが、ゆりはオシャレに興味があまりない。
- ゆりは清楚な美しさで、ゆかりは妖艶な美しさ。
- ゆりは普段眼鏡を掛けているが、ゆかりは掛けていない。
- ゆりは中学生の頃からプリキュアとして活動していた(ただし、後述の撃破による約半年間の休止期間がある)が、ゆかりは高校生からである。
- プリキュアのモチーフはゆりが「月」と「百合の花」で、ゆかりは「ネコ」と「マカロン」である。
- ゆりはストーリー後半で仲間に加わる追加キュアだが、ゆかりは序盤で仲間になる初期メンバーである。
- ゆかりは公私において相棒と呼べる存在がいるが、ゆりにはそれがいない。
- ゆかりには自身を慕ってくれる熱狂的な親衛隊がいるのに対し(相棒にも同様にいる)、ゆりにはそれがいない。
- 家庭環境について、ゆりは母子家庭に対し、ゆかりは茶道家の祖母を持つ茶道の家系である。
- 先述の達人たちの薫陶を受けてきたせいなのか、ゆりは空手を生身でも使える達人に対し、ゆかりは茶道の達人である。
- ゆりは一度撃破された事があるが、ゆかりは撃破されていない(サブタイトルになる位、闇堕ち寸前に追い込まれた事はある)。
- ゆりは敵キャラを理路整然とした理論武装でたしなめるのに対し、ゆかりは敵キャラをしたたかさで手玉にとってからたしなめる。
- 無理すんなタグにおいては、ゆりは服装で無理しているが、ゆかりは各種行動で無理している。
- ゆりはスレンダーだが、ゆかりは胸が大きめである。
- ゆりは辛気臭いが、ゆかりは魅惑的である。
- ゆかりには高校に百合夫婦的なパートナーと親衛隊がいるが、ゆりには中学生の仲間とその姉しかいない。
- ゆりのトラウマは自分の影への敗北だが、ゆかりのトラウマは自分の過去に向き合えない。
- 無愛想な所では、ゆりは過去のトラウマから終盤まで無愛想(前述の辛気臭いと同義)だが、ゆかりは完璧すぎて冷めやすかったがいちかとの出会いと同級生のあきらとの百合交際で序盤から心を開いていく。
中の人関係
ゆり役の久川綾とゆかり役の藤田咲はそれぞれのプリキュア声優陣においては最年長にあたり、2018年に新シリーズが始まった某魔法少女アニメで共演を果たしている。