「へへへ、コイツの・・・」
「お任せ下さい!」
登場話:第14話「大変だ!地球沈没」
概要
アンコウの特殊遺伝子を元に作られた合成怪獣。額の触角からは熱線「ヒートビーム」を発し、口内の三門の砲門からはロケット砲の「アンコウロケッター」を連射する。ザゾリヤ博士曰く、「どんな鏡でもヒートビームは跳ね返すことができない」とのことで、戦闘でもかなりの威力を発揮していた。
名うてのレンズ磨き職人・神谷鏡太郎を騙して作らせた巨大レンズでヒートビームを増幅し、「南極作戦」として南極の氷を溶かして陸地を水没させようとした。
活躍
零下50℃でも威力を発揮できるかの実験のため、冷凍倉庫にて氷漬けの状態で安置されていた。イガアナ・ザゾリヤ両博士の元、放熱によって身体の氷を融かして見せ、駆けつけたゴーグルファイブにヒートビームで攻撃。ゴーグルピンクのピンクミラーによる反射も防ぎ、エネルギーを貯めて更なる追撃を繰り出そうとするが、力の浪費を案じてイガアナ博士が撤退命令を出したため、それに従う。
デストピアにて両博士と共にタブーに謁見した際、博士等はタブーとデスギラー将軍から最後通告を受けてしまう。鏡太郎にミラーの研磨を依頼しに来たピンクを襲撃し、ゴーグルファイブにヒートビームを喰らわせて撤退。デスギラーは鏡太郎が仕上げたレンズを奪い、彼の娘・千鶴を人質にとった上で鏡太郎に偽のレンズを磨かせる芝居を打たせ、ゴーグルファイブを引き付けた隙にレンズをデストピアに運ばんとする。
しかし鏡太郎が真実を告白し、千鶴はゴーグルファイブに居場所を知らせるべく車に自身の名前入りのペンダントを掲げて陽光の反射で場所を知らせるという、親子の勇気ある行動の前に輸送を阻止される。レンズ越しに強化したヒートビームでピンク以外の4人を攻撃するも、鏡太郎が磨いたピンクミラーにビームを反射され、レンズを破壊されてしまう。戦闘ではヒートビームやアンコウロケッターで挑むも、ゴーグルリボンやリボンスパーク、ピンクダイヤバトン、ゴーグルボンバーの連撃を受けたところにゴーグルビクトリーフラッシュを受けて倒される。
アンコウコング
リフレッシュパワー光線で甦ったアンコウモズーが搭乗するコング。アンコウロケッターや、同心円型のヒートビームを繰り出し、敵を葬り去る。
ロケッターやヒートビームでゴーグルロボを攻撃してロボコックピットの温度をレッドゾーンにまで上昇させ追い詰めるが、ゴーグルシーザーのミサイルを受け怯み、冷凍光線でゴーグルロボを冷却させられてしまう。ゴーグルフラッシュからのビクトリーパンチを受けて倒れたところに地球剣・電子銀河斬りを喰らってアンコウモズー諸共爆散した。
敗北後、ザゾリヤ・イガアナ両博士はタブーの目からの光線で制裁を受け、タブーはデストピアの進路を南極にとるようデスギラーに命じるのであった。目的は1つ、暗黒科学の伝説的英雄を蘇らせんがために・・・。
余談
左目はデザイン画では白色だが、実際のスーツでは緑色になっている。
本話より、コング襲撃シーンにて、扉に乗せられたコングの正面の俯瞰図が挿入されるようになった。
関連タグ
アンコウネジレ/コムタン:15年後に登場する次のアンコウモチーフの後輩怪人。こちらも所属組織が邪悪な科学を扱う点や、アンコウの遺伝子を元に生み出された点が共通している。