データ
別名 | 古代怪鳥 |
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身長 | 77m |
体重 | 4万6千t |
出身地 | 太平洋・ポイント3166 |
概要
第16話「生きていた幻の鳥」に登場。
元は小さな鳥だった幼鳥・モアが治療で受けたX線や電気ショックの影響で巨大化した姿。
鋭い嘴や爪で攻撃するほか、巨大な翼で飛行し、これを使って大型タンカーも揺るがすほどの強烈な突風を巻き起こす。
自分に優しく接してくれたムツミを探して船を襲って女性を捕まえるも、ムツミでないと知ると投げ捨てたりもしながら、ムツミを見つけると連れ去る。ただ悪意は全くなく、誤って海に落としてしまった時は彼女を襲う鮫を一蹴りで追い返していた。
空中での挙動はジョーニアスを上回っており、ムツミを救出する為にやって来たジョーニアスを苦戦させるが、最後はムツミの頼みを聞いたジョーニアスのリトル光線で元の姿へと戻り、新たな安住の地を求めて何処かへと飛び立っていった。
モア
別名 | 幼鳥 |
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身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
出身地 | 太平洋・ポイント3166 |
極東ゾーンの太平洋上のポイント3166に存在していた謎の発光現象を起こしていた無人島に棲息していた絶滅したといわれるモアによく似た小さな鳥。翼の下にもう一対小さい退化した翼を持ち、飛行の際は二次的に大きな翼を得て、それを羽ばたかせて空を飛ぶことができる。
絶滅した飛べない巨大な鳥のモアが小さくなったような姿をしている為、生き延びる為に進化の過程で体を縮小化させ飛行能力を持つようになったモアの末裔ではないかと科学警備隊は推測していた。
住んでいた島が地殻変動で海の底へと沈み棲み処を失った為、新たな住処を求めて飛んでいた所、事故で豪華客船・サフラン丸のブリッジの窓に激突して大怪我を負って船上に墜落してしまうが、気味悪がられて船倉にそのまま放置されていたところへ、海上で起きた変異(モアが住んでいた無人島現象)の調査へ向かった後に連絡を受けた星川ムツミに助けられ船医の手当てを受ける事になる。
治療の一環としてX線や電気ショックを施されるが、それが原因で(本作では)標準的な怪獣サイズ=キングモアへと変貌してしまった。
なお、モアが傷の治療の為にX線や電気ショックを施されてキングモアへと変貌したのは一種の先祖返りを起こしたものと推測されている。
余談
- 結果として助かったのだが、この作品の傾向的に『ムツミ隊員が止めなければモアはジョーニアスによって命を落としていた』可能性が高いと言われている。
- そしてこの時にモアが救われた事は結果的に別の怪獣を救う事にも繋がった。
- 「ウルトラマン超闘士激伝」ではこの回を踏まえ、第二回大会でムツミをモデルにした女性隊員がミューの世話をした城野エミがモデルの女性隊員と共に看護班として登場している(マニアックなネタがとかく目立つ本作では友里アンヌでは在り来たりなためか)。
関連項目
アルテスタイガー怪獣イザク(イザクプラチアード):絶滅動物が怪獣化した繫がり。