「この殺人音波をご覧あれ!」
概要
『仮面ライダー(新)』第19話「君も耳をふさげ!オカミジン殺しの叫び」に登場。
魔神提督がイギリスのエジンバラの荒野より呼び寄せた狼型改造人間。
スカイライダーの抹殺を使命しており、ネオショッカーの内通者の情報を得て超音波研究所の野村博士が誤って開発してしまった“殺人音波発生装置”を体内に組み込み、口から殺人音波『殺しの叫び』を発生させる能力を身に付ける。
鳴き声は「アオォォーン!」
上記の殺人音波『殺しの叫び』のほか、首と胴体を分離させ独立させた首と共に相手に襲いかかる能力を持っており、相手に噛みついて鋭い牙で相手を噛み砕く攻撃や直接殺人音波を相手の体に流して敵を葬り去る。
また、『殺しの叫び』は巨大なメガホンを用いて増幅させて相手に浴びせることも可能で、ショッカー怪人・セミミンガやギラーコオロギと同じく一度狙われれば防ぎようが無い上に怪人の周囲に居る仲間たちにも被害が出てしまう為、その対策として彼の配下であるアリコマンドたちには専用の耳当てが支給されている。
また、狼の改造人間だけあってその嗅覚は人間の三千倍もある。
『殺しの叫び』でスカイライダーを窮地に陥れるが、スカイターボのエンジン音で『殺しの叫び』をかき消され無力化された所を接近戦に持ち込まれ“殺人音波発生装置”を破壊されてしまい弱体化。
胴体を『スカイキック』で破壊されるが、残された首だけの状態になってもなおスカイライダーに襲いかかるも、最後は『スカイキック』を受け爆散。今度こそ止めを刺された。
その後、第27話において今までライダーに倒された怪人たちの設計図を基にして制作された簡易型の怪人たちで構成された二世部隊の一員として登場。
ヒルビランの招集に応じてやって来るも、大首領直属の命を受けやって来たグランバザーミーに反抗的な態度を取った為、見せしめとして首を撥ねられそのままライダーたちと対決すること無く爆死した(オリジナルと違って首を撥ねられたぐらいで死んだのは簡易型故に首を分離する能力がオミットされていた為だと思われる)。