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カラテロイド

からてろいど

カラテロイドとは『特命戦隊ゴーバスターズ』に登場する敵怪人で、メサイアロイドと呼ばれる強化型メタロイドの1体である。
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「ワチャーー!そんな、馬鹿な~!」

CV/スーツアクター:村岡弘之


データ編集

身長:198㎝

体重:265㎏

製造モチーフ:拳サポーター

推奨動作環境:空手道場(門下生20名以上)

メサイアカード:「03」

メサイアの力を宿す部位:左脚

オーダー:メサイアの完全復活に向け、人間の闘争本能のデータを集める


概要編集

拳サポーターにメサイアカード「03」が融合した事で製造されたメタロイド。白いヘッドギアと道着で身を包んだ空手家の様な外見をしており、両肩の黄色い肩当てとメサイアの力の宿った左足が印象的である。


誕生した当初はメタロイドとして完璧に成長し切れていなかった為、外見も素体となった赤い拳サポーターのままだったがそれでも活動が可能で、自身の手足となる人間の体を乗っ取って活動。

成長してメタロイドとしての身体を得てからは並外れた格闘能力で空手を中心とした様々な武術をマスターしており、メサイアの力を宿した赤い左脚で「ワチャー!」という奇声と共に凄まじい足技を繰り出す


劇中では「強くなりたい」と願う沢井ケンタと言う少年の両手に巻かれていたサポーターと融合して彼の肉体を乗っ取り、人間の闘争本能のデータの収集に乗り出した。


活躍編集

製造の過程は描かれていないが、強さを求めて某所の空手道場に通う少年・沢井ケンタの両手に巻かれていた赤い拳サポーターに「03」のメサイアカードが融合して誕生。当初は姿を見せず、彼の肉体に憑依した状態で他の先輩門下生を容赦無く倒していた。程無くしてエネトロンの異常消費を探知した特命部からリュウジヨーコが派遣されて事情聴取に赴くが、ケンタはパンチで応戦して逃げようとする。

だが、直ぐに2人に追い付かれてメサイアカードの所在を聞かれるも「知らない」と惚ける一点張り。

そこへエンターが現れてバグラーを嗾けるも、レッドが駆け付けてゴーバスターズは3人で応戦。一方、逃げるケンタはバグラーを拳サポーターを着けた拳で倒すと言う異常な戦闘力の高さを見せ付ける。


その様子を見たリュウジは逃げるケンタの前に再度現れ、特命部で保護すると共に拳サポーターを外す様に説得するが、当のケンタはこれを拒否してリュウジの鳩尾を殴り飛ばす。その時のケンタの意識は、嘗てのパラボラロイド2の時と同じ様にメサイアに支配されていた。


メサイアに操られるまま街へ繰り出すと、ケンタは拳サポーターから無数のケーブルを伸ばしてで人々の手に同じ物を身に着けさせて操る。


「戦エ!私ニ最上ノデータヲ!戦エ!」


ケンタに憑依したメサイアに操られ、拳サポーターを着けられた人々はケンタに襲い来る。そうしてケンタの肉体で戦う事で闘争本能のデータを集めて行く様子を、エンターは「人間の強い攻撃本能データを集めるのはマジェスティにはまたと無い、有効なデータとなるでしょう」と言って面白そうに眺めている。

するとそれを止めようとリュウジが乱入するも逆に蹴飛ばされ、尚もメサイアはケンタの身体で闘争本能のデータを集めて行く。更にエスケイプまで現れるがその相手をマサトJ、遅れて駆け付けたレッドとイエローに任せてリュウジはケンタを人気の無い駐車場へと連れ出す。その猛攻に熱暴走寸前まで追い詰められてしまうリュウジだが、必死の説得によってケンタは漸く動きを止める。

すると再び「モットデータヲ…力ヲ!!」と言うメサイアの声と共に拳サポーターが近くのトラックから微量のエネトロンを吸収、ここで遂にカラテロイドが姿を現す。


改めてリュウジもブルーバスターに変身。パワードカスタムで応戦するも、カラテロイドは身軽な動きで翻弄しながら、これまで集めたデータに裏打ちされた格闘術で追い詰め、そしてとうとうブルーは熱暴走を起こしてしまう。

生成した巨大な岩を投げ付けて強襲するブルーに対し、カラテロイドはこれを粉砕するもそのまま大ダメージを負う。

そこへ駆け付けたイエローがパワードカスタムとなって駆け付け、ライオブラスターにエネトロンをチャージして放った為、カラテロイドは上記の台詞と共に爆散した。


一方、カラテロイドの製造と前後して出現したカラテゾードはそのままエネトロンタンクを目指して進軍。其処へ待ち構えていたバスターヘラクレスゴーバスターエースを持ち前の格闘術で翻弄する。然し、バスターヘラクレスに動きを背後から止められた隙を突かれ、レゾリューションスラッシュを喰らい爆散した。

メサイアカード「03」も爆散と同時に砕け散ったが、カードの集めていた「人間の闘争本能のデータ」は13番目のカードに転送されていた。


余談編集

モチーフには拳サポーターの他にも空手家と道着とヘッドギアも含まれている。


基本的にメタロイドは器物が名称となるが、こちらは「空手」と言う器物ではない抽象的な物が名前で使われた唯一の存在である。

しかしながら、メイン脚本家前々作次作では空手がストーリー上重要なファクターとして登場することを思えば、そのチョイスも納得がいく…かもしれない(ライダーでも空手…と間違えて相撲を身につけた奴もいる)。


声を演じた村岡氏はスーパー戦隊シリーズを中心に活躍するスーツアクターで、今作品でも多くのメタロイドのスーツアクターを演じている。

また、カラテロイドの登場したMission39の舞台となった道場の門下生や街のエキストラにはゴーバスターズやメガゾードのスーツアクター達も混ざっている。

今回から宇宙戦隊キュウレンジャーメシウバインダベーまで、JAE所属のスーツアクターが一般怪人の声を担当する事はしばらくなくなる。


語られる程では無いが、今作のケンタの父親は息子であるケンタにはかなり厳しい指導をしているが、今回の描写を見てみる限り一歩間違えると現実では、児童虐待で逮捕されるおそれがある。


関連タグ編集

特命戦隊ゴーバスターズ ヴァグラス メタロイド メサイアロイド


ドームロイド:前回登場した格闘繋がりのメタロイド。

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