概要
各シリーズ全体を指してのコラボタグ「キュアライダー」の派生タグの一つ。
2023年放送の『ひろがるスカイ!プリキュア』に、主人公プリキュアの一人として「キュアスカイ」が登場すると発表されたのに伴い、同じく「スカイ」の名を冠する「スカイライダー」(『仮面ライダー(スカイライダー)』)との名前繋がりから生まれたタグである。
プリキュアと仮面ライダーの、「変身後での名前繋がり」が生じるケースは意外にもそこまで多い方ではなく、過去に遡っても同様のコラボタグは「キュアBLACK」や「キュアパインアームズ」、「キュアハート・ロイミュード」などが存在する程度である(逆に変身前の名字か名前が一致するケースは読み方が同じ物も含めるとそこそこある)。
『ひろプリ』放送開始前の2023年1月時点では、共通項として前述の通り「名前に「スカイ」が含まれる」こと、それに「空に関連する要素・能力の持ち主である」ことが指摘されている程度であるが、今後の放送開始に伴ってそれ以外の共通項も出てくるのか、さらなる情報の開示が待たれるところではある。20周年記念作品として過去作の主人公の登場を期待する声が『ひろプリ』にあり、オールスター映画が発表され、スカイライダー劇場版と似た展開となっており、テレビシリーズにおけるゲスト出演に期待が高まっている。
また、ソラの父親のシド・ハレワタールは、筑波洋を再生させた志度敬太郎という名前の読みが一部同じの主人公の関係者で、放送途中に演者が逝去してしまった事も共通する。
相違点としてはスカイライダーが「原点回帰」を目指して制作されたのに対し、『ひろプリ』は「伝統からの脱却」を主軸としている。
また上記のイラストでもネタにされているように、スカイライダーが番組後半の展開に合わせて、アイデンティティとでもいうべき飛行能力(セイリングジャンプ)を殆ど使わなくなったことから、キュアスカイ(や、『ひろプリ』に登場する他のプリキュアたち)も同様に番組後半にパワーアップしてからは空を飛ばなくなるのでは、と半ば冗談交じりに囁かれていたりもする。
セイリングジャンプをプリキュアの技で例えるとすれば、物語当初からの個別技がそれに近いポジションと言えるが、近年の初期メンバーは早い段階で追加のアイテムなどを駆使した合体技に移行してしまい、実際に各メンバーの個性が薄れる懸念もない訳ではない。とはいえ、前年の『デリシャスパーティ♡プリキュア』のハートジューシーミキサーが、久々に個別技としても使える仕様のアイテムとして登場し、キュアフィナーレが加入した後もしばらくは単独で目立つことも出来たので、こちらもヒーロー物なら決まり手のワンパターン化がないことを祈りたいところである。
本作の合体技『プリキュア・アップドラフト・シャイニング』の初登場は第5話。この時点ではキュアプリズムが登場したばかりである事とカバトンが文字通り身を削って生み出したランボーグと言うピンチが重なった結果、新たな力を授かったと言う関係上、毎回このようなパターンのランボーグが登場するとは限らず、状況に応じた使い分け型になると思われる。
関連タグ
風都探偵:『仮面ライダーW』を題材にした漫画及びアニメ。同作品にキュアスカイを演じる関根明良がメインヒロインとして出演した為、2年連続でテレ朝系のアニメに関わった事になる。
また、『W』『ひろプリ』双方にレイモンド・チャンドラーの名セリフをオマージュした歌詞が存在する。
キュアプリズムビッカー:同じく仮面ライダーW』繋がりのネタ。
歴代プリキュア出演者で『仮面ライダー(スカイライダー)』に出演した人物